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モングレルの衛兵たちとフォグマンたちの戦いが始まったが開始して数分でほぼ戦況は決まった。
モングレルの衛兵隊長「フォグマンたちを血祭りに上げろぉ!!」
モングレルの衛兵1〜35「おぉぉぉぉぉ!!」
フォグマンたちがモングレルの衛兵に突貫するが相手は全員歴戦の兵士、対してフォグマンは裸で持っていた棒も俺に投げたせいで武器も持っていない知能のない蛮族。
量だけが取り柄のフォグマンが質も量も揃えてきた衛兵に勝てるわけがなく次々と討ち取られていく。
モングレルの衛兵1「おりゃぁぁ!」ブン!
フォグマン4「ガァァァァ!」ブシャァァ!
モングレルの衛兵20「フン!」ブン!
フォグマン34「ウゥゥゥ!」ドサッ!
モングレルの衛兵隊長「誰かヘックスの救助を!」ブン! ガァァァァ!
のあ「私たちが行きましょう!」
えと「今行くよ!ヘックス!!」
るな「るなもいく!」
うり「俺たちはフォグマンの相手をするから頼んだぞ!」ブン! うぅぅぅぅ!
たっつん「おりゃぁ!」ブン! グァァ!
のあ、えと、るなの3人が俺の元へ駆けつけてきた。
のあ「ヘックスさん!大丈夫ですか!」
えと「血が染み付いてる早く治療しないと!」
るな「ヘックスさん肩貸します!」
ヘックス「すまんな、本来俺が3人を助ける立場なのに逆に助けて貰って。」
のあ「そんなこと今はどうでもいいですよ!さぁ一緒に行きましょう。」
俺は3人の手を借りてなんとか地面から立ち上がることに成功しモングレルに向かって歩き始める。
フォグマン2「ガァァァァァァ!!!」ダダダ
だが一体のフォグマンが俺たちの方へ突貫してきた。
えと「私が相手するからのあさんたちは先に行って!」
ヘックス「いや、俺が!」ガッ!
俺は鞘にしまった刀を抜刀しようと試みたが「痛っ!」噛みちぎられた指の痛みで抜刀することができなかった。
えと「大丈夫です!私だけでもなんとかなります!」
えとが忍者刀を持ちフォグマンと対峙する。
フォグマン2「ガァァァァ!!」ダダダダダダ
えと「はあぁぁぁぁ!」ズバッ!
えとがフォグマンに向かって忍者刀を振る。
フォグマン2「グェェェェ!!」
えと「私のことは構わずに早く先に行ってください!!」
のあ「任せましたえとさん!ヘックスさんこっちです!」
のあが手招きをしながらるなの肩を掴んでいる俺に方向を教える。
ヘックス「すまん。」トコトコ
るな「大丈夫ですよ。ゆっくり行きましょう。」トコトコ
フォグマン5「ウゥゥゥゥゥ!!!」ダダダ
うり「そっちに行かせてたまるかぁぁ!」ドッ!
フォグマン5「ガァァァァ!?」ドサッ!
たっつん「クソ!一体一体は弱いけどほんとに数だけは多いな!!」ブンブン!
フォグマン39「うぅぅぅ!」
モングレルの衛兵隊長「手が空いた者はまだフォグマンの相手をしている奴の手助けをしてくれ!」ブン! ガァァァァァァ!
モングレルの衛兵5「わかりました隊長!」ダダダ
手が空いた衛兵たちが残りのフォグマンの殲滅を開始する。
フォグマン41「ガァァァ!!」ダッダッダッダ!
すると数が少なくなってきたフォグマンたちは撤退を開始し始めた。
モングレルの衛兵隊長「深追いはするな!逃げてないフォグマンを殲滅することに集中するんだ!」
モングレルの衛兵1〜35「了解!!」
えと「いい加減アンタ倒れてくれないかなぁ!!」ギギギ
フォグマン2「ガァァァァ!」ギギギ
うり「おりゃぁぁぁ!」ブン!
フォグマン2「グェェェ!!」ドサッ!
えと「うり!」
うり「助けにきたよえとさん!」
えと「ありがとうり!他のフォグマンも倒しに行こう!」ダダダダ
うり「おう!任せとけ!」ダダダダ
のあ「うーん!」ギギギ
フォグマン11「ウゥゥゥゥゥ!」ギギギ
たっつん「のあさん!」ダダダダ
のあ「たっつんさん!」ギギギ
フォグマン11「ウゥ!」バッ!
のあが相手をしていたフォグマンがたっつんの方へ向きを変える。
フォグマン11「ガァァァァ!!」ダダダダ!
たっつん「おらぁぁぁ!」ズドッ!
フォグマンの心臓に刀が刺さる。
フォグマン11「グェェェ!」ドサッ!
たっつん「よっしゃ!倒したで!」
のあ「ありがとうございますたっつんさん。」
たっつん「礼はあとやでのあさん。今はフォグマンを倒そう!」
のあ「そうですね!」
医療テント
ヘックス「痛っ。」
医療衛兵「治療しているので痛みには我慢してください。」マキマキ
結果から言うとフォグマンとモングレルの衛兵の戦いはモングレルの衛兵の勝利で終わった。
損害を言うとフォグマンは42体倒されて数体が霧の中に逃げてったそうだ。
対してこっちは軽傷者が数名出た程度らしい。
医療衛兵「それにしてもあなたは運がいいですね。まだ失ったのが指一本で。」マキマキ
ヘックス「確かにそうだな、フォグマンに食い殺されるのはごめんだからn…痛ってぇ!もうちょっと丁寧にしてくれないか!?」
医療衛兵「こちらは最大限丁寧にしてますよ。痛みは我慢してください。」マキマキ
ヘックス「畜生….」
医療テント外
<だから痛いって! 我慢してください!
のあ「ヘックスさんの痛がる声が中から聞こえてくる。」
えと「ヘックス、指一本フォグマンに噛みちぎられてたから相当痛いと思うよ。」
るな「可哀想…..」
うり「でもヘックスさんって確かフォグマンに周り囲まれてたんだよな?そんな中で指一本だけで済んだのはまだよかったと思うで。」
たっつん「悪運強すぎちゃうん?」
数分後俺は医療衛兵に「包帯切れたからちょっと待ってて」と言われて暇なので医療テントの外に出てきた。
医療衛兵の話によると俺の咬傷はそのうち治るらしいが左腕に付いている咬傷は消えない可能性があるとのことだ。
ヘックス「どんどん名誉の傷が増えていくなぁ。」トコトコ
外で待っていた5人が俺の元へやってくる。
のあ「ヘックスさん、指大丈夫ですか?」
ヘックス「まだ少々痛むからあんま大丈夫じゃないな。それに左腕の咬傷は残る可能性があるって医療衛兵に言われたよ。」
えと「もう少し私たちが早く駆けつけていれば….」
ヘックス「別に指一本ぐらい大丈夫だ。正直あそこでフォグマンに食い殺されると思っていたからな。命があるだけマシだ。」
るな「るなの天才的な頭脳で作戦を思いついていれば。」
ヘックス「少なくともるなは天才じゃないから無理だな。」
るな「るなは天才だもん!!」
るなが俺に怒っているがまず俺は気になっていたことがあるのでそれを聞くことにした。
ヘックス「ところで3人ともこの2人一体誰なんだ?」ビシッ
のあ「あー教えていませんでしたね。紹介しますカラフルピーチメンバーのうりとたっつんさんです。」
うり「どうもうりです。」
たっつん「たっつんです。」
ヘックス「うり、たっつん?あー思い出した。アンタらが話してくれた人たちか。」
えと「そうです。」
ヘックス「でもなんでその2人がここにいるんだ?」
のあ「どうやらうりさんとたっつんさんはここモングレルに飛ばされたようです。」
うり「あの神を自称する奴のブラックホールに吸い込まれて起きたらここにいたんだよ。」
たっつん「最初大変やったなぁ。」
ヘックス「なるほど、了解した。とりあえず俺まだ治療終わってないから医療テントの中に戻るわ。」
るな「わかりました!」
るなのいい返事を聞いて俺はまた医療テントの中に入って行った。
のあ「とりあえず待ってる間どうします?」
うり「俺たちが雇われてるBARが近くにあるからそこで待とうぜ。」
えと「うりたちBARで雇われてんの!?」
たっつん「優しいBARの店主に俺たち雇ってもらったんや。だからそこのBARでゆっくり待とうで。」
るな「そうだったんですね。」
うり「道案内するからついて来て。」
神「オッケーついていくわ。」
「「「「「!?」」」」」バッ!
5人が驚いて後ろを振り向くと見覚えのある男が後ろに立っていた。
神「やあ、久しぶりだね。元気だったかなww」
うり「お前!なんでここにいるんだよ!」
神「そりゃ私神だもん。どこにでも現れるなんて私にとっては容易いんだよ。」
たっつん「今の俺たちになんの用や!」
神「いやぁ〜この世界に君たちをつれて来た目的をいい加減話そうと思ってね。メンバーも少し合流したようだしね。」
のあ「その目的ってなんですか?」
神「私が君たちカラフルピーチをこの世界につれてきた目的はねこの世界にいるある人物たちを倒してもらう為なんだよ。」
えと「ある人物たち?」
神「そ。その人たちを倒してくれさえすれば君たちを元の世界に帰らせてあげよう。」
るな「その人たちって誰なんですか?」
神「今からそれを教えてあげるよ。」
そう言うと神はその人たちについて話始めるのであった。
のあ、えと、るな編はこれで終了です。
次回からはうり、たっつん編になります。
話数はのあ、えと、るな編に比べてかなり短くなると思います
うり、たっつん編が終わったらまたこの5人の話に戻るか、別のメンバーたちの話のどっちかになります。