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このシリーズの第1話が何故かAIのセンシティブセンサーに反応してしまったっぽくて😭
それっぽい単語はなんとなく修正したのですがなかなか解除されず😭
どうしたらいいですかね😭
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探しに行こうと重い腰をソファから持ち上げようと足に力を入れようとしたところで山中が話し出した。男でも見とれるような美しい顔面を少し歪ませながら聞く。
「じんちゃん、朝はやちゃんと喧嘩した?」
「……は?」
喧嘩?そんなのここ数ヶ月全くだ。吉田が一方的に怒ったり説教したりはあっても佐野がそれに逆上したりすることは全くなかった。今朝だって甘い朝を一緒に過ごしたばっかりだと言うのに。
「してないけど、なんで?」
「え、してないん!?」
「じゃあなんで……。」
なんの事だか吉田には全くだった。が、今話題の中心人物である佐野が楽屋に入ってきて3人が困惑してる理由がわかった。佐野から真っ暗なオーラが感じ取られた。思わず背筋を伸ばしたくなるような、氷のように冷ややかな目。話しかけようと口を開けたが言葉が出てこない。いつもみたいにちょっと悪態をつきながら何があったのか聞きたいのに開かれた口からは言葉にならない空気が漏れて抜けていくだけだった。
佐野は吉田をほんの一瞬見るとすぐに逸らす。吉田は目が合ったのか、あっていないのかそれすら分からない程の少しの時間向けられた視線に体を固められた。
佐野はゆっくり移動すると誰も座っていないソファに座ると机に置いてあった適当な雑誌を手に取りこれもまた適当にページをめくるとそれを顔に被せて寝てしまった。その間ほかの4人は動くことは愚か、声を出すことすらままならない程のどす黒い何かを佐野は放っていた。
なるほど。と吉田は心の中で納得する。きっと吉田が来る前にも佐野は楽屋にいて、3人はこの空気を察知したのだろう。山中からのLINEもこれが原因だろうと、吉田の脳内で繋がる。
少なくとも佐野は家を出るまでは普通だった。
家を出てから今まで、たった数時間。彼の身に何があったのか。吉田は知る術を持っていなかった。
曽野が耐えられないとでも言いたげに急に立ち上がると塩﨑の元に向かい昨日食べた夜ご飯の話を大きな声でしだした。最年少なりに重い空気を変えようとしているのだろう。塩﨑もそれに乗り、いつもより調子は悪いが元気に振舞っている。
すると佐野は顔に被せていた雑誌を少しずらして片目だけ覗かせると、2人に向ける。その刺すような視線に2人は体を震わせ黙り込んでしまった。
コンコンとこの重い空気に似合わない軽い音が楽屋中に響いた。外からスタッフの声が聞こえてくる。YouTubeの撮影準備が整ったらしい。とてもじゃないがそんな雰囲気ではない。写真の撮影ならまだしも、YouTubeという俺らの普段の明るい様子を楽しみにしてくれてるファンが見てくれるコンテンツに今のM!LKが出れるだろうか。いや無理だ。
全員がそう思った。
「っし!行くか!」
声がした方向を見ると、先程までの黒いオーラはどこに行ったのか、いつも通りの佐野がそこにいた。腰に手を当てて立ち上がり、明るい笑顔を見せる。それは正真正銘いつもの、みんなが知ってる”佐野勇斗”だった。
4人の脳内は混乱でぐちゃぐちゃになっていた。そんな4人を置いていくように佐野は楽屋から出ようと扉に手をかける。「置いてくぞー?」っと手のひらをヒラヒラと振りながらいつも通りふざける佐野に曽野は心底安心した様子でニコニコで追いかける。
塩﨑と山中はまだ疑問の残る顔をしていたがとりあえず大丈夫そうな佐野を見てホッとしてる様子だった。
ただ一人。吉田を除いて全員が安心した。
吉田だけまだ疑っていた。なんなら余計に疑いの念が強くなった。
おかしい。おかしすぎる。あんなの勇斗じゃない。
佐野はいつもは元気にチームを引っ張っていってくれる存在だが、人間誰しも完璧とは行かない。不機嫌な時ももちろんある。吉田は今回もそれだと思った。朝のドラマ撮影で何かあったのか、SNSで嫌なことでも書かれていたのか。今まで何回かあの黒いオーラを感じることはあった。その度に吉田は恥ずかしさを押し殺して佐野を全力で甘やかしてストレス発散に付き合ってきたのだ。
だがあの目線だけはおかしい。あの睨みつけるような、突き刺さる視線。あれをメンバーにましては佐野がいつも吉田とふたりになると、可愛くて仕方ないと言っている最年少の曽野に向けるなんて。
吉田は大きな違和感を胸に抱えたままYouTubeの撮影に臨んだ。
コメント
1件
のりもちさん、第3話読ませていただきました! 冒頭のセンサー話、大変そうですね…でもそのおかげでこのお話に出会えたので、読めてよかったです。 佐野くんのあの“どす黒いオーラ”、本当に怖かったです。普段の明るい姿を知っているからこそ、あの静かな怒りみたいな空気がゾッとしました。でも、すぐに「っし!行くか!」って切り替える強さに、逆に不安が募る…。吉田さんだけが「あれは勇斗じゃない」と疑うラスト、続きがすごく気になります! 心理描写が細やかで、4人の動きもそれぞれ違ってて、本当にその場にいるみたいでした。続き楽しみにしてますね🌷
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みえりな@多忙の為あまり居ない
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