前後編作品 ab×nb → nb×モブ
ab→後輩(攻)
nb→先輩(受)
「おはようございますっ。渡辺先輩」
「ん、はよ阿部。今日も元気だな笑」
「そりゃ先輩に会えるから元気に決まってるじゃないですか!」
「っ…ほんと、可愛いやつだな」
後輩の阿部亮平。俺のことを慕う可愛いやつ。
阿部は頭が良く、学年1位を獲るほどの頭脳を持ってて、あの頭のいい大学に推薦されるだとか。
そんなエリートな阿部は少し前から俺と一緒に行動をとるようになった。
「せーんぱい、今日も放課後、待ってますね?」
「…ん、わかった」
いつも放課後に会うルーティーンが出来たのも、数ヶ月前の事がきっかけだ。
数ヶ月前
「っい”っ……」
「ほら、しょーたぁー。お前もっとやれるだろ?」
数ヶ月前から始まった、先輩からの性被害。
何故か目をつけられた俺は毎日のように空き教室に呼び出され、用を済まされる日々。
「もう、やめてくださいっ…!」
「チッ……口答えすんなよっ!」
手を挙げられて、殴られると思った瞬間
「…モブ先輩、何してるんですか?」
「っ、阿部っ!?」
阿部が来てくれたおかげで、俺は助かった。
そこから阿部はずっと居てくれて、
俺の安心材料になっていた
next