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初コメ失礼します.ᐟ.ᐟ すごく素敵な作品でした✨ 可能であれば続きも書いてほしいです🙇♀️ きっと書くのめんどくさいと思うので無理せず書けたら書く〜ぐらいで大丈夫です🫶 素敵な作品に出会えてよかったです🥲長々とすみません💦
兄弟恋愛(?)そういうの好きだから嬉しいです!今日も美味しかったです!
【 弟に彼女ができた 。 】
︎ ✧ 蘭竜 . 竜蘭
︎ ✧ モブ竜
︎ ✧ BL
地雷サンばーいばい 👋🏻🎀
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃 .
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< 蘭 視点 >
突然話しがあるといわれ
片手に持っていたスプーン
を置いて目を向ければ言い
にくそうに口ごもっては、
〝 好きな奴ができたんだ 〟
そう口にして照れくさそう
に髪先を弄った .
蘭「 、は ッ ? 」( 苦笑
竜「 ⚪︎⚪︎って奴 、まだ片思いだけど 、」
蘭「 … 」
なんだよそれ 、言いかけた
言葉を言ってはいけない
そう我にかえって飲み込む .
なんと言うべきなのか、普通
おめでとう ! と言えばいい
でもそれが俺にはできない .
だって俺は 、灰谷竜胆が
好きだからだ .
竜「 、兄ちゃん ? 」
蘭「 あ、うん . 」
竜「 でさ … デートの仕方とか 、」
蘭「 … 」
竜「 教えてほしくて 、」
兄弟を好きなんて言えない
しかも、男同士だ .
今の時代そんな多様性なく
同性恋愛なんて叩かれる .
だから我慢してきたのに 、
ここで壊れるなんてな .
あげく、デートも女の好み
探しに俺が付き添うことに
なった時はわざと嫌いそう
なもんを勧めた .
竜「 ありがと 、兄ちゃん 」 ( 微笑
蘭「 … やっぱり 、こっちの方にしな? 」
竜「 ぇ 、うん . 」
選ぶ時の横顔は引き込まれる
綺麗で整った顔 .
俺と似てるのに全然違う顔だ .
勧めれば、竜胆がありがとう
と微笑みかけてくる .
その11㎝の距離がもどかしく
感じた .
ダメだ、兄弟として恋を応援
しなきゃダメなんだ .
そう思った、だって悲しい顔
をされるのが1番辛いから .
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ある日、突然呼び出された
俺は勿論いい話なんだろう
と微笑みながらも部屋に
向かった .
蘭「 どーしたの ? ♡ 」
竜「 、あのさ 」
蘭「 うん . 」
竜「 俺 、⚪︎⚪︎と暮らすことにした . 」
蘭「 ぇ ? 」
竜「 兄貴のおかげで付き合えてさ
そこから同棲しようって … 、」
蘭「 で、でも … まだそんな歳じゃ 」
竜「 あっちの親とも話しつけてる . 」
蘭「 … 」
突然呼ばれて話を聞けば
同棲するなんて言葉が耳
に入った .
嘘だって思えば思うほど
苦しくて仕方なかった .
竜胆の真剣そうな眼差しは
きっと俺の返事待ちだ .
でも例え拒否したって相手
の親と話をつけてるまでし
て了承しないわけがない .
蘭「 竜胆 、大切にしろよ? ♡ 」
竜「 … !! 」
蘭「 女って繊細だから 」
竜「 うん 、!」( 泣
蘭「 何泣いてんの …
それじゃ彼女守れねぇーぞ ? ♡ 」
竜「 わ、わかってるし 」( 涙拭
なぁ、なんで竜胆がないて
んだ … 俺の方が泣きたい
気持ちで溢れてるのに 、
兄弟でいることに不快感を
覚えたのは今日が初めてだ .
蘭「 いってらっしゃい . 」
竜「 ん 、ばいばい兄貴 . 」
嗚呼 、ドッキリだったって
扉をもう一度開けて欲しい .
静かで冷たい玄関に1人突っ
立ってるなんて惨めだ …
さようならなんて絶対言えな
かった 、そしたらもう一生
会えない気がしたから .
竜胆が微笑みかけて必死に
なる相手はどれほど前世で
良い行いをしたのか .
蘭「 帰ってこいよ . 」
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時が経つのは早くて気づけば
もう成人して大人だった .
1人、今でも家にいる毎日だ
った中、俺の前に1本の電話 .
〝 梵天に入れ 、蘭 〟そう
聞いたことがあるような声
がして疑問を抱いていると
電話がプツと途切れた .
蘭「 佐野万次郎ねぇ ー 、♡ 」
重い足で夜の街を歩けば
数人の派手な女が腕を絡め
〝 お兄さん遊びません ? 〟
と逆ナンをしてくる .
興味ない 、忙しいと言って
腕を振り解きまた足を進める
女にモテるくせになんで弟に
は … とフラッシュバックし
そうになった .
蘭「 ぇ 、ここ? 」
?「 来たかよ … 入れ 」
蘭「 、… ?? 」
?「 見てんじゃねぇーぞ 、くそ谷 」
蘭「 三途じゃん . ♡ 」
天竺当時から目をつけてた
女顔の奴 .
ムーチョにずっと付き纏っ
てたけど実際はマイキーが
本命らしい 、笑えんだろ ?
その後無視され、銃を頭部
に突きつけられたから大人
しくついていくことにした .
ガチャッ
春「 、早く席座れ . 」
蘭「 はーい ♡ 」
つくづく、冷たいなぁと
少し寂しさを感じる .
しばらくすればどんどん
人が入ってきた .
勿論、全員見知った奴な .
そして、最後のやつが入っ
てくる音がして視線を向け
れば2人の姿 .
蘭「 、ぇ ? 」
竜「 久しぶり !! 」
⚪︎「 … この人が蘭さん !? 」
竜「 そうそう !」
⚪︎「 竜胆と一緒でかっこいい . 」
竜「 だろー? 」
え、なんだよこれ .
連絡が一切なかった弟は
髪を伸ばし染めていた .
こんなの、竜胆じゃない
いつの間に … ?
隣にいる女に目を向ければ
派手な服を着てお揃いの
指輪を手につけていた .
蘭「 、結婚したの? 」
竜「 … うん 」( 頬赤
⚪︎「 可愛い 、照れすぎだよ ~ . 」
蘭「 … 」
⚪︎「 灰谷蘭さん 、改めて宜しくです . 」
蘭「 、うん . 」
人前でイチャイチャされる
のはイラつくけどこれだけ
は心臓が傷んだ .
蘭さんなんて、呼ばないで
欲しかった .
名前は⚪︎⚪︎ … 灰谷⚪︎⚪︎だ .
俺と竜胆だけの名字じゃな
くなったとわかると気持ち
悪さが汗とともに伝う .
⚪︎「 蘭さん ~ !! 」
蘭「 ん、? 」
竜「 あ 、また2人で話してるっ 、」
⚪︎「 ごめんって ー 、竜胆の話してたの !」
竜「 ぇ … 」( 頬赤
⚪︎「 すぐ照れるなぁ 、っ 」
竜「 うるさい 、⚪︎⚪︎の方が照れてるし 」
⚪︎「 … 」 ( 照れ
なんで、俺を囲んで …
なんて何回思ったことか .
今すぐにでも、ボールペン
を女の首に突き立てたい .
そんなことを考えてる俺は
最低なんだろうけどな .
蘭「 、これで … 仕事終わりか ー ♡ 」
⚪︎「 お疲れ様です っ !! 」
蘭「 … ん 、」
⚪︎「 蘭さんってドライですよね . 」
蘭「 まぁ 、」
⚪︎「 やっぱり兄弟だからなんですかね … 」
蘭「 何が? 」
ギュッ
蘭「 は ッ ? 」
⚪︎「 … 好きになっちゃいました ❤︎ 」
蘭「 、御前それ本当に言ってんの? 」
⚪︎「 はい ! 」
蘭「 竜胆は? 」
⚪︎「 ちょっと、飽きちゃって … 」
蘭「 へ ー 、」
⚪︎「 で … 返事は 、? 」
蘭「 無理 . 」
⚪︎「 … そうですか ー 、」
資料を置きに行ったとき彼奴
の後ろ姿が見えて、視線から
外した途端声をかけられ嫌々
話をしていれば 、抱きつか
れ手を取られた .
話をつらつらと並べていく女
を俺は嫌っていて正解だった
のかもしれない .
断れば、女は少し寂しそうに
しながらも微笑を浮かべて目
線を上に向けてきた .
⚪︎「 私に堕ちない人はいないはず … 」
蘭「 残念だな ー 、御前に興味ないわ 」
⚪︎「 面白い人ですね . 」( 微笑
勿論、こんな奴に興味はあ
るはずなんてない .
俺が興味を示すのは唯一の
肉親の弟だって言うのに …
俺は人にモテるそれくらい
は分かっていたけど、それ
で以前にも竜胆を傷つけた
ことがあった .
✧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈︎✧
竜「 … 兄ちゃん 、ッ !! 」
蘭「 ん、? ♡ 」
竜「 振られた … 付き合ってた奴に 」
蘭「 ぇ 、付き合ってる奴居たの? 」
竜「 … 理由聞いたら兄ちゃんが好きって 」
蘭「 は ? 」
俺のことが好きな女が弟
と付き合っていたなんて
そんなの聞いたのは今が
初めてだった .
それに、女なんて言われ
ても俺の周りを付き纏う
奴なんて腐るほどいる為
か誰か検討もつかない .
竜「 、嘘だ 」
蘭「 ? 」
竜「 俺と彼奴を別れさせたかったんだろ !? 」
蘭「 何言って ッ 」
竜「 兄ちゃんいっつも俺の周りの事
全部奪うんだ 、ッ … 大っ嫌い !! 」
バシンッ
頬にヒリヒリと痛みを感じ弟に
叩かれたんだと数秒経って
ようやく理解した .
大っ嫌い … それは喧嘩する
と必ず竜胆が口にするで
あろう言葉だ .
聞きたくない、引き止め
ないとと周りを必死で見
渡した時にはもう竜胆は
家には、いなかった .
出ていった時、財布も何も
持って行かなかったことを
後で知り、竜胆が家を出て
から3日間お世辞でも美味
しいと言えない飯を失敗し
ながら作った .
竜「 … 兄ちゃん 、ただいま . 」
蘭「 … z 」
竜「 、疲れてんの ? 」
蘭「 ん ッ 、 z 」
竜「 … ! 」
蘭「 あれ 、竜胆 … ? 」
竜「 これ … 兄ちゃんが !? 」
蘭「 、食べなくていいよ .
お世辞でも美味しくなかったからさぁ 、」
パクッ
蘭「 ちょ 、美味しくないって 、! 」
竜「 美味しい … 」( 泣
蘭「 竜胆 … ?? 、なんで泣いて 」
竜「 ごめん 、兄ちゃん ッ 」
蘭「 怒ってねぇーから 」
竜「 ぅ”ッ 、グスッ … 」( 泣
蘭「 これからは、喧嘩しても出てくなよ? 」
竜「 う”ん … ッ 」
あの日から、喧嘩しても
家は出ていかずお互い部
屋で頭を冷やし、謝りに
行こうとしたら廊下で鉢
合わせ腹を抱えて笑った .
蘭「 … あ ~ 、年とりたくないわ ♡ 」
春「 今更かよ … 」
蘭「 ん ー 、今って結構最高な
人生送ってるわけ 、だから来世はなぁ … 」
春「 俺ら反社だから家畜にでも
生まれ変わるんじゃね? … 」( 笑
蘭「 三途呑気すぎない? ♡ 」
春「 ? 」
屋上で煙草を吸っていれば
隣に腰掛けてきたのは上司
である三途だ .
今の人生に満足してるのは
嘘じゃないし、来世は最悪
な人生送ることくらい今ま
での行いでわかりきってる .
でも、竜胆と会えたこと
兄弟になれたことは確率は
低く低く .. 奇跡と言える事
だから、それを手放す日が
こうして話してる内にも近
づいてることを実感する .
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< 竜 視点 >
俺は好きな奴がいる、⚪︎⚪︎だ .
髪を耳にかけ微笑む姿が好き
でよく横顔を眺めてしまう .
いつからか、人柄にまで惚れ
こんでしまって気付けば付き
合うまでになっていた .
そんな中で 、梵天という反社
につくことになった俺は⚪︎⚪︎
を連れて行くことを条件に就く
ことにした .
蘭「 ー〜? ♡ 」
⚪︎「 え ~ ッ でも確かに ? 」
最近 … 思うことがあって兄
貴と⚪︎⚪︎の距離が近すぎる .
会話は全部濁されるばかりで
何も教えてくれない .
だからといって、⚪︎⚪︎を疑っ
てるわけじゃない … 、
そんなある日 、俺は見ちゃ
いけないものを見た .
蘭「 おい 、どけって … 」
⚪︎「 えぇ ー いいじゃないですか ❤︎ 」
竜「 は 、? 」
三途に圧をかけられて嫌々
山積みの資料を片付けて保
管室に持っていくと兄貴が
⚪︎⚪︎に押し倒されている所
を目の当たりにしてした .
どういうことだよ、⚪︎⚪︎
兄貴からならまだしも顔や
手の位置を見る限り嫌がっ
ている様子で⚪︎⚪︎の一方的
な好意にしか見えなかった .
竜「 ふざけんな … !! 」
蘭「 、!」
⚪︎「 ぇ ッ 、竜胆 !? 」
蘭「 竜胆 … ッ これは違う !! 」
竜「 兄貴は黙ってろよ 」
竜「 なぁ、⚪︎⚪︎どういうこと? 」
⚪︎「 その … 、ッ 」
竜「 嘘って言ってよ … 」
⚪︎「 …… うっざ” 」
竜「 、!? 」
〝 うっざ” 〟 ⚪︎⚪︎の口から
出てきた俺に向けた不満 .
心が折れたような気がして
顔を見れば睨みつける様に
俺を見ていた .
⚪︎「 竜胆って 、つまんないよね . 」
竜「 、ッ 」
⚪︎「 私 … 正直言って 、蘭さんの方が
身長高くてお金持ってて優しいし ー . 」
ギュッ
⚪︎「 好きかも 、❤︎ 」
蘭「 … 、」
竜「 、やっぱり 」
蘭「 竜胆 … ( 」
竜「 そうやって兄貴は俺から
昔みたいに奪ってくんだろ !? 」
今、怒りの矛先を向けるの
は兄貴じゃないはず … 分か
っていたのに今までの事が
頭から離れなくてどうして
か兄貴にストレスをぶつけ
てしまっていた .
蘭「 … 竜胆 、」
竜「 ッ、!」
そんな顔すんなよ、俺が
何もかも悪いみたいじゃ
んか … 、ッ
兄貴なんて …!!
竜「 大嫌いだ ッッ !!! 」
end
︎✧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈︎✧
終わりです 、ちな没です .
続きとかわかんなーい … 💧🎀
書いて欲しかったら言ってね ♡
まぁ、面倒くさいから嫌だけど ()
♡ ↪︎ 700
✍🏻🎀コメも よろしくね .
ばいちゃ !!