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「ゴールドシップさん。海へ、行きませんか?」
ドア越し、唐突に言われた。
「うみ、?」
「はい。と、言ってもここからずーっと遠くの、メジロの別荘があるところですが。」
「、、なんで行く必要が?」
「行ってからのお楽しみですよ。さぁ、着替えで出てきてください。」
「、、。」
でも、周りの目とか、、
「大丈夫です。寮のすぐ側に車がありますから、そちらで向かいましょう。」
「、、わかった。」
ガチャッ
「、マックイーン、。」
「、、行きましょう。」
久しぶりに見たゴールドシップさんは、今までとはまるで真逆。
目の下にクマはあるし、目にハイライトがない。
ヘッドギアも、おそらくあの日からつけてないのでしょう。
ゴールドシップさん。必ず、レースに復帰してくださいね。