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[Run BTS] カオスなミッション マンネラインvsヒョンライン
「タリョラ ~ !バンタン!」
というお決まりの掛け声とともに始まった今回の収録。
企画は
[チーム対抗・借り物競走]だ。
広大なスタジオと庭園を舞台に、指定されたアイテムをより多く集めたチームが勝利となる。
スタッフの合図とともに、2つのチームは二手に分かれた。
[マンネラインチーム]
🐰「よし、まずはあっちの噴水から行こう!何かあるはず!」
ジョングクが開始10秒で全力疾走を始める。
それに負けじと、ジミンとテヒョンも笑いながら後を追う。
🐤「待ってジョングガ!早すぎるって!」
ジミンが叫ぶが、その顔は楽しそうだ。
一方テヒョンは、途中で見つけた綺麗な石や花に気を取られ、ミッションを忘れかけていた。
🐻「ねえ、これ見て。これ、ヒョンラインの誰かに似てない?」
テヒョンが拾い上げたのは、妙に角張った形の流木。
🐤「あはは!ナムジュニヒョンだ!破壊の神の杖じゃない?」
ジミンが手を叩いて笑う。
ジョングクも戻ってきて、
🐰「それ、アイテムリストにある[芸術的な何か]として通るんじゃないですか?」
と、腕でその大きな流木を抱えた。
🐰「よーし、この調子で全部集めるぞ!」
作戦会議もそこそこに、若さと体力、 そして独特の感性だけで突き進むマンネライン。
後ろでは、カメラマンが息を切らして必死に追いかけていた。
【ヒョンラインチーム】
一方、ヒョンラインはいたって冷静…というか、スローペースだった。
🐹「あー、あいつら走っていったな。若さって怖い」
ジンがどこからか持ってきた扇子でパタパタと仰ぎながら、のんびりと歩く。
🐨「効率的に行きましょう。まずはリストの分析からだ」
ナムジュンがタブレットを片手に、理路整然と場所を特定していく。
その横で、J-HOPEは
🐿「あはは!マンネたちが向こうで転んでるよ!」
と、遠くの騒ぎを楽しそうに眺めていた。
🐱「…これ、歩くの面倒じゃないか?」
シュガが庭のベンチに座り込む。
🐨「シュガヒョン、まだ1分しか経ってないですよ、笑」
ナムジュンが苦笑いするが、ジンも
🐹「そうだぞ、ユンギ。」
と言いつつ、
🐹「僕も座りたい」
とシュガの隣に腰を下ろした。
👤「おい、そこ!カメラ回ってるんだから動きなさいよ!」
制作スタッフからの愛のある野次が飛ぶ。
🐹「分かってますよ!今は[精神的な探索]をしてるんです!」
ジンの適当な言い訳が炸裂し、ヒョンラインの現場に笑い声が響く。
しかし、いざ動き出すと彼らは強い。
J-HOPEの鋭い観察眼で隠されたアイテムを次々と発見し、
ナムジュンの知識で難解なクイズを解き、
ジンの話術でスタッフからヒントを引き出し、
シュガはここぞという場面で驚くべき勝負強さを見せる。
[合流]
中間報告のために中央広場に集まった両チーム。
🐻「見てください!僕たちが集めた 物!」
テヒョンが自慢げに見せたのは、先ほどの流木と、なぜか池で捕まえた(?)という大きな葉っぱ。
🐹「テヒョナ、それはただのゴミじゃな いか?」
ジンの容赦ないツッコミに、 テヒョンは
🐻「これはアートです!!」
と食い下がる。
一方で、ジョングクはヒョンラインが持っているお菓子セット(ミッション報酬)を見逃さなかった。
🐰「あ、それ食べたい」
🐱「ダメだ。これは僕たちが知恵を絞って手に入れたんだ」
シュガがガードするが、ジョングクのキラキラした瞳に負け、結局J-HOPEが
🐿「一個だけだよ ~ ?」
と袋を開けてあげる。
🐤「ねえ、そっちのチーム、全然アイテム集まってないでしょ?」
ジミンがニヤリと笑いながら、ヒョン達の様子を伺う。
🐨「ふっ…ジミナ、世の中は力だけじゃないんだよ。大人のやり方を見せて やろう」
ナムジュンが自信満々に、クリアしたミッションのスタンプ帳を広げる。
「えぇっ!?」
驚愕するマンネライン。
🐰「よし、後半戦は奪い合いもアリにしましょう!!」
ジョングクが突然ルールを書き換えようとし、現場はさらに大混乱。
🐱「おい、マンネ!ルールを守れ!」
🐹「あはは、ジョングガ行けー!!」
🐨「ジンヒョン、笑ってないで止めてください! 」
雨上がりの空の下、7人の笑い声と叫び声が響き渡る。
カメラが回っていようがいまいが、彼らが集まればそこはいつも通りの騒がしくて温かい[バンタン]の世界なのだった_
ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ