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※今回はグロくないよ
小学生の頃、私は自分の夢を否定されてからはずっと放課後の遅い時間まで人が一人もいない、静かな公園にいた。
私が孤独だった理由は夢の話だけではない。
私は生まれつき、髪が白いのだ。
お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも白い。
白雪家は髪が白いらしい。
ある日、いつも通り公園にいると誰かが来た。
私と同じ、白い髪の毛。
スラッとしたスタイル。
人形のような顔。
その女の子はしばらく一人で遊んだあと、
「ねぇ、一緒に遊ぼう」
と声をかけてきた。
その時の私は日和以外とは話していなかったので少し間が空いてから返事を返した。
「、、わっ私でいいなら、遊びたい、です、」
「じゃあ遊ぼう!」
しばらく遊んで、門限の6時になった。
「そろそろ帰らないと、、」
「じゃあ一緒に帰ろう!」
「そうですね」
帰り道、この子とならなんでも出来る気がした。
そしてそこから色々あって現在に至る。
いつもの昼休み、屋上でお弁当を食べていた。
「おはよ、みゆ。」
「アンタ、また昼休みに学校来たの?」
この子は彗。(すい)
いつものように遅刻してきてお昼休みにフラっと現れる。ちなみに男の子。
「なんか悪い?」
「そりゃ悪いわよ。アンタ常識ないの?」
「あるさ。君も警察になるために遅刻が有利ならそうするだろう?」
「そりゃそうするけど、作家になるために遅刻が有利だとはならないでしょ」
「ま、まぁ、、あ!そういえば昨日不思議な人に会ったんだ!みゆみたいに髪が白くて、なんて言うか、人形みたいな顔だったなぁ、、バレー部の副キャプテンなんだって!」
「それって、」