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コメント
7件
これが駄作...?いやいや神作品でしょ!!!
これを駄作だと思わないのは私だけか...?
《注意》
太中 不穏カモ ノベル下手
中也『』
太宰「」
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『俺は人間じゃない。』
そんなの生まれた時から判ってた
俺は普通を知らない。
人間共が良く見る夢も、俺は見た事がない。
寝た時に見るのは、光が一切無い暗闇だ
其れに、家族という存在も、俺にはいない。
この地球に存在する前も、ずっと只真っ暗な景色を眺めていた
だが、そんな俺は困った事に
この事が嫌だと思ったことは、1ミリ足りとも無かった。
俺は確かに人間じゃない、だが…
それがなんだって言うんだ?
人間じゃ無くても感情はある。
悲しい映画を見たら涙を人一倍に流すし、
美味い酒が手に入った時は心の底から喜ぶ。
こんなにも人間”らしい”バケモノは、多分、俺だけだろう。
只、俺が人間と違うのは
俺が人間では無いという事実だけ。
そんな事、判ってんのに…
偶に、心にまるで穴が空いたような
そんな虚無感に襲われる。
『…ま、こんな事テメェに言ったところで』
『な~んも変わんねぇんだけどよ。』
私の横に居る少し頬を赤くした小さい幹部は、
下手くそな笑顔で私にそう言う。
「…それなら、私も同じバケモノだね。」
そう言うと、君はまるで”人間”がバケモノを見た時かのように、目を見開いていた。
『何訳のわかんねぇ事言ってんだよ…お前、』
それはこっちの台詞だ。
「だって、君と私は恋人でしょ?」
意味の分かんねぇ事を、さも当たり前かのように言うお前を見てると
何だか俺の悩みが馬鹿馬鹿しく思えた。
『、何だそれッ 』笑
「え〜何で笑うのさ」
『…テメェが何時も以上にキメェからだよ。』
「ひっど~い」
バケモノ…か、
『なら、俺達はバケモノ同士だな!』笑
そう言う君の顔は、何時もよりも人間のように見えた。
其れが何故か、今はとても嬉しくて…
「…ふふっ、そうだねぇ」
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ゴミ作品の誕生〜