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今回も頑張ります!これで完結なはずです!
てか甘々な恋愛?すぎるので注意ー!!
そして、この小説は7000文字!今までで一番長いので気をつけて!
それではー!
「!ほんと!?」
とても嬉しそうに喜び始めた。
「ふふっ…子供みたい……ぁ」
しまった!これは、高校生には言ってはいけない禁句ワード!と、本で見た。
「む…俺子供じゃねぇ!」
(か、かわえぇ…)
(は!しまった。ネットの名残が…)
「ご、ごめん!…でも、付き合えたこと…すっごく嬉しい!」
「俺も!」
幸せだった。
でも、人というのは怖いものだ。
…ちょっとした出来事だって、すぐ広まる。
「あんた…羅織くんと付き合ったのってほんと!?」
「私が告ってもダメだったのに!!」
「ほんと意味わかんない!」
「アンタみたいな厨二病と、羅織くんが付き合うわけない!」
「グスッ……私の方が羅織くんの事好きなのに!!」
一日で広まった。何人かは嘘泣き?をし始め男子も「おい!大丈夫か?」と、泣いてる子を慰めた。…私のことは慰めず。
まぁ、時間が経つとその言葉の数々には慣れてきていつのまにか放課後になっていた。
「おーい!花蓮!一緒にかえろーぜ!」
周りの視線が痛い。…流石モテ男
「?…みんなどうして、こっち見てんだ?…あ、もしかして…」
(早速勘づかれた!?…迷惑かけたくないのに…)
「……花蓮のこと好きなのか!?…渡さないからな!」
(違った!全然…!)
「え、えっと…」
この場をどうにか乗り切ろうと。私は、考えた。!そうだ。
「あ、そういえば…羅織くん!今日、日直の当番だったから一緒に帰れない!ごめんね!」タタ
運がいいのか悪いのか今日は日直の当番だった。まぁ、仕事なんて楽なものだから終わらせている。嘘をついて一緒に帰るのをやめた。
…実を言うと。虐められるのが怖かった。
「?そっか…わかった!じゃ!また!」 (…)
「うん!」
……
「はぁ…なんで笹波さんが羅織くんと付き合ったのかな。」
まただ。私はすぐさまこの場を離れたくて。トイレに駆け込んだ。
がちゃん!
トイレに駆け込んだ。
「…グスッ…なんで…私だけ…ズッ」
「……ぁぅ…グスッ…」
ブワーン…
「へ…グスッ」
「大丈夫?花蓮…」
(へ…な、なんで此処に!?)
長いことあっていなかった。少女が現れた。
(て、ていうか。なんで現実に!?…夢の中での存在じゃ!?)
「ふふっ…夢の中での存在って….能力与えてるし、そうではなくない?」
「まぁ…私花蓮大好きだし!現れたの!…それに今なら誰も私たちのことが見えないしね! 」
「ど、どういうこと?」
「ニヤッ…此処トイレだよねー?」
(あ、忘れてた。汚い場所に来させてごめん。)
「あ、いいよ!そこは気にしてないからー!まぁ、続きを話すと、こうやって、私が現実世界に現れると、主人のいた場所は、一度暗闇の中に包まれ何もないところに転送されるの!だけど元々いた場所は時が止まってるの!」
難しい説明だから、私は聞き返した。
「つ、…つまり?」
「うーん…違う空間に移動する?…夢の世界に送る的な?」
(そ、そうなんだ…)
「で、でもなんで現れたの!?」
これが一番気になった。
「それはね、今辛いでしょ?彼氏できて!」
「へ…辛くなんてない!…私のことをこんなに愛してくれる人は初めてだから!」
「えー…自分に嘘ついちゃいけないんだよ!」
「嘘なんか!」
「…まぁ、幸せなのは確かだね。でもこうやって虐められるのは辛いでしょ?」
「……」
「それに…これは言わないでおこ!」
「じゃ、今日は帰るね!また、辛いことがあったら教えて!じゃね!」ブワッ
「あ!…なんで続きを教えてくれないの!?…あ、もういない。」
ブワッ
夢の世界
「花蓮は素敵な人なの。だから温もりを与えたい。だからあの能力をあげた。」
「…飛べない奇妙な鳥を救ってくれての。花蓮は」
「姿なんてどうでもいい…花蓮はそう言って私を救った。」
「すきだから。花蓮のことだーいすきだから。」
ブオッ…風が吹く。
「…花蓮は幸せな毎日を送ってほしい…………だから花蓮の彼氏は……」
シヌンダヨ?
「……消えるんだよ?」
ブワッ
「……」
(可笑しなことがおきた…)
「はぁ…帰るか」
玄関につき、靴に履き替えてると……
「あ!花蓮!…思ったより早かったな!…そろそろ全校生徒絶対下校の時間だから帰ろ!あ、この全校生徒絶対下校って言葉俺が考えたから!凄いだろ!」
「!…待っててくれたの?」
「おう!」
「…ありがとう。」
「へへっ!!というか、全校生徒絶対下校って言葉天才じゃね!?語呂いいしさ!」
「まだその話なんだw…確かに語呂はいいよね。」
「だろー!…あ、聞こうと思ってたことがあってさ。」
「ぇ…な、なに?」
(もしかして…いや、羅織くん鈍いし多分違うでしょ!…多分)
ブオッ…風が吹く
「虐められてるのか?」
(…やっぱり)
「花蓮のことだから、心配させたくないと思ってるかもだけど、まぁ…彼氏だから相談してくれないか?」
「……確かに虐められてる?のかな。でも、ちょっとした悪口だけだよ?」
「それが虐めっていんだぞ!」
すごい、羅織くん正論言えるんだ()
「まぁ…うん。」
「…虐められた理由わかるか?…あ、言いたくないならいい!!」
「…ぁー…やっぱモテ男付き合うのが悪かったぽいw」
(は!…言い方悪かった!)
「…なんであっちが口出しするんだろうな。人間って面白い!まぁ俺も人間だけど!」
「!…言い方悪かったのに、怒らないの?」
「まぁ!…だって、言葉って一度でしか表現できないだろ?確かに言い直せばいい話だが、言葉はその時話した一言は心の中に収まるから。一度の表現だと思うんだ。…説明下手だろw」
「ううん…そんなことない。一度の表現だから人は間違っても仕方ないってことだよね?」
「そうそう!」
「ぁ、俺家あっちだから!」
「そうなんだ。じゃあ…まt…(
「最後に手、握っていい?温もり感じたくてさ」
「ぇ」
「ぁ、その」
「手はごめん。えっと、恥ずかしいから!」
「もうハグしたのに?」
「その………」
「触れれない理由があんのか?」
「……ぅん」
「ごめん」
気まずかった。苦しかった。
「!ごめん!苦しませるつもりはなかった!…いいよ!触れれなくなって!」
「ごめんね。彼女なのに」
「彼女だからとか関係ない!…嫌なら嫌でいい!……俺らは心が繋がってるから、触れれなくたって心で触れ合ってるからさ!」
「!!…そうなのかな」
(心が……触れなくたって)
「まぁ、それじゃあ! 」
「……」ちゅ
私は
「ぇ…」
キスをした。
「ほぇ///」
「じゃあね!羅織くん!」
「また明日!」ニッ!
「え!?//」
「チューした//」
家に帰って、いつのまにか夜になっていた。布団の中にダイブした私は足をパタパタさせたり。顔を枕に埋めた。
「ぁぁ…キスをしてしまった!」
「恥ずい!恥ずい!恥ずかしい!!」
(調子に乗ってしまった!!…)
(心は触れ合う…でも手で触れないなら他にスキンシップを取りたい。ならキスしかないと、と思って…あれ?ハグだってあるじゃん!いやでもハグは私からしたら手で触れちゃうかもだし!!)
「ぅーー!…寝よ。」
そういえば、私は虐めについて悩んでいた。少し羅織くんのお陰で、一度だけでもいじめのことは忘れることができた。
そんなことを考えていると私は寝てしまっていた。
「ぅん?」
「はろはろー!今日ぶりー!」
「え”…また…」
起きたら、なんとなくわかっていたが()
夢の世界にいた。また女の子にあった。
「え!?嫌だった!?悲しい!!!」
「別に…」
「ふーん…あ!言いたいことが!」
「ふーん」のところが思ったより怖かったのでビクッてなったのは内緒だ。
「な、なに?」
(変なこと言うんじゃ?)
「失礼だな!変なことなんて言わないよ!…」
「明日、夢のようなことが起きるよー!」ニヤッ
「花蓮が呪いから解放される!!」
「ぇ…どんな?」
「?¿縺蜷?¿梧悄逕溘¿」
「な、なんて?」
「だから!?¿縺蜷?¿梧悄逕溘¿ 」
ブワッ
ブラックホールに吸い込まれた。少女が話した言葉はわからない。
バッ!
「!!…ぁれ」
「…あれなんて言ってるんだろ」
「今日…なにかがあるのは確かなんだ。」
謎にシーンとした空気になってしまった。
…今日なにが起きる?もしかして…羅織くんが…いやそんなわけないよね。
怖くなってきたので、考えるのをやめ。
今日の朝食を食べた。私の好物のサンドウィッチの生クリームとみかん入りのスイーツだ。
美味しすぎたので、夢の内容は吹っ飛んだ()
ピンポーン
「…?だれだろ?……はーい!」
今日はおばあちゃんが居ないので私が出ることにした。
ガチャ
「は…はよー…///」
そこには羅織くん。私の彼氏がいた。
…てか昨日のこと思い出して恥ずいよ!
「お、…おはよ。…えっと、家どうして知ってる…の? 」
これは単純に気になった。まぁ、恥ずかしさを抑えるために話題を振っただけだが。
「!…それはなー!」
話題を振ったお陰で羅織くんらしく恥ずかしさが減ったのかいつも通りの元気な声で話始めた。
…私と感覚一緒だね☆
「この前、買い物行ってたんだけど…そん時に花蓮のばあちゃんに会ってよ!たくさん話したんだぞ!…それで、家のことも教えてくれて、場所は大体わかっていたんだ!」
(あ、だからおばあちゃん。最近、私見てニヤニヤしてたんだ…)
「そーなんだ!…今日一緒に登校するの?」
「?そうじゃないと来てないだろ!行こ!」
「あ!…うん!」
バタバタ荷物を取り、羅織くんと登校する。
「今日さ俺のクラスで数学のテストがあるんだよ!」
「え?遅くない?一週間くらい前だよ、私たちのクラスより遅れてる?」
(やば、言い方煽ってるみたい)
「そうなんだよ!聞いてくれ!」
「う、うん」
あまり気に障った訳ではなくてよかった…と、心から安心した
「俺のクラス人数が34でそこそこ多いんだよ!でもさ、やばくね?一週間前、サボりと普通に熱と用事とかでクラスが12人になったんだぜ!?どんな奇跡だよ!」
「え!?12人!?…は、初めてそんな少なくなったクラス聞いた…確かに噂になってたよね。あの時あんまり羅織くんと絡んでなかったからあまり気にしてはいなかったけど」
「だろ!?…だから延期したんだよな。だから数学の時間は、プレテストした!…他の教科もそんな感じ」
「大変だね…私は今日は……」
と、そんな感じで仲良く話していた私たち…
今日起こる悲劇も知らずに_______
「はぁ…」
学校につき、羅織くんと別れた。そしてクラスの前で立ち尽くす。
…なんて言われるだろ
(か、考えても無駄だよね!…)
ガラガラ
ドクドク、ドクドク、ドクドク、ドクドク、ドクドク、ドクドク、ドクドク、ドクドク、ドクドク、
私の心音でうるさかった。
「ひっ!?…うわぁ!?…グスッ…」
「ひ、ひっ!?」
クラスに入ると5人ほどの女子が私を見て、泣き始めた。
「ねぇ」
「!?…な、なんですか?」
呼ばれたので返事はしたが嫌な予感しかしない。
「昨日…夕方あの子達に怪我させたよね?」
「ぇ」
「ど、どういうこ…」
「とぼけないで!」
さっきまで泣いていた女性が私に叫んだ
「き、昨日、…私たちのこと殺そうとしてきた!…ナイフ持ってさ!擦れ傷で済んだけど本気で殺そうとしてきた!…あの時に…グスッ…ぅ…お父さんが来てなければ…きっと…」
「私も!…昨日、チャイムがなったと思って玄関開いたら!………カッターで私のこと刺して………グスッ…」
その後も「私も!」「私も!」とどんどんみんなが私に叫んでくる。
違うクラスの人も私たちのことをジッと見ていた。
「わ、私はやってないの!!…昨日は羅織くんと帰ってて……」
「そんな訳ない!嘘つくな!羅織くんは貴方なんかに興味なんてないから!!」
「ぁ……ぁ…」
(悪魔…?な、んで…)
ダッ!!
今すぐにこの場所から離れたくて私は走った。
空き教室があったので、すぐさまに入るすると…
「?」
羅織くんがいた…
なんて偶然…
「ぁ…えっと…ぅ」
私はなにを言おうか迷った。
「!…呼ぶ前に来てくれた!俺、今運いいかもー!」
彼がそう話し始めた。正直びっくりした。
「へ?…ぁ…話したいことって?」
「んー…あ!そうそう…」
「俺、登校中は花蓮が嫌がりそうだから言わなかったけど……」
フワッと風が吹き髪が揺れる
「夢でさ、ちっちゃい女が出てきて…」
「!?」
「……花蓮の話しててさ…ごめんな彼氏なのに嫌がりそうな話して」
「ぇ、ぁ…ぃ、いいんだよ!…ぇっと…どんな事話してた?」
さっきよりも強い風が吹く
「あ、夢の内容はな…」
羅織視点!
「ふぁ……ん?」
………
「何処だここー!?」
俺は起きたら変な場所にいたんだ!
「ぉぉ…元気ー…一発殴っていい?」
急に暗闇から姿を現した。
「うぉぉ!?…いって!?」
また俺にとってはデカくはないけど…まぁ、デカい声を出したらしい俺は、少女?に殴られた。いてぇ
「うるさい…さっさと、話させてお前の話が終わったら優しい天使の花蓮のとこに行かなちゃ」
「え?…花蓮?」
(あ、やば花蓮のこと話しちゃった…こいつ花蓮のこと大好きだからあまり話したくないのに…まぁ、僕の方が好きだけどね!)
「ぁー…そうそう」
なんか、めんどくさそうになった。少女はダルそうに答えた。…花蓮が優しい天使…仲良くなれそう!(なんでも信じすぎ)
(なんか仲良くなれそー!)
「あ、ならないから仲良く」
即答で返された…て、え!?俺の心の声聞こえるのか!?
「僕は神様みたいなものだからね!…お前の心の声なんて…あ、それより!」
「話したいことがあるんだった…」
「なんだ?」
真剣な声…でも、この後発せられる言葉は俺が嬉しいと思える言葉じゃなかった。
「今日は、お前が花蓮のものになる記念日!よかったね!…まぁ、お前なんかに花蓮の手を触らせたくないけどさ…」
ブワッと台風並みの風が吹いた。夢の中だから吹き飛ばされなかったが…
「ど、どういう…」
「そのままの意味だよ!…花蓮のものになる…花蓮とずっと一緒!…こんなの夢見たいでしょ!」
「な、何言って……」
「これは、神、僕が決めたんだ!花蓮のことを思って!…君が花蓮と付き合ってるのは許せないけど、花蓮が愛してるんだ!あの子に夢を叶えさせる!」
「…は」
「まぁ、起きてからのお楽しみだね!」
ブワ
「じゃ…またねー」
「って感じで…あれってどういう……ぇ」
「な…そ、そうぃう…ぃ、いやだ…そんな…の…のゾんで…なんか…」
ブワッ、カーテンが揺れる
!…今、離れれば!
「…」タッ!!
「あ!おい!」
ガチャガチャ…
「なんで!?…な…んで…ぁ…そうぃう」
「?…開けれないのか?…そういうって?」
「ぁぁ……」
ブワッ…
「やほー!またあったね!花蓮!…と、お前誰だっけ?」
「ぅ…ぁ…」
「ぁぁ!思い出した!」
思い出さないでほしかった…今からの展開は目に見える。
「それじゃ!お前さん失礼!」ギュッ!
少女が、羅織くんの手を握った
「!…やめ!」ギュッ
止める前に少女は私の手を握った…
「じゃあ……ぎゅー!!」
少女は、私の手と羅織くんの手を握らせた………
あぁ…終わりだ
「!!!…ぃや!!…ぁぁ!?」
また、私の手からブラックホールのようなものが出る……でも、なぜか羅織くんが怖がらない
「…ぁのさ」
「!!…やめて!…喋ったら…うぅ」
喋ったって悪いことはない…ただ、もう声を聞いてしまったら…泣き叫ぶ以上じゃ済まないかもと思ったから
「事情は今でもわかんない」
でも続けた。羅織くんらしく
「…でも、花蓮が辛そうなのはわかる…」
「ぁ…」
やめて…
「苦しそうだ」
やめてよ…
「悲しまないでほしい…でも無理だろうなw」
(やめてよ!!)
「…花蓮…でも、これだけは忘れないで…もし俺がこの世から消えても…」
「ぁ…ぁ…グスッ」
ブワワ、ブラックホールが広がるそろそろ顔にまで到達する
「…俺と花蓮ガ過ごしタ……ヒビハ…ホンモノダカラ…オレノコト…ワスレ…ナイ…デ……」
シーンとなるあの嫌だったブラックホールの音だってなくなる。羅織くんの声だって…
いつのまにか少女はいなくなってる…
「ぁ…ぅ…ぁぁぁ」
「あ”あ”ぁ”あああ”ぁぁぁ”ッ!!! 」
泣き叫んだ…
(そうだもう、羅織くんは…)
(私の中だ。)
「花蓮!…よかったね!」
少女
「……彼と花蓮は…ずっと…一緒!」
教室に戻り
「こんなの夢なんかじゃないよ……」
「呪いだ…」
これでおわりです!見て頂きありがとうございますー!
そして、今此処にもっと羅織が伝えたかったことを書きます
「幸せに」「生きて」「思い詰めないで」「そばにいるよ」「愛してる」「ごめん」「気づかなくてごめんね」「来世では、もっといろんなことをしよう…遊びに行ったりさ」
こんなことを言おうとしていました。ですけど、時間がなく…いえませんでした。
次の短編小説はどうなるのか?…楽しみに!
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