短編小説集

『ジャンケンポイ！』

「よっしゃ！じゃあ決まりな」

「え…ちょっと…まてよ！まだ決まってないだろう？」

「いんや。決まりだ。俺が勝ったんだからな」

「そんな風に決めていいの？僕、これは重大な事だと思うんだけど…」

「大丈夫だって！黄色か緑か選ぶだけだぜ？」

「まぁ、そう言われるとそうなんだけどさ。」

「ほら、決まったな」

「えぇ、ホントにするの？！」

「もちろん♪」

「え〜？だって、2本のうちのハズレのコードを切ったら爆発するんだよ！？」

「まぁ、爆弾だからな」