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「ポッキーゲームやりましょう、乱歩さん」
急に太宰が云った
『ポッキーゲームぅ?何だそれ』
まさか、この世に名探偵が知らない言葉があるなんて、、、!
グヌヌ、、
、、よし覚えとこ
『所で、ポッキーゲームって何?』
「ルール説明しますね」
〜ポッキーゲーム〜
2人がポッキーの両端をくわえて同時に食べ進むゲームの事
(最終的にはその2人がキスする形となる)
byウィキペディア
()の所は乱歩さんに説明してません
『ふぅ–ん、そうなんだ』
『あ、僕ポッキー持ってるよ?』
「じゃあ使っても良いですか?」
『良いよ–』
どんな感じになるんだろ?
楽しみだなぁ
乱歩さんとキス出来るのかな
楽しみだ、、、
──準備中──
ハムッ
『ポッキー咥えてどうするの?』
「目を瞑って食べすすめてください」
『判った』
「ありがとうございます!」
『…?うん…』
ポリポリポリ
何で目を瞑るんだろ
目瞑らなくても良いよな、、、
まぁ、いっか
ポリポリポリポリ
乱歩さん何考えてるんだろう?
この可愛い顔写真に収めたい
ポリポリポリ
チュッ
『⁉︎』
唇に何か柔らかいものがあたる
目を開けると──
は?
何で僕は太宰と、、、?
しかもディープかよっ
最悪、、
『ぷはッ』
『な、何分キスしてんの…』
「えーっと、丁度3分25秒ですね」
『何で数えてるんだ…』
「いや、ポッキーゲーム乱歩さんが知らないとは思わなかったのでぇ」
『もー、知らなかったんだよ!僕でも!』
「知らなくても可愛いですよ──」
バタン
太宰が大量の鼻血を出しながら倒れた
「我が人生にいっぺんの悔い無し…」
『えちょ、だ、太宰ぃ⁉︎』
とりあえず医務室行くか、、
──って、太宰重いな、運ぶのに時間かかるぞ
〜医務室〜
「あれ、ここは?」
『医務室!まったく、何で倒れたの…』
「運んでくれてありがとうございますぅ」
『あ、ちょ、服に顔を擦り付けるな!』
『血が付く』
「血はもう止まってますって~」
『だけど駄目』
「ひゃ–、冷たいな–」
『はぁ–、社長も呆れてたよ』
「良いですよ、乱歩さんが呆れてなければ」
また意味不明な事を太宰は云う
でも、あの事は許していないから
『あ、一応許してないからね』
『キスした事』
─ギクゥ
私は少し動揺する
これはかなりのお怒りの様だ
「すみません、許してください」
『無理って云ったら?』
「本当にごめんなさい…」
『もう良いよ、謝らなくても』
と云ったは云ったが
心の奥底では許してないからね
短くてすみません