七月目。
「ら、んぽさ、」
乱歩さんの表情に余裕が無い。
あぁ、私で気持ち良くなってくれている。
私が、貴方の役に立てている。
奥をごりごりと抉られる度に達する。
きもちいい。
すき、らんぽさん。
しあわせ、きもちいい、
そればかりが頭の中を支配する。
あぁ、心地良いな。
乱歩さん、大好きです。愛してます。
貴方が私の事を性処理道具としてしか見ていなくとも、愛するくらいならば許されるでしょう?
愛することすら許されないのならば、私は寿命を自ら縮めるだけ。
私にとって乱歩さんとは、全てなのだから。
愛するくらい、勝手に期待するくらい……いいのかな。
彼の名探偵を欺く事など出来ないなんて、分かっていても、怖くて怖くて堪らなくなって、隠したくなる。
隠して、隠して、隠して、隠して……
…でも、ずっとずっとずっと、大好きです
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