テラーノベル
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レースから離れてから1ヶ月。
レースに出てこないアタシを心配した電話が、学園にいくつも来たので公表することにした。
もうレースにはでない、と。
でも、それは流石に自分の口から言いたかった。アタシの走りを楽しみにしてくれてた人もいるわけだし。
だから、ビデオメッセージを残した。
「あー、これ、ちゃんと撮れてんのか?」
「、、えと、まずはみんな、心配してくれてありがとな。怪我とかではないってことだけは伝える。」
「でも、、っ、」
もう、レースには、、レースに、、は、、
「ゴルシちゃんもう気分乗らなくてさっ!走るの辞めるんだっ!」
「だからこれからは色んなとこでアタシ見かけると思うから、ぜひ、っ、声かけてくれよなっ!」
「レースに出なくても、ゴルシちゃんはゴルシちゃんだからさっ!」
「じゃあ、おまえら!まったなー!!」
ブチッ
乱暴に録画ボタンを切る。
よし、これを編集して、ぱかちゅーぶに上げれば、。
、、、っ
投稿ボタンが押せない。
なんでだ、?みんな心配してんだ。早く安心させないとじゃねぇか。
ポチッ
瞬く間に再生数は伸び、世に
『もう、ゴールドシップはレースに出ない』
と知らしめたことになった。
コンコンッ
「ゴールドシップさん。海へ、行きませんか?」
「え、?」
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