テラーノベル
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警視庁本部・副総監室。逃亡を図ろうとしていた小山伸一と黒装束の男の前に、勇一と輝道が立ちはだかった。
「そこまでだ、小山副総監。……いや、裏組織のボス」
勇一が警察手帳と、逮捕状を突きつける。小山は観念したように息を吐くと、床に顔を押し付けられたまま、狂ったように笑い出した。
「ハハ……ハハハ! 終わりだと思うなよ、高橋勇一……。私はただの盾だ。私を動かし、警察の裏金を吸い上げていた『本当の奴』がいる……とゆうか、おい!跡部!早く助けろ!」
「跡部」その名前を聞いた時、勇一の心臓が締め付けられた。そう。陸上部の先輩であり、勇一の尊敬していた人と同じ名前なのだ。その時「跡部」と言われる男が叫ぶ
「おい。そこの警察、名を名乗れ!」
「高橋…勇…一だ。」
跡部の動きが止まる。
「勇一?勇一なのか?」
その時、輝道、勇一、跡部の目には涙が溢れていた。その直後3人は泣きながら抱き合って喜びを隠せずにいた。しかし、輝道と勇一はある疑問にも駆られていた。なぜ先輩がこの組織にいるんだ。という問はすぐに明かされることになる。
「おい。小山!見てのとうりだ。俺はこっち側の人間だったんだよ」
「は?お前はこっちだろ!」
「俺は警察。け・い・さ・つだよ。」
そして1部始終を防犯カメラで見ていた『奴』は跡部に裏切られた悲しみよりも、この3人が『奴』と言われている俺ににたどり着くのではないかという心配しかなかった。
そして、ついに小山が打ち明ける
「『奴』というのは…。
コメント
1件
うわあ、この展開アツいな…! 陸上部の先輩・跡部がまさかの組織の一員かと思いきや、まさかの警察側だった涙の再会シーンにグッときたわ。でも「奴」の存在がまだ残ってるし、小山の「奴というのは…」で終わるところが気になりすぎる。続き早く読みたい🔥