テラーノベル
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#ミステリー
#溺愛
#ケンカップル
#腹黒
「キャメラ、君の前世の話をした事があっただろう?
君は孤児院で働いて居て、それは心の優しいヴァンパイアだったんだ。
人の生き血を吸う事を嫌い、君は動物からしか血を吸わなかった。
俺は本能に任せて生き血をすすっていたが…
君に出会い、それをやめたんだ…
ゼクス、バルドも同じく人間の生き血は基本的には吸わない。
君がカルム一族を作ったんだよ。」
レイゼン様は、穏やかな笑みで、少しの涙を目に溜めてそう言った。
「カルム…一族…?
では、レイゼン様達は…
動物の血しか…?」
「あぁ、まっ、どうしてもって時には病院から輸血用の血を買っているけどな。
はっはっはっ!」
バルド様がおっしゃる。
なるほど…
カルム一族…
ヴァンパイアの中でもまだマシな方かも…?
「えーと、では、カルム一族でないヴァンパイア達も…?」
馬鹿馬鹿しい事を聞いたものだ。
それはヴァンパイアが全員動物の血を吸っていれば、人々がこんなにヴァンパイアを恐れるはずはない。
「俺たちカルム一族以外…
6割ほどのヴァンパイア達をバイオレント一族という…
彼らは、人の生き血を吸うし、気に入った異性を殺したりもする。
まさに、化け物だ…」
レイゼン様は言う。
「でも、動物でも血を吸わなくてはならないならば…
私は…
ヴァンパイアには…」
私は言った。
「もちろん、キャメラ姫の意見を最優先するつもりだよ。
でもね。
バイオレント一族は段々と力を増し、数を増している。
君の力が必要になるかもしれないんだ…」
ゼクス様が言いにくそうにそう言った。
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