貴方を見ただけで心が暑いのに、何故貴方は死にたいと願うの。

🧡side

蓮バイトしとるとか凄いなぁ……

そんな呑気なことを考えていると、

💙 ）「……なぁ康二。」

🧡 ）「ん？」

💜 ）「蓮ってさ。うざくね？」

🧡 ）「は、？」

意味が分からなかった。

何を言っているんだ、

蓮は、蓮は、、

🩷 ）「あいつマジでなんでも奢ってくれるから〜なんとなーくで関わってんだよ俺ら。」

💙 ）「しかも、おバカでーすアピ正直キモいし。」

💛 ）「康二はどう思う？」

🧡 ）「……」

憎い。

昨日の蓮の言葉も知らずに！！！

🧡 ）「何、言ってんだ、、」

🧡 ）「てめぇ！！」

俺は胸ぐらを掴んだ。

🧡 ）「蓮は、悩み抱えて頑張って今生きてんだよ。お前に何が分かってそんなこと言ってんだよ！！」

🧡 ）「俺の好きな人は、優しくて純粋で良い奴なんだよ！！！」

💙 ）「ふっ、笑」

🩷 ）「やっぱりそうだったか……」

🧡 ）「ほえ？」

💛 ）「いやーそんな雰囲気出てたもんなぁ……」

🧡 ）「んん？」

💜 ）「いやでも、お似合いじゃね？！」

💙 ）「確かに、結構いい感じかもな〜 」

🧡 ）「どゆこと？」

💛 ）「俺ら、康二が蓮のこと好きなの感ずいてたからさ吐き出させるためにはこの方法がいいんじゃないかって思ってさ。」

🧡 ）「なんや、そうやったんや笑」

🖤 ）「はぁっ……はぁっ、……！」

💛 ）「あれ、、蓮、？」

🧡 ）「蓮？！」

すると、蓮は走り出した。

何か様子がおかしい。

もしかして、最初の話を本当だと勘違いして……

🧡 ）「ごめんちょっと屋上行ってくる！！」

💛 ）「屋上？」

🧡 ）「うん！じゃ！」

屋上

🧡 ）「蓮！！」

🖤 ）「……こう、じ、。」

🧡 ）「なんでや、。」

🖤 ）「なんでって、、さっきの聞いちゃった。」

🧡 ）｢やっぱり。｣

🖤 ）｢じゃあね。康二。｣

🧡 ）｢待って。｣

💛 ）｢待って蓮！！｣

🖤 ）｢っ、！｣

💛 ）｢ごめん。さっきのは康二が蓮の事悪く思ってないか確かめるためのもので！ほんとにそんなこと思ってない！｣

🖤 ）｢……今更なんだよ。｣

🩷 ）｢蓮！｣

💙 ）｢やめろよこんなこと！｣

🖤 ）｢お前らのせいだろ！！？｣

💛🩷💙💜 ）｢っ、｣

🖤 ）｢前に、、聞いちゃったんだ、、、俺を金目当てに関わってるって話。｣

🩷 ）｢っ、｣

🖤 ）｢昨日だって、、康二にまで払わせて、、、｣

💜 ）｢聞いて蓮！｣

🖤 ）｢言い訳はやめて……もう嫌なんだよ、｣

🩷 ）｢俺達蓮の事ずっと親友だと思ってる！！！｣

🖤 ）｢……っ、そうやってまた俺を騙そうと、｣

🩷 ）｢昨日のも、今日のも。最近関わってる康二が最低なやつじゃないか確かめるためで！！｣

💛 ）｢確かに、俺たちは前までは嫌な奴だと思ってた。｣

🖤 ）｢っ、｣

💛 ）｢でも、！！今は違う！！！関わってきて、そんなやつじゃないってわかった。良い奴で優しくて1番抱え込んじゃう奴だってわかった！！｣

🩷 ）｢だがらこそ、新しい奴が良い奴なのか調べたくて……｣

𓂃◌𓈒𓐍

💙 ）「ﾁｯ、なにしてんのあいつ。」（小声

💜 ）「まぁ浮くから良くない？」（小声

🩷 ）「そうだね。」（小声

🩷 ）｢え、、これちょっと言い過ぎかな。｣

💜 ）｢まぁ翔太よりかはいいだろ｣

💙 ）｢はぁ？お前の方がやばかっただろ。｣

🩷 ）｢翔太舌打ちこわーい。｣

💙 ）｢っ、！｣

💙 ）｢……やりすぎたか、、？｣（小声

𓂃◌𓈒𓐍

🩷 ）｢ごめん。蓮。もっとちゃんと話しておくべきだったのに…｣

🖤 ）｢……違う。｣

💜 ）｢？｣

🖤 ）｢ちがうよ、、俺が言いたいのは、、、そういうことじゃない、。｣

🖤 ）｢俺は、、康二を巻き込んで欲しくなかった。｣

🧡 ）｢！？｣

🩷 ）｢っ、！｣

🖤 ）｢……俺のせいで、、、康二まで、巻き込まれる、のがしんどくて、、、、｣

💙 ）｢ごめんごめんごめん、、！｣

🧡 ）｢俺はええのに……どんだけ優しいんよ。もう……｣

🧡 ）｢俺は大丈夫やからさ。ほら。戻って来て。｣

🖤 ）｢……うん、｣

🖤 ）｢でも、一つだけ約束。｣

💛 ）｢何？｣

🖤 ）｢もう俺を1人にしないでね、。｣

💜 ）｢うん｣

💙 ）｢もちろん｣

💛 ）｢そりゃそうだろ！｣

🩷 ）｢いーぱい！！ぎゅーしてあげる！！！｣

そうして、蓮はフェンスを登って戻ってきた。

前よりも背中が軽くなったような。

そんな気がした。