烏野高校2回目のタイムアウトが終わり、試合再開。多分、打開策をここで出してくるはず。こっちサーブを拾われ、東峰さんのスパイク。ブロックしたけどもう1回攻撃くる。
菅原「もっかい、もっかい!」
摩浪『させるかっての』
田中さんのクロス打ちをレシーブ。しっかり正面から、侑さんが完璧なトスをあげるために、このレシーブは欠かせない。
赤木「ナイスッ!」
摩浪『侑さん』
大耳さんのスパイクをワンチ。また攻撃きたけど、稲荷崎側タッチネット。[20-19]
侑「サボんなやサム!!」
治「ギク !サボってへんし」
あー、もう喧嘩かよ。試合中にするなと何回も言われてるのに。
侑「あの小っこいブロック怖いんか!」
治「怖いワケあるかい」
日向「!!マジっスか!」
治「!? お おう」
日向「( ・_・` ))シュン」
落ち込んだけど直ぐに立ち直って何か思いついたっぽい。また、治さんをコミット
治&摩浪『(ストレート打たされた/打たせた)』
そして烏野のシンクロ攻撃。翔陽が入ってこない、これはあの時と一緒、“紛れてる”。
摩浪『! 1番!』
ブロック間に合わなくて、後ろにいた俺がレシーブ。上がったけどギリすぎたせいでダイレクトで叩かれて、また追いつかれた。
摩浪『すみません』
赤木「いーや、よく反応した!んで周りもちゃんと見てたしな偉いで!」
摩浪『うす』
稲荷崎2回目のタイムアウト。ベンチ付近で選手だけで集まり話し合い。
赤木「あの10番飛び出して来んパターンもあるんかな それともたまたまか?」
侑「白鳥沢戦の最後1回きり似たようなんがあったよな」
角名「でも2回だけじゃ“パターン”とは言えないよね」
白鳥沢戦の映像を思い出す。翔陽が紛れ、飛んでスパイクを打った場面。
摩浪『恐らくですが、さっきのシンクロ攻撃は俺らが変人速攻に対応してきたことへの打開策。囮の翔陽が紛れることで、誰が攻撃してくるか余計に分かりづらくなる』
話し出すと全員が俺を見る。
摩浪『確かに厄介で、得体の知れない攻撃。それでも無敵じゃない。さっき俺が変人速攻を止めたのと一緒です。例えブロック突破されてもレシーブで拾えば繋がる、絶対です』
『翔陽の囮があることは忘れずつられない、そして、さっきみたいなシンクロ攻撃は周りをよく見てブロックとレシーブ』
黒須「摩浪ん言う通りや。臨機応変に行くトコとブラさずトコ区別しいや。リード・ブロックは後半にこそ効いてくんねんから」
稲荷崎「オエーイ」
タイムアウト終了。飛雄2回目のサーブは治さんが上げる。
赤木「アラン!」
烏野の3枚ブロックの上をいく強烈なスパイク。さっすが我らのエース、かっこいい。
ローテがまわり尾白さんのサーブ。そっから田中さんがレシーブし
日向「(良さげ…!我ながら良さげな2段トス…!)」
影山&摩浪『(マグレだな)』
ブロック3枚揃え東峰さんを阻む。でも、何か後ろに体勢逸らした?
東峰「(! ヤベッ)」
摩浪『前!』
咄嗟に大声で後衛に指示。でも遅かった。
赤木&尾白「なんっやねんっ…!」
レシーブ間に合わず烏野の得点。さっきのはもしかしなくても新しい武器。[22-22]
追いつかれた矢先あっちがピンサに忠を導入。かなーりまずい状況かもしれない。だって忠だもん。
少しだけ顔が強ばって固まったままになったけど、真っ直ぐ目の前を見てサーブを打つ。軌道が変わりレシーブしたボールはコート外へ出てしまった。
侑「うわぁヤラれた!!」
摩浪『! 侑さんシーッ』
侑「え?」
尾白「すまん…!」
摩浪『ほら見たことか。尾白さんドンマイっす、次は絶対上げれますよ』
尾白「おん!頑張るわ」
俺が声掛けたらいつもの尾白に戻った。そんで次こそレシーブ成功。攻撃も決まりコッチの得点。
[23-23]
コッチもピンサに小作さんを導入。彼のサーブもまた強烈で角度が変化し急落し相手を乱す。弾き飛ばされたボールは稲荷崎コート外へ落ちる
摩浪『おぅ、、本当にボールをよく触るねー』
飛雄がネットを潜ってアンダー。烏野コートへかえる。そんで、東峰さんが強打。
摩浪『(止める)』
ボールを止め、コートに落ちる瞬間、西谷さんの素早いレシーブからの変人速攻が決まる。
摩浪『ふぅ……』
角名「疲れてきた?」
摩浪『いえ全然余裕です』
角名「だよね。全然息上がってないもん」
[23-24]
あっちにセットアップ先取された。でもここ凌げば侑さんをサーブにまわせる。そのために、俺がきっちりお返ししなくてはね。
摩浪『レフト』
侑「ほいほい」
飛雄と蛍がブロック着いてきたけど、俺は突破口を見つけた。ストレート際どいとこ。[24-24]
摩浪『よし』
侑「ナイスキーや!あんなギリッギリんトコ打てて凄いなぁ!」
摩浪『あざす』
少しづつで良い。あっちに精神圧迫をかけつつ、こっちに点を取っていかないと。
田中「おお……」
澤村「どうした?田中?」
田中「俺がやろうとしてることと全く同じことしてくるんスよアイツ」
澤村「摩浪か、、凄いよな」
東峰「体力的にも精神的にも崩れるタイプじゃないしな。牛島と同じだ」
影山「あの、ブロックもですけどツーとかも警戒しといてください」
烏野「了解!」
なかなか、あっちも崩れないね。でも止めるから。侑さんとサイドを揃えブロック、田中さんのスパイクは阻まれる。[25-24]
侑さんのサーブ。田中さんを引きずり下ろすために彼を狙う。でも西谷さんが上げた。
角名&摩浪『(セッター/飛雄は前衛。ツーの可能性も捨てない)』
次々に烏野が飛ぶ。そして蛍の後ろから澤村さんのバックアタック。触れ、触れ。
摩浪『ワンチ』
ワンチしたボールはコート外に。[25-25]
摩浪『ちっ……。すみません』
角名「大丈夫、謝らないで」
摩浪『うす』
反応が遅れたとはいえワンチになってしまった。でも、もう終わり、引きずるとろくな事にならない。
東峰さんのサーブ。こちらも際どいとこ狙ってたけどINした。烏野ブレイク[25-26]
東峰さん2度目のサーブ。不慣れな速攻をまた使ってたけど見事に合わなかった。
侑「ヤバッ!!」
黒須「アホーーーーッ」
治さんが上手いことフォローし、烏野のチャンスボール。田中さんの攻撃くる。
摩浪『(ブロック揃えろ、圧を積み上げろ)』
同じとこを抜かせない。角名さんのスパイクを澤村さんが上げる。
角名「(ちょっと力みすぎたな)」
田中「レフトォォォ!」
またくる。ブロック3枚もっかい揃える。彼の目はマジになってて、俺と同じの際どいストレートを打ってきた。結果はアウト[26-26]
摩浪『(あの人も見えてるね)』
でも確実に圧はかかってるはずだから、次はサーブで崩してやる。高く跳び、左で打ち込んだボールは田中さんの元へ一直線。1点先取[27-26]
2度目のサーブは西谷さんが上げ、スパイクは吸い込みで入り、烏野の得点。そんでまた変人速攻決められ、烏野セットポイント[27-28]
摩浪『(さっき翔陽が田中さんに声掛けてたな。多分アレで持ち直したかもしんない)』
治さんへのコミットを継続したままの翔陽。その横に田中さんがピッタリくっつきブロック。彼の大きな声が響き、トスが上がる。
摩浪『(揃えろ、揃えろ)』
影山「(ブロック速い…!)」
田中さんの超インナークロス。[27-29]
烏野が1セット目先取。本当に波乱な試合になってきたね。
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お久しぶりです(´°v°)/
投稿遅くてすみません。テストありまして、
そんで、来週の月曜もテストあるので今週は勉強するので、もしかしたら投稿出来ないかもです。
そんで本当に重ね重ねすみません
長いし、同じ言葉よく使うし、文が変だしで読みづらくなってます。あと、ポジションとか、点数とかもイジってるためゴチャゴチャです。
頑張って書きますので、これからも宜しくお願いいたします(>人<;)
それでは、また次回(o・・o)/~
スワイプお疲れ様です
コメント
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了解です!!(*`・ω・)ゞ投稿はできるときで全然いいので大丈夫ですよ〜!(*´˘`*) 勉強頑張って下さ〜い!!!\(*⌒0⌒)♪