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1 - 前編

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190

2023年08月14日

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前後編作品 ab×nb → nb×モブ

ab→後輩(攻)

nb→先輩(受)




「おはようございますっ。渡辺先輩」


「ん、はよ阿部。今日も元気だな笑」


「そりゃ先輩に会えるから元気に決まってるじゃないですか!」


「っ…ほんと、可愛いやつだな」


後輩の阿部亮平。俺のことを慕う可愛いやつ。

阿部は頭が良く、学年1位を獲るほどの頭脳を持ってて、あの頭のいい大学に推薦されるだとか。

そんなエリートな阿部は少し前から俺と一緒に行動をとるようになった。


「せーんぱい、今日も放課後、待ってますね?」


「…ん、わかった」


いつも放課後に会うルーティーンが出来たのも、数ヶ月前の事がきっかけだ。



数ヶ月前



「っい”っ……」


「ほら、しょーたぁー。お前もっとやれるだろ?」


数ヶ月前から始まった、先輩からの性被害。

何故か目をつけられた俺は毎日のように空き教室に呼び出され、用を済まされる日々。


「もう、やめてくださいっ…!」


「チッ……口答えすんなよっ!」


手を挙げられて、殴られると思った瞬間


「…モブ先輩、何してるんですか?」


「っ、阿部っ!?」


阿部が来てくれたおかげで、俺は助かった。

そこから阿部はずっと居てくれて、

俺の安心材料になっていた


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