渚side
次の日 。
「…業くん、、(小声)」
どうして泣いていたの?
先生たちはどうして泣いていたか知っているのかな。
…もやもやする。
僕たちって、親友、だよね、、?
「呼んだ?(ひょこ)」
「・・・」
「?…え、渚く_」
「うわぁぁぁああああ”ッッッ!?!?!?」
「うぉ、なに、??」
ビックリした。まさか聞こえていたとは。
「か、業くん…」
「うん、?」
少しの間沈黙が流れる。
「…」
「…え、用があるから呼んだんじゃないの??」
呼んだつもりはない。小声で喋ってたし…「まったく、業くんは地獄耳だな。」とか呑気に思ってた。
でも、聞きたいことはあるし、、丁度よかったのかもしれない。
「業くん、昨日泣いてたのはどうして?」
…昔の僕って意外とデリカシーがなかったみたい…教室で、しかもかなりでかい声でしゃべってた。
「え、業くん泣いてたの?!」
と、茅野が言った。その声に皆がこちらを向く。
みんなの視線に気まずくなったのか、業くんが僕の手を引っ張る。
「…渚くん、こっち。(ぐい)」
「わ、(タッ)」
-end-
コメント
2件
デリカシィ……。 うん、とりあえず触れないでおいてあげよう!?