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煙草にトラウマがあるキャメさんいいなってなったので書きます
今回はしろキャメです
※過去に暴力受けてた表現有り
※キャメさんに元彼がいます
現在白井と恋人関係であるキャメさんには実は元彼がいて、その元彼は、DVしてくるタイプ
そんな元彼が喫煙者で、何度か根性焼き的な怪我も負わされたキャメさんは、煙草に対してトラウマを抱く
そのため、行為の際も体位は絶対に正面からしかさせない、なぜなら背中にはタバコでつけられた火傷の跡があり、それを見られたら幻滅される、変に気を遣わせてしまう、汚いものを見せたくないという思いから背中は絶対に見せないようにしている
しかし、そんなことを喫煙者もいるグループのメンバーに言えるわけがない、まして、彼氏の白井には絶対に言えない、迷惑をかけたくない、相手が吸っている場面に自分が遭遇しなければいいだけなどと考え、みんなには言わずにいた
ある日、白井と同棲しているキャメさんは、作業中の白井にコーヒーを淹れて部屋へと向かう
その時ちょうど白井は喫煙中で、部屋の窓を開けてタバコを吸っていた
部屋のドアを開けた瞬間、ハイライトメンソールの香りがキャメさんの鼻を掠め、視線の先には火のついた煙草を持つ白井の姿が映る
この一瞬の出来事がきっかけで、キャメさんの脳内にある元彼の記憶、正しく言えば、暴力を振るわれていた頃の、タバコを押し当てられていた頃の記憶が蘇り、持ってきたコーヒーもお盆ごと落とし、パニックになってしまう
「ごめんなさい、ごめんなさい、もう逆らわないから、許して、殴らないで、お願いします、」
と壊れたように謝罪の言葉を繰り返し、うずくまるキャメさん
そんなキャメさんを見て、白井は
「は?ちょ、どゆこと?とりあえず一旦落ち着かせないかんな」
と考え、タバコの火をすぐに消し、キャメさんの元へ駆け寄る
「キャメ、大丈夫か?一旦落ち着こか」
とキャメさんに触れようとするも、
「いや、だ、や、めて、怒らないで、殴らないで、痛いの、も、やだ」
と拒まれ、一瞬凍りつく
しかし、諦めずに、
「キャメ、俺や、しろせんせーや、お前の今の彼氏やぞ」
と呼びかけ、キャメさんが顔を上げ、
「せ、んせ?そっか、違うんだった、ごめんなさい、」
と少し落ち着くも、安心したからか涙を流しながら白井に謝る
それを聞いて白井は、
「謝らんといて、キャメにも色々あったんやろ、今はただお前と俺のことだけ考えればええ」
と言ってキャメさんを抱きしめ、背中を優しくトントンする
キャメさんはそのまま身を任せて眠ってしまう
眠ったキャメさんをベッドに運び、寝かせた白井は、
「さっきのあの「ごめんなさい、殴らないで」ってどゆことや」
と疑問に思うも、肝心のキャメさんは眠っているため、聞くことができないのでとりあえず起きるのを待つことにする
数時間後目を覚ましたキャメさん
「あれ?俺、確かせんせーにコーヒー持って行こうとして、」
と起きていた頃のことを思い出し、
「そっか、タバコで俺がトラウマ思い出してパニックになってしまったんだった、」
と思い返し、
「せんせーに迷惑かけちゃったなぁ、申し訳ない」
とぼそっと言うと、
「何が迷惑やって?」
声が聞こえ、顔を上げるとそこには白井が立っており、
「え?聞こえてたの?」
と聞くと、
「聞こえとったわ、そんで、何が迷惑なん?」
と返される
キャメさんは
「だって、俺のせいでせんせー休憩してたのに止めちゃって、パニックになって、コーヒーの片付けまでやらせちゃったから、」
と言うと、
「そんなん全然迷惑やないし、逆に俺の方がいっつもかけとるみたいなもんやわ」
と白井が言う
そして、
「なぁ、キャメ、俺がタバコ吸ってるところ見たことでさっきみたいな状態になったやんか。あと、「もう殴らないで、怒らないで」みたいなことも言っとったやんか。そのことについて教えてくれん?」
と率直に聞き、キャメさんは、
「絶対不快になってしまうけど、それでもいいなら、話すよ」
と言い、元彼について話し始める
「付き合った最初の頃は優しかったこと」
「行為の回数があまりにも多すぎたので、断ったこと」
「それによって次第に態度が豹変していったこと」
「叩かれるなどの暴力が振るわれ始めたこと」
「それがエスカレートして蹴ったり殴ったり首を絞めたり、火のついたタバコを押し当てられたりしたこと」
「そのせいで煙草がトラウマになったこと」
「なんとかしてその元彼から逃げたこと」
等を話し、
「とまぁ、こんな訳です。ね?不快になるでしょ?笑」
と無理に笑顔で話すキャメさんに、白井は
「無理に笑おうとせんでええ、話すのにも相当覚悟いることやろ、それにキャメはなんも悪ない、よぉ頑張ったな」
とほぼ泣きそうになりながら言い、キャメさんを抱きしめる
キャメさんは最初は笑おうとしたけど、段々気持ちが抑えられなくなって、泣き始める
「怖かった、痛かった、苦しかった、せんせー、俺の彼氏になってくれてほんとにありがとう」
と言い、二人で涙を流しながら抱きしめ合う
それから数週間後の夜、行為の際、
「キャメ、今日バックでやってみてもええか?」
と聞き、キャメさんは
「本当に気持ちのいいものじゃないよ、それでもいいなら、せんせーなら良いよ、」
と覚悟を決め、バックでもしてもいいと言う
解し終え、バックで挿入し、全部挿入った後、キャメさんの背中に痛々しい丸い火傷の跡がある箇所を見て、顔を顰める白井の様子を察して、
「せんせ、?怒ってる?正面からにする?」
と不安げに声をかけるキャメさんに対して、
「違うんよ、キャメにキレとるんやない、ほんまにその元彼が許せへんだけで、」
と返すと、
「そっか、せんせーやっぱ俺のこと大好きなんだね」
と若干揶揄う感じでキャメさん言うと、白井は、
「当たり前やろ。世界一愛しとる」
と恥ずかしがらずにまっすぐに言ってきて、思わず
「そっか、俺も大好き、愛してる」
と振り向いて白井にキスをする
それによって理性が切れた白井は、激しく腰を打ち付け、喘いでいるキャメさんの背中の火傷の跡に口を付けて、強く吸い、上書きのようなことをする
それに身体をビクビクさせたキャメさんが
「せ、んせ?もっとあとつけて?」
と煽り、さらにヒートアップした白井はそれからキャメさんがトぶまでヤり続け、眠っているキャメさんの体の至る所に跡を付けていく
翌朝目が覚めたキャメさんは、部屋の鏡越しに映った跡だらけの自分の身体を見て、
「うわ、やっちゃった、」
となるも、背中の火傷の跡が上書きされているのを見て、そこを愛おしそうに見て、
「また助けられちゃったな」
と微笑んで、隣で眠っている白井にキスをしてもう一度眠りに就く
みたいなしろキャメよくないですか?
またもやキャメさんを可哀想な目に遭わせてしまった、ごめんなさい、キャメさん
以上です