トゥルーエンド編
凛「ん゙…?」
目が覚めると服を着ていない状態で一人、自分の部屋のベッドに居た。
何が起きたのか分からないまま困惑していると、一つの紙切れを見つけた。
゙可愛いリンリンへ♡
用事が出来ちゃったから帰るね〜♡
リンリンの中気持ち良すぎ〜♡
また抱かせてね♡
愛しの龍聖ちゃんより♡゙
凛「は、?゙ 」
思わず声が漏れる。
この紙切れと今の状況からして、俺は彼奴に抱かれてしまった?
思い出そうとしても、士道に門で眠らされてから後の記憶が一切ない。
取り敢えず服を着ようとクローゼットを開けようとした時、姿見に映る自分の身体が見えて、目を疑った。
凛「んだよ、ッこれ…」
身体中にキスマや噛み跡がついていた。
きっと士道がつけたものだろう。
とにかく兄貴にバレない様にと、肌が見えにくいような服を着て階段を降りた。
リビングに入った後、兄貴が居ないことに気がついた。
部屋で寝ているのかと台所に水を取りに行った。
その時足に何かがあたった。
ふと下を見ると、兄貴が横たわっている。
慌てて声をかけるも、返事は無い。
起こそうと身体に触れた時、違和感を覚える。
兄ちゃんの身体がとても冷たい。
そしてよく見ると息をしていなかった。
頭が真っ白になる。
何度も何度も声をかけ体を揺さぶるも、兄ちゃんは動かない。
徐々に呼吸が荒くなり、戸惑っていると、一つの茶碗に目がとまった。
凛「、アイスッ…?」
茶碗の中には、ソーダ味のアイスが完全に溶けきっていた。
何故茶碗にアイスを入れたのか、疑問に思いつつスプーンで軽く混ぜると、何か白い物が見えた。
見たことがある、兄ちゃんとよく行った花畑に咲いていた花。
名前は忘れてしまったけど、兄ちゃんは毒があるから気をつけろよってよく言ってたな。
てことは自殺、?
でも兄ちゃんが死ぬ動機なんて…
その瞬間全て思い出した。
凛「ぁ…ぁ…嘘ッだ、嘘だ嘘だ嘘だッ!!」
兄ちゃんは俺に愛してるって言ってくれたのに、ずっと俺に尽くしてくれたのに、俺は士道に堕ちて兄ちゃんの事見てなくてッ、兄ちゃんと俺は両想いだったのにッ…
兄ちゃんは、俺が士道に堕ちたから失恋しちゃって、なんだよ、充分動機あるじゃん。
凛「兄ちゃッ…俺゙これ゙からどうしたら゙いいの?ッ何を考えて生きていけば良いのッ?」
家に泣き声が響くだけ、死ぬ覚悟も無くただ冴を強く抱きしめるだけだった。
とぅるーえんど
(次回はバットエンド編です、この後の展開は読者様がお好きにお考え下さい。そして見てるんだろ?どっかのgokai☆さんよぉ、サイトだとコメント出来ないのかな、まぁ今してる通話のサイト?で感想教えてくだせぇ☆)
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コメント
3件
❤押した時間とコメントする時間が合わない件について ごめんね、押してる途中にご飯と告されたの…… とぅるえん最高だったよ! 後悔してるね、凛ちゃん、 バッドエンド待ってる!