第五話：黒いモノ

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青「 ねぇ、赤くん 」

「 桃、さんのこと、どう思う？ 」

赤「 …？ 」

青「 …赤くんの能力的に見て、ってこと 」

赤「 あー、そっちね 」

「 俺から見たら、桃くんの後ろにね 」

「 …黒いモノが見える 」

「 ものすごく、怖いような、そんな感じの 」

青「 ……僕とほとんど同じだね 」

赤「 そうなの？ 」

「 その黒いモノの中に、何かあった？ 」

青「 …モノ…と言うか、僕から見たら 」

「 箱…？に近い、かな 」

「 ヒビが入ってて、中には桃さんが 」

「 たくさんの人に囲まれてた 」

赤「 …そっか 」

「 俺を助けたあと、どんな恐ろしいことが 」

「 あったんだろうね 」

青「 …そうだね 」

「 今も病院に行って無事だといいんだけど 」

赤「 …うずくまってたし、 」

「 熱中症、とかだけだといいんだけど… 」

青「 そうだね… 」

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桃「 …貧血、ですか 」

医者「 うん 」

「 また、切ったんでしょ 」

桃「 …辛くて… 」

医者「 …体、大事にしないと 」

「 また倒れるよ…？ 」

桃「 いいんですよ、ｯ…笑 」

「 俺だけの体なら、どうなっても…笑 」

医者「 …何かあったら、来てね… 」

「 今度は誰かにじゃなくて 」

「 自分の足で 」

桃「 …できたら、来ます 」

医者「 待ってるから、笑 」

桃「 ……… 」

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桃「 …… 」

「 青色髪のあいつは…なんで、俺の事… 」

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青「 大丈夫じゃないから…ｯ、 」

「 皆じゃ辛かったから…ｯｯ゛！！ 」

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桃「 俺の事見透かしてんのかよ…笑 」

「 ……あぁ、死にてぇなぁ… 」

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帰宅なう！！！

今日はずっと歩いてたから疲れたw

もうすぐで毎日投稿終わっちゃうね

投稿日：八月一日