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──────いえもん視点──────

「てことで!!」

「『明日を見るために』1周年!!」

「「ありがとうございます!!!」」


そんなに大声とともに大量のクラッカーが耳をつんざくように爆音を鳴らす。それに伴い、紙吹雪がパラパラと当たりを踊る。

俺───いえもんは、改めてこの現状を理解する。

ある日突然現れた神と名乗る少女。いきなりやってきたそいつが、突然変な記憶を埋め込んできた。そう、それ俺たちのことを書き記した小説のようなもの。そこにはなかなかに…言葉じゃ言い表せない気持ち悪さを感じた。なんなんだ、これは。まるで、めめ村のみんなの死がこの神とか言うやつに決められたものだ、と言われたようなものだった。

当然、めめさんが反論した。そんな神はいないと。

しかし、神は力を見せつけるがごとく。──────先程まで、確かに亡くなってしまった現実を無かったことにするかのように。

突然、ポンっと、現れたのは。───みぞれさん、レイラーさん、ガンマスさん、レイマリさん、茶子さん、菓子さん、ウパさん、だった。

そして───メテヲさん、ぐさおさん、ダーク、ヒナさんもその場に現れた。

最初は、その3人が現れ、警戒した俺たちだが、その3人に敵対意識はなく、しかし、なぜここにいるかは分からないみたいだった。

神と言うやつは続ける。


「今日でなんと!この物語1周年なんだよね!てことでみんなでお祝いしてね〜」


そう言って、ケーキ、お酒、お菓子などの食料類や飾り付けが既にされてある城へと、いつの間にか飛ばされていた。


「え…どうします?」


めめさんがそう尋ねると、れいまりさんがワインと思しき瓶を開けながら


「せっかくなら祝いましょうよ!!死んでからなーんもできてなかったからご飯たくさん食べたいですし。」


その言葉に皆賛成だったようで、先程まで殺し合いをしていた3人を含めてどんちゃん騒ぎが始まった。


「おらぉ!もっと飲めやぁ!!」「るか兄〜!これちょうだい?」「はいはい…どうぞ」「ひゃっほー!!」「あ、おい!ウパそれ私がとったやつだぞ!!」「早い者勝ちだよw」「ぶははははwww」「こむえねな(のねてなて???」


そんな雑談がこの広間全体に広がっていく。ちなみに俺もお酒を飲むことにした。どうせ死ぬかもしれないんだから好きなものを飲んでやる、という気持ちで。

思いのほか美味しくて。いくらでも行けそうな気がして、どんどん飲んでいく。


「おーい誰か殴り合いしようぜぇ!!」

「ピ──────!!!」

「おいッッヒナに変なもん食わすな(自主規制)するぞッッ!!!」

「おいあれ誰か止めろッッ!!!」


____まあ、こうなるか。俺は大方予想が着いていたのでなんとも思わない。酒を入れたら戦闘狂のやつ───特にメテヲさんとかは戦いたがるだろう。それに便乗するやつが多すぎる。はぁ、騒がしい。なんて思いながら、皿にケーキを切り分けのせる。ちなみにみぞれさんは既に酒に潰れてノックアウトしていた。南無三。

程よく(?)酒が回ってきた頃に、神が帰ってくる。


「へい、報酬払ったしこれ言ってください」


と、そう言って紙を渡してくる。俺が受け取ると、神はまたじゃ、と言って帰っていく───のをれいまりさんは許さず、ナイフで斬りかかるが、それは普通に避けられ、帰られる。


「───チッ絶好の反撃チャンスだったのに。クソが。」


そう言って、またやけ酒のように酒を飲む。

そんな光景を尻目に見ながら、俺はその紙に書いてある言葉を代わりに読み上げることにする。


「えっと…?『いつも読んでくださりありがとうございます。皆様のおかげで1周年を迎えることが出来ました。さすがに2周年目にいくことはないですが、完結するまで、しばらくの間お付き合い下さい。』…これでいいんですかね?」


割と長めの文章を読み終え、俺はその紙を丸めてポイッと捨てる。…考えすぎだが、なぜだか現実を突きつけられたかのような気がしてならなかったからだ。理由にならないとは思うが、まあ心の持ちようということで。


「?何読んでたんですか?」


既に顔が若干赤くなっているめめさんに出会う。出来上がるより少し前くらいの段階だが、ギリ理性がまだあるようだ。


「いや、さっきの神に読め、って言われたのを読んでいました。」


そう答えれば、めめさんの表情が険しくなるが、すぐにそれは満面の笑みとなり、


「まあ、いいですね。それよりおつまみ分けて貰ってもいいですか?」

「別に大丈夫ですけ…え!?取りすぎじゃないですか!?」


俺が許可を出すや否や、すぐさま半数以上のおつまみが取られていく。せっかくあの酔っぱらい共にバレないようにとったのに…!!努力が水の泡だ。


「まあ、私は優しいのであげないこともないですよ?」

「俺が取っておいたやつですけどね!?」


そんなバカみたいな話をしながら、そのパーティを続ける。どうやら、しばらくこの幸せな時間が続きそうだ。


























ここで切ります!なんと!今日でこの物語も1周年です!ほぼ毎日投稿でまだ完結してません!!

…えぐくねぇか?まだ終わってないんだよ?なんならそろそろ222話言っちゃうよ!?いいのか!?いや、良くない!(???)

1周年記念にイラストを貼り付ける予定でしたが間に合わなかったので間に合った時に貼り付けます()線画までいったんですけどねぇ…まあ、間に合わないのはしゃーない()

1周年記念にみんなとコメントでワイワイしたいのに…!!テスト勉強がありまして…9時以降浮上できません!すみません…めちゃめちゃ沢山話したかったのに…

あ、ちなみに1周年記念でして欲しい事ありますか?あったらコメントで教えてください!

それでは!おつはる!

一明日を見るためにー

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コメント

8

ユーザー

師匠、1周年おめでとうございます!完結楽しみに、応援してまーす!!私は多分1年続くことは無いですけど、応援しててください!!

ユーザー

周年だと干渉し始めるのね

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