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千空「ここどこだ?」
目が覚めると、見たことのない屋敷。高級なシャンデリア。真っ赤なカーペット。そこには、螺旋状の階段の壁に、何か書いてある紙があった。
周りを見渡すと、石の世界で出会った司、ゲン、氷月、コハク、龍水、羽京がいた。
まだ気絶しているようだった。
千空「とりあえず…ここは…石の世界じゃなさそうだな…?」
状況を確認する前に、階段の壁にあった紙を見る。
“皆様、こんにちは!今から、皆様には人狼ゲームをしてもらいます!あ、ルール説明からですかね。
まず、皆様には1人、人狼がいらっしゃいます。
まぁ、市民6人、一人人狼という感じですかね?
人狼は、1日1人しか食べる事はできません。が、いつでも食べられる事が出来ます。
昼に食べた場合は夜はスキップされます。
そして、皆様で話し合いをしてもらい、怪しい人を投票箱に紙に名前を書いてもらます。一斉に入れてください、 他の人の紙を見てはいけません。
話し合いは朝9時〜 夜9時までです。10分間の投票タイムを設けています。
’ 投票しない’という事もできます。夜9時からは夜となり、私の用意したシェルターへ向かってもらいます。そのシェルターでは、人狼は襲っては来ません。シェルターにはベットが6つあります。
投票で選ばれた人はここに残ってもらいます。逃げよう。とは思ってはいけませんよ。
この館は歩き回っても大丈夫です。
食事は、食事処がありますのでご安心下さい。
※暴力、暴言はルール違反とさせてもらいます。”
千空「…」
どうしようか。まだ起きてるのは俺一人。
まず、これはデスゲーム的なものなのか?本物の人狼?…とりあえず、全員を起こそうか。
司「ん、…??」
周りを見渡す司。
ゲン「ふわぁあ…おはよぉ…」
呑気に背伸びをするゲン。
氷月「…?」
警戒しながらも起きる氷月。
コハク「ん、…千空?」
目を擦りながら起き上がるコハク。
龍水「…ふぁあ…?」
あくびをしながら背伸びする龍水。
羽京「あれ…千空…?”」
眠そうな目をしている羽京。
千空「とっとと起きろ。」
ゲン「って、ええっっ!!!?ここどこよ!?」
千空「しらねぇ。」
焦るゲンを無理矢理静める。まぁ、無理もない、いつも見ている世界とは違うのだから。
…ゲンが人狼だとすれば、俺らに勝ち目はねぇ。相手はメンタリストだぞ。油断すんじゃねぇぞ、俺!!)
司「…ここは…うん、石の世界ではない、全くの別の世界だ。」
皆、司の言葉で絶望感が増す。
羽京「うー…んここに人狼が紛れてるんでしょ?じゃあ本人しか知らない事を言い合えば…」
千空「そんな事、ここのゲームマスターが考えねぇはずがねぇ」
その奴の記憶をコピーして頭に記憶するとか出来んだろ。多分。)
沈黙が流れる。息をするのも勇気がいる程。
氷月「とりあえず、この館を探索しましょう。どこかにヒントが隠されているかもですしね。」
そう提案する。それには全員賛成のようだ。
話し合いだけでは、人狼を見つけられないかもしれないのだから。
龍水「では4人、3人チームになればいいな!」
コハク「チーム分けはどうするのだ?…私は蝙蝠男とはいたくはないぞ…?」
ゲンは何もいってはいないが『ガーン』という効果音が聞こえる気がする。
話し合いの結果、龍水、千空、コハク、氷月が1チーム。
羽京、ゲン、司となった。
氷月「バランスもよい、これなら、人狼に襲われる可能性は少なくなりますね。ちゃんとしている…」
まぁそのとうりだろう。
だって、人狼は一回しか食べれないのだから、一人食ったら、もう一人は食べれないのだから。見られたら終わりだ。
コハク「は!では行くぞ!どうやら科学は作れないらしいからな!」
千空「あ”ぁ、物がねぇからな〜」
悔しそうな顔をする。
しばらく探索をするので、少しの別れを惜しみながらも反対方向へと歩んでゆく。
1チームでは〜
千空「1夜で人狼を見つければ1人犠牲にすれば脱出できる。だが、…最低でも1日はここで過ごすだろ?」
周りを見渡し、歩きながら話す。
氷月「だとすると、寝室や風呂場、食事処などを確認しないとですね。」
最低一日、最大6日だ。そうなると、生活用品が必要だ。
コハク「ここは…?」
コハクが指を指している方向を見てみると、巨大な温泉があった。
龍水「少し小さいな…」
千空「テメェは価値観ちげぇんだわ…」
少し呆れた表情で見つめる。龍水は不思議な表情を浮かべている。
豪華な部屋は更衣室で、その先には綺麗な温泉。そこにはタオルや洗剤があった。
龍水「ふ~ん…最低限生活できそうだな!!」
指パッチンをする龍水。
コハク「だがこれだけでは生活できないぞ?」
千空「ぱっと見でもでっけぇからな…この館…」
面倒臭そうな表情を浮かべながら、この屋敷の奥へと進んでいく。
こんにゃ!、または初めてまして!この人狼ゲーム、思いつきで始めたので失踪、誤字脱字やキャラ崩壊あると思いますが、「ああ、この人はバカなのだな」と思っていただいて…適当なところもありますので…ご理解お願いします。
※この小説ではblが出るかも知れません、細かな事はあらすじを見てください。
では、また次の小説で、お会いしましょう。
(ホワイトデーに小説を投稿できていなかったので、これがお返しと思ってください…😭)