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宮舘は面白い。
それが渡辺の宮舘と一緒にいる理由の1つ。
グループ内では、あまり話さない。
仲良くしない。
これは、2人で決めたこと。
知られたくない恋だから。
だが渡辺は、うっかり目黒に言ってしまった。
内緒にしてもらってる。
時々、愚痴を聞いてもらったりしている。
きっと、今回の件も目黒に話すだろう。
愚痴だけでなく面白い話もしているからだ。
早速、会った日に話してる。
渡辺ーどう思う?
目黒ーだてさん、面白いね。
渡辺ーだろ、俺のこと美化し過ぎだし、目黒と付き合ってるのだろうかだって。
目黒ー翔太くんと付き合うの大変かも。
渡辺ー何で?
目黒ーサウナ行くし、美容ケア行くし、焼き鳥好きだし、俺は家で2人で料理作って食べたり、ゆっくり話したいと思うし。
渡辺ー俺だって、涼太の家でゆっくりしてるぞ。
目黒ーでも1週間に1回か2週間に1回くらいでしょ、俺ならもっと会いたいもん。
渡辺ー少ないか?
目黒ーだてさん、寂しいと思うよ。
渡辺ーむ〜。
口を尖らせている。
子供みたいだと目黒は思う。
そこが可愛いんだけど、言ったら怒りそうだから言わない。
黙っていても気を使わない、大事な友達だから話も聞くけど、宮舘には同情してしまう。
目黒に言われたからでもあるが、会う時間をもう少し増やそうかと思う。
宮舘は喜ぶだろう。
渡辺ー涼太。
宮舘ーん?
渡辺ーもっとこの家に来る。
宮舘ーえっ?
渡辺ーだから、もう少し会いに来るのを増やす。
宮舘ーえっ?えっ?ほんと?
渡辺ーん、寂しいだろう。
宮舘ーほんとに来てくれるんだね?
渡辺ー来るったら。
宮舘ー翔太!
強く抱きしめられた。
背中をポンポンとし、笑っていると宮舘の顔が近づく。
優しくキスしてまた抱きしめる。