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たまたま席が隣だった、同じクラスのあの子。
あんなにも近くに居て、とりとめのない会話だってしたのに
心の距離が遠すぎた。なぜならその子とは友達で無いから。
だって、考えて見てほしい。
所詮はたまたま同じ学校で、
同じクラスに割り当てられただけの人間だ。
全く共通点がなかった訳ではない、
好きな本が一緒だったり、キャラクターが同じだったり、
といってもそれだけ。
思い出といったら、 夢の中で遊んだ事くらい。
夢の中の私は、現実の私と同じ私なのに、
その子と楽しそうに喋っていた。
それがなんだかもどかしくて、悲しくなった。
夢にまで出るほど彼女のもとに寄りたかったのに。
もう叶うかすらも望みないんだ。
私にとってそれだけが心残りだった。