『君が沼るのは、私の計算内。―めろ式恋愛テクニック30選―』
Chapter 16〜20(めろ × 山本の対談編)
Chapter 16:名前呼びだけで脳内ジャック
めろ:ねぇ、下の名前呼ばれるとドキッとするでしょ?
山本:する…けど、何その唐突な圧。
めろ:ふふ、そういうとこだよ山本♡ こっちは名前ひとつで心拍数あげてんの。もっと自覚しな?
山本:名前呼ぶだけでそんな効果あるわけ…
めろ:あるんだよ。特別感って、“誰でもできることを、誰にもできないタイミングでする”のが最強。
山本:くっ…確かに、急に「◯◯」って呼ばれたら、もう心臓が…いや、なんでもない。
めろ:でしょ? しかも、他の人にはあだ名、あなただけフルネームで…とか。そういうの、男の人ほんとす〜ぐ意識しちゃうんだもん。
山本:…お前ほんと性格悪いな。
めろ:褒め言葉ありがとう♡(ニコッ)
Chapter 17:「ゼクシィ買う?」で爆撃する。
山本:そういや前、「ゼクシィ買う?」って言われた時あったな…。
めろ:あれさ、結構効いてたでしょ?
山本:いや正直、動揺して返事すらできんかった。
めろ:ふふ〜♡ それが狙いなんだけどなぁ。
結婚ってワードって、好きとか愛してるよりも刺さるのよ。しかも“冗談っぽく”言うのがポイント。
山本:なんか無防備に笑ったつもりが、一瞬「え、まさか…」ってなる。
めろ:そう、“まさか”を考えさせた時点で私の勝ち♡ 想像=恋愛の入口だよ?
山本:お前もう恋愛の爆弾魔じゃん。
めろ:ねえ、かっこよく言ってくれるじゃ〜ん♡ もっと褒めて?(ニヤニヤ)
Chapter 18:他の人への「好き」を見せて揺らす。
めろ:誰にでも「好き」って言う女って、どう思う?
山本:…信用できない。けど、ちょっと気になっちゃう。
めろ:でしょ? で、その中で「君だけは特別」って空気出されたら?
山本:うっ…沼る…!!
めろ:ふふっ♡ 他にも好かれてるのに、俺だけ“深い”って思わせたら、勝ち確なの。
安心させないで、不安と期待を混ぜて、感情の温度を操作するの。
山本:それ、悪魔すぎるって…。
めろ:違うよ♡ 小悪魔だってば。
Chapter 19:眠たいのに「寝たくない」って甘える魔法
山本:「ねむたいけど、寝たくない」って言われると、なんかキュンってするんだよな…。
めろ:ふふ、それってつまり「君と話したい」ってことじゃん♡
山本:あざと〜い!!!!!
めろ:でも素直に「もっと話したい」って言うより、間接的に甘えた方が可愛くない?
しかも深夜テンションってさ、言葉以上に響くのよ。
山本:あ〜わかる、夜って感情増幅してるから、余計に効く…。
めろ:つまり、夜に“ねむたい”って言葉で君への気持ちを伝える。それだけで、一歩、距離詰まるの♡
山本:俺、前それで2歩くらい詰まってたかも。
めろ:あら、じゃあ次は3歩くらい近づけてあげる♡
Chapter 20:「好きだから意地悪しちゃうんだ♡」の破壊力。
山本:このセリフ、何回聞いても反則だと思うんだよ。
めろ:「好きだから意地悪しちゃうんだ♡」ってね。甘く言うと、もっと刺さるよ?
山本:だってさ、責めることもできないじゃん…。もうそれ、好きが漏れてるじゃん…。
めろ:でしょ? しかも真顔じゃなくて、ちょっと上目遣いで、クスクスって笑いながら言うと最強。
山本:それ、想像しただけで倒れる人いるよ…。
めろ:は?想像してるの? 山本、まさかドキッとした?♡
山本:うるさいわ。お前ほんと、悪魔の笑み似合いすぎ。
めろ:ありがとう♡ 山本の感情、今日もバッキバキに揺らせたわね。