テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちは。AYA🫧です!
2作品目「無音病」を連載します。
書き方にまだ慣れてなくて
日本語がおかしいところも多々ありますが
温かく見守ってくれると嬉しいです🙌
⚠ ご本人様とは一切関係ございません。
こちらの作品はnmmnです。
実在する人物がモデルとなっております。
以降の物語は全てが創作です。
注意して読んでください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
< 設定 >
大森元貴(16)
▪️好きになる程、好きな人の声が
聞こえなくなる病気(無音病)を患っている
▪️若井が好き
若井滉斗(16)
▪️大森の同級生で親友
▪️学年問わず色んな人からモテている
藤澤涼架(18)
▪️2人の先輩で、小さな頃から仲がいい
▪️大森の相談によく乗っている
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
< プロローグ >
最初に消えたのは、声だった。
世界が無音になったわけじゃない。
教室のざわめきも、チャイムも、
廊下を走る足音も、全部あった。
ただ、
一人分だけ、音が抜け落ちた。
8,422
それに気づいた瞬間、
僕は、なぜか確信してしまった。
――ああ、好きになったんだ。
人は、好きになった瞬間のことを
覚えていないらしい。
でも僕は覚えている。
昇降口で、
少し振り返って、
名前を呼ばれた、あの一瞬。
口は、確かに動いていた。
でも、その音だけが、届かなかった。
胸が、ひどく鳴った。
それが恋なのか、
恐怖なのか、
その時は分からなかった。
僕は、知っていた。
この病気のことを。
「無音病」と呼ばれるそれが、
好きな相手の声だけを奪うことを。
だから、
恋はしないと決めていた。
決めていたはずだった。
好きになるほど、
近づくほど、
世界は静かになる。
その代わりに、
視線や、距離や、
沈黙だけが、やけに鮮明になる。
それでも人は、
手を伸ばしてしまう。
聞こえなくなると分かっていても。
◇
この物語は、
失われた音の話であり、
それでも離れなかった二人の話。
声が消えても、
世界が残ることを、
僕が知るまでの話。
そして――
それでも、人を好きになってしまう話。
静かな恋は、
もう、始まっていた。