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5 - 第5話ある存在する人

♥

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2023年12月12日

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北原専務が父と争ってたって言われた。

佐原優奈さんベテランの社員、木村素子さんと永いつきあいしてる。


星~

加藤さん。

あの人達は?

昔いた。親達の子供だ?

足立。


帰宅する時、

加納さん?…

また自転車で帰るのか?、

部長~加納部長~

未希ちゃん、こっちおいで!

何ですか?…

部長~何処ですか!…

マンションに移ったから、来れるか?

ヘ?マンションにですか。どこに行ったら良いのか説明してください。

地図をコピーしたから。

ちょっと待ってください~!

マンションに…

見取り図を観た。

前の家の裏通り…

何…

未希さん?

佐原さんに呼び止められた。

何してる?。帰るなら送るわよ。

いいえけっこうです。自転車通勤してるので。

え?…夜危ないわよ。

大丈夫ですよ。

早…

制服を脱ぎ。ブラウスの上にスウェットスーツをきた中崎さん…

ヘルメットを持ち、

ではお先に失礼します!笑っ


中崎さん?、

素子先輩失礼します。


あの娘頭良いね…

中崎常務の娘だわ…

さっき加納部長を観たよね?。

さぁ?。

素子?、

私彼が待ってるから笑っ

もう約束したの?

うん。彼の誕生日だもん。

それならね…


反対方向に自転車を漕いでた。


誰かついてきた。

曲がった。

人が通れる公示を通過した。

ビルの間を通り抜けた。


電車待ち、

幼稚園を抜けた。

私の頭に地図検索結果、

焼け野原、

向こうに家があった。

マンションをめがけてた。


降りた。

車があった。

誰なのか顔を観ないふりで通った。

眼鏡かけてた。男達は

私を追いかけた。


待て~!

中崎の娘だろ!…


スィー。


追いかけろ!…

アパートの間を通り、


コンビニがあった。

スウェットを脱いだ私

巻きスカート、

雑誌コーナーで

観てた。

バタバタ、


あちこち見渡してた。


すみませんが求人雑誌ここだけですか?…

はい。

ペットボトルのコーヒー、雑誌を持ち会計した。

君?。

ハア?

スウェットきた女の子観なかったか?、

知りません。

自転車通勤?

今アパートからきたばかりですが、


近くのマンションがあった。灯が点いた。


自転車を隠して、

マンションに入った。


加納祥介さん。部屋、

512号室。

ピーピー、

はい。

開いてるよ。


失礼します…

電気どこ?…

薄暗がりで祥介さん?…


ガツッ、

あ!。



元?…

やめろ!…

この女。中崎部長、北原の親父と揉めてた!…

同級生でも近づきにくいって寄りつかなかっただろ!…


矢野君?…

ごめん、気づいた?…

あなたの親父さんとお母さん兄妹だったの?…

昇進楽しみにしてた。中崎さんが

立候補してもらったんだから、辞めろって言われた…

ガソリンを窓際に巻いた。

おばさんが調理してたとは…知らなかった…

それで?…元さんは。加納さん、お母さんの弟?、

違う俺達兄弟だよ!…


祥介さん?…

自首するつもりだ…

私あなたが好きだから。会いに来たのに…


いい…

離して?…

リュックに入ってたガスボンベ。


何…?

消滅するつもりよ笑っ


携帯電話を並べた。

トンカチを出して

壊した。

バリッバリッグシャ!

笑っアハハ壊しちゃった笑っ


煙草を吸った私

両親を殺す?…ありえないって。

ライターが点いた。

ガスボンベの蓋をとった逆さまにしてた私


ドアを開けたまま。

ライターを離した。

元~!逃げろ!

兄ちゃん!!

ボッ。

ブスブス…鎮火しなかった。窓を明けた時。

ドッカン!…


兄貴…

元~!!

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