『一番星には月ひとつ』
胸が苦しくなるストーリー書いてみましたお久しぶりですよいです
俺が汚く、醜い野郎なのはこいつのせいでもなく
恋をした理由がハッピーエンドを求めたわけじゃない
ただ君が良かった
『花火見に行こうよ!』
『夏が終わる前に』
『思い出作りたいな、俺、』
『ねぇ、春』
星屑もないふたりぼっちの空を
見つめて、見とれて。
らん『毎年一緒に来ようよ、2人で』
身体なんか求めてなくて
ただ君が欲しくて、
繋がりたくて。
『見ろよ、あの月、お前みたい』
『お前が月になったら』
『俺はお前の一番星になる』
『なぁ、蘭』
手、つなぎたいな
寒いから、という口実で
『俺、お前と一緒にいたい』
カラン、カラン、
下駄の音と鈴虫の鳴き声が耳に入る
夜空の下に君と2人。
今日。俺らの秋が終わろうとしていた
らん『浴衣にあってる、笑』
はる『お前もにあってるじゃん』
らん『ふは、ありがと、笑』
はる『あ、見てみて』
見とれていた
らん『ん、、?』
はる『彼岸花』
らん『ほんとだ、綺麗だね、白色だ,,,』
まるで君の虚ろな髪の毛の様に。
ヒュー、ドンッ、パチパチッ、
はる『,,,,,,,始まっちゃったね』
らん『まだ始まって欲しくなかったの?笑』
はる『,,,うん』
もう、逢えなくなるから
らん『,,,もう終わっちゃうよ』
はる『,,,,,,,』ポロ、
らん『,,,ぇ』
はる『,,,ぅ、っ、ひぐっ、、,,,』ポロポロ
らん『はるちゃん、どしたの、,,,』
はる『やだよ,,』ポロポロ
肌寒さが感じられる風が吹く
らん『,,,,,,やだって,,何が,,,,,』
はる『分かってるくせに,,,,,,,,,,』ポロポロ
らん『,,,』
はる『離れたくない』
らん『,,,!』
はる『やだ、ッッ,,,おれ、蘭と一緒にいたいのに,,,ッッポロポロ』
らん『,,,っ、俺もだよ、,,,』ぐ、
今は受け入れるしかない
相合傘をして帰った
君にすきだと伝えた
両想いになった
離れ離れになるための夜
目まぐるしい星屑が降る中
誰もいないひとりぼっちの夜に
らん『,,,!』
らん『一番星,,,』
一番星は月と出逢う
NEXT3000
仮説考えてみてください🤔💞
ちなみに白い彼岸花の花言葉は、『思うは貴方ひとり』です🫣
コメント
7件
春ちゃんはもう亡くなってて、夏の花火が上がる日だけは蘭ちゃんの前に現れて…的なのかな…? そうだったらいいなぁ…!
ただ単にもっと一緒に居たいだけだったら可愛いけど...... 違うか.......、考察は僕に向いてない((