🧡side
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 💜 )「さーて。どうする?」
 
 
 俺たちは今少し困ったことになった。
 
 
 それは、今……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 🖤 )「ん……んー…………」(寝
 
 
 
 蓮が寝てしまっているっと言う事。
 多分泣き疲れちゃったんやと思う。
 
 
 
 
 
 💛 )「家知ってるやついねーの?」
 
 💜 )「俺、知らない。」
 
 💙 )「しーらね。」
 
 🩷 )「蓮って、家とか家族のこと話してくれないよね。」
 
 🧡 )「確かに……」
 
 
 💙 )「どっかの家に泊めさせるか。」
 
 💜 )「俺無理。電車乗って帰るから抱えて帰るのはしんどい。」
 
 💛 )「俺も。電車。」
 
 🩷 )「俺は家汚すぎて呼ぶなって親に反対されてんだよねー」
 
 
 💙 )「俺、今日親いないから無理だわ。ご飯がない。」
 
 一斉に俺の方を見る。
 
 
 🧡 )「え?俺?」
 
 🩷 )「家近いし〜一人暮らしだし〜!な・に・よ・り〜!!! 」
 🧡 )「ん?」
 
 佐久間くんは、胸の所にハートマークを作った。
 
 
 🩷 )「す・き・ぴ〜!!」
 
 🧡 )「……なっ、!!//」
 
 💜 )「あっ!!そーじゃん!!」
 
 💙 )「ふーふー!!イチャイチャしほーだーい!!!」
 
 💜 )「よし。やっぱりな。こういう時はな。うん。夜のな。」
 
 💙 )「ふははぁ⤴︎︎⤴︎」
 
 
 💛 )「下ネタ言うな馬鹿野郎。」
 
 🩷 )「えっ?今、下ネタなんて言ってないけどぉ〜?あれあれ?何を妄想してるのかなぁ〜?」
 
 💛 )「ぐぬっ、、」
 
 💙 )「俺ら枕投げの話してたのに」
 
 💛 )「好きぴと枕投げはおかしいだろ。」
 
 🩷 )「とにかく!!!頑張って!!」
 
 🧡 )「もー!なんでやー!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ってことで。俺は家のベッドに蓮を寝かせた。
 
 
 🧡 )「運ぶの疲れた〜…… 」
 
 
 とりあえず、風呂入ろっかな……
 
 
 俺は、呑気に風呂に入った。
 
 
 
 
 
 
 この時の俺は知る余地もない。
 
 
 
 
 蓮の最大の秘密を……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 🧡 )「ふぅ……上がった……」
 
 
 気持ちよかった……
 
 外はもう真っ暗で月が窓から部屋を照らしていた。
 
 それに照らされながら寝ている蓮は、とてつもなく美しくて。ずっと見ていたい。
 
 
 
 🖤 )「ん……ん……!」
 
 
 なんか、、苦しんでる?
 
 怖い夢でも見てるんかな、、?
 
 
 🖤 )「やめ、、て、、!」
 
 🖤 )「やめッ、、、、やめて、」
 
 蓮、?
 
 様子がおかしい。
 
 
 すると、蓮からは大粒の涙が流れた。
 
 
 🧡 )「蓮、?蓮?」
 
 
 
 衝撃の一言だった。
 
 
 
 🖤 )「お父さん、、、、もうやめて、、」
 
 
 おとうさん……?
 
 ま、まぁ、、そういう夢も見るよな。
 
 
 夢やから。
 
 
 
 
 そう思って、寝返りをうってお腹が出ていたので直そうと思って蓮に近づいた。
 
 
 
 🧡 )「え、、なんやこれ。 」
 
 
 
 
 蓮のお腹には、火傷跡や打撲などの傷ばかりだった。
 
 この、火傷は豆粒ぐらいの大きさだった。
 
 タバコ、、?
 
 よくドラマで見るよな、、、DVをする親が子供のお腹にタバコを当てて苦しませるみたいな。
 
 蓮は、もしかしてDVを……?
 
 
 俺は、蓮を抱きしめた。
 
 🧡 )「細い……、」
 
 いつの間にこんなに細くなったんや……
 
 少し力を加えたら折れてしまいそうだ。
 
 
 
 
 
 🧡 )「れ、ん、、。」
 
 
 🖤 )「ん……?こ、うじ、、?」
 
 
 🧡 )「あ、、おはよ。」
 
 
 🖤 )「何処、?」
 
 🧡 )「俺の家。あの後蓮寝てしまってな。」
 
 🖤 )「嘘……今何時!?」
 
 🧡 )「もう18時45分やな。」
 
 🖤 )「そんな……」
 
 すると、蓮はみるみる顔が真っ青になっていった。
 
 
 
 🖤 )「俺帰る。」
 
 🧡 )「え、なんで?」
 
 🖤 )「門限過ぎてるから。」
 
 
 🧡 )「待って。」(手掴
 
 
 🖤 )「何?」
 
 🧡 )「蓮。帰りたくないやろ。」
 
 🖤 )「っ……!」
 
 🧡 )「駄目や。蓮。」
 
 🖤 )「なんで、?」
 
 🧡 )「さっき、お腹見てしまって。」
 
 
 🖤 )「っ、!バレたか……」
 
 🖤 )「じゃあ尚更帰らせて。」
 
 
 🧡 )「嫌や。 蓮が傷つく場所に帰す訳には行かん。」
 
 🖤 )「やめて。帰らなかったら俺……高校行けなくなっちゃう。」
 
 🖤 )「親からの高校へのお金が出して貰えなくなる。遅くなればなるほどもっと殴られる……だから、お願い。」
 
 🧡 )「でも、、」
 
 
 🖤 )「お願い……俺は、親がいないと生きていけない……」(涙目
 
 
 
 思わず、俺は手を離してしまった。
 
 蓮は、何も言わずに去ってしまった。
 
 そして、離した後に後悔が押し寄せてきた。
 
 
 本当に手を離して良かったんだろうか?
 
 泊まらせて入れば、蓮も苦しまないのに。
 
 なんで、
 
 
 
 俺は蓮を見るだけでも。
 
 触れただけども、
 
 目が合うだけでも。
 
 俺は君への愛が止まらなくて。
 
 ドキドキしてしまうのに。
 
 
 どうして、君はそんなに苦しんでるの?
 
 どうして、俺は苦しまないの?
 
 
 どうして。
 
 
 俺は、どうすれば良かったん?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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