明後日書くとか言ってめちゃくちゃ遅くなった…ごめんなさい…ほんとすみません_|\○_いやまぁ誰も待ってないから良いんだけどね
えぇ続きというか番外編?みたいな感じです
良かったら読んでください!
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太宰side
家に帰ると、中也がお風呂を沸かしてくれていた。どれだけ準備が良いのだろうか
「太宰ー先入っていいぞ」
「はーい、ありがと」
私は中也の家のお風呂に入るのが好きだ。少し変態っぽい理由だが、シャンプーは中也が使っているのと同じだから中也の匂いがするし、タオルも中也の匂いがする。それに中也の服を着ると、抱き締められているような気持ちになる。それがとても嬉しい
まぁ中也はチビだから俗に言う「彼シャツ」なんてものは出来ないのだけれど
湯船に浸かると、入水をして冷えきっていた体に、お湯が染み渡る。普段は1人だし、お風呂を洗うのも面倒臭いのでシャワーだけで済ますのだが、偶にはゆっくり湯船に浸かるのも良いものだ。
欲を言えば中也と一緒に入りたい…
そんな思考が頭をよぎった瞬間恥ずかしさでいっぱいになり、顔を真っ赤にしながら、鼻まで湯に浸かる。
指がふやけてきたので、お風呂をあがりリビングに行った
すると中也が、
「おっあがったか…っててめぇやっぱり頭乾かしてねぇ!」
と、私を見るなり文句を付けてきた
「えぇ〜別に良いじゃないか」
「良くねぇよ!風邪引いたらどうすんだ!」
突っぱねると、さらに文句をつけてきたので、大人しく言う事を聞いた
「あーもう分かったよ、乾かして来るからちょっと待ってて」
「いや、俺がやる」
「…え?」
予想外の返事に、一瞬固まった
「なんだ、嫌か?」
「あ、いや、そうじゃないけど…」
「なら問題無いな、ほら、そこ座っとけ」
話の展開についていけないまま、指定された場所に座り、ぼぉっとして中也が来るのを待っていた
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中也side
ドライヤーを持ってリビングに戻ると、太宰が珍しく言われた通りに座って待っていた
俺も後ろに座り、ドライヤーをし始めた
俺は太宰の髪が好きだ。くせっ毛でふわふわしている、なのにサラサラでもある。それにとてもいい匂いがする。しかも今日はいつもの匂いでなく、俺のシャンプーの匂いがする。なんだか、「これは俺のものだ」というマーキングのようで、とても嬉しくなる。
暫く乾かしていると、ある事実に気付いた
そう、太宰の首が赤い
耳まで真っ赤だ
きっと恥ずかしいのだろう
それに気づき、俺の理性は音をたてて切れ……そうになった
本当は今すぐにでも押し倒してぐっちゃぐちゃにしたい所だが、此奴はさっき真冬の海で入水をしている。だから物凄く体力を消耗している筈だ。そんな奴に無理させる訳にはいかない。そう思い留まった。
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ドライヤーを終え、中也は太宰を寝室に連れて行った。
「疲れてるだろ、もう寝ろ」
「…うん、ありがと」
中也は太宰が布団に入ったことを確認すると、自分はご飯の後片付けの為にキッチンに戻うとした。
途端に、何かに引っ張られ、前に進めなくなった。何かと思い後ろを振り返ると、太宰が中也の服の裾を掴んでいた
「どうした?」
と聞いても、返事がない
「太宰?おい、太宰?」
数度名前を呼ぶと、やっと太宰がゆっくり口を開いた
「…のね、…めん、」
「なんだって?」
「ッ…ごめん…なさいッ!」
「…は?」
想像も付かなかった言葉に、思わず声が出てしまった
「そのっ…中也と約束してたのにッ…時間過ぎて…しかもっ織田作のこと考えてて…今は中也が恋人なのに…ずっとッ、引きずってて…」
「ごめんなさいッ…ごめん…なさいっ…」
いつもの匠な話術はどこに行ったのかという程、ゆっくり、足らずたらずで太宰は謝罪をした
今にも泣き出しそうな太宰を、中也は優しく抱き締めた。
「なぁ、太宰。もういいんだ、もう、良いんだよ」
低く、優しい声で言う
「太宰、俺は今もお前を愛してる。太宰はどうだ?」
「ッ…私も、愛してる」
「そうだろ?だからそれで良いんだ。俺達は互いを愛し合っている。これ以上のことはねぇよ。」
「ッうん、うんっ」
太宰は消え入りそうな細い声で返事をして、中也の肩に顔をうずめた
「なぁ、太宰。疲れてるだろが、少しだけ、俺に体を預けてくれねぇか?」
そう言い、中也は優しく太宰を押し倒した
「ッ…いいよっ///」
細い線で一生懸命保ちながら、ようやく繋がれていた理性が、静かに切れる
ゆっくりと唇を重ね、そして身体を重ねる。
ご飯はきっと、明日でも大丈夫だろう
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終わりっっですっ
安定に纏め方が下手くそ
ドライヤーの時の太宰さんの心境とか最後の寝室での2人の気持ちとかは想像してくださi((((((((((殴
実はこれ1回データ消えてまた書き直したんだよな…だからほんと疲れたww
夜中に何やってんだか
えークリスマスとっくに終わってますが、まぁ大目に見てくださi((((((((((殴
見てくれてありがとうございました!
ばいばーい
コメント
53件
はぁかみ
あははは可愛すぎるよぉ…中也の匂いがして抱きしめられてる感じがするから好きとか…出来れば一緒に入りたいですと…!?いや、もう、一緒に入ってもらって…()
んふ、天才…吐血するかと思った…