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brkn 好きだから

暴力を振るうシーンあります




kn視点

Broooockの様子が最近おかしい

話しかけてもずっと上の空だし

かといって、俺が他の人と話していると




br「僕のきんさんなんだけど⁉︎」

とか言ってくる



なんか、変わったな、、、




kn「ねぇ、Broooock? 」



br「、、、ん?どうしたのきんさん 」



束縛されるのは好きじゃない

でも、言ってもBroooockはやめないだろう

だったら



kn「別れよう」



仕方ないんだ、

相手に尽くしたい性格のBroooockと

尽くされると申し訳なさを感じる俺

相性合わないし、

別れるなら、早い方がいいよね、

Broooock




kn「Broooock?」

br「きんさん、僕のこと嫌いになった? 」

kn「、、、」





まだ好きって言ったら、

期待させちゃうよな、




kn「きらい、」

br「そっか、、」

「ごめんね」

違う、謝るのは俺の方なのに



家に帰り風呂に入って

すぐに布団に横になった

考えたくないのにBroooockのことで頭がいっぱいだ

最後に見たあの顔

今にも泣き出しそうで俺を見つめる優しい目

Broooockの目が好きだった

Broooockの声が好きだった

Broooockの行動全て好きだった





kn「ごめん、、、」


ぼそっと呟き

俺は枕を濡らした



目を覚ますと知らない場所にいた

夢か、、、?


??「あれ、起きてる」


聴き馴染みのある声


kn「Broooock、、、? 」

br「そうだよ〜?」


kn「ここどこ、、?」


br「そんなことどうでも良くない?」

「それより、なんで別れたいなんて言ったの?」



「なんで嫌いなんて言ったの?」


夢だよ、これは悪い夢

なら、ほんとのこと言ってもいいよね、


kn「Broooockのことが好きだから」


そう言うとBroooocは驚いた顔をした

でもすぐにニコリと笑い俺のそばに来た


br「きんさん」


ペチンッッ


kn「⁉︎⁉︎」


何が起こった?


近くに来たと思ったら頬を叩いて、


br「意味わかんないっ!!」

「別れようって言ってきたくせに

「好きって、、」



br「ごめんねきんさん、」

俺をギュッと抱きしめながら

背中を撫でてくれた


怖い怖い怖い怖い

痛い痛い痛い痛い


大好きだったハグが

今はこんなにも怖い


愛していた頃のBroooockはもう居ない


変わってしまった


なんで?


俺が悪かったのかな


俺がわがままばっかり言ったから?

俺が他のやつと話しすぎたから?

俺の態度が冷たかったから?


ごめんね、


br「きんさん」


どこか冷たくいつもとは違う声色で俺を呼ぶBroooock


Broooockの手がスッと上げられる



嫌な予感がして俺はBroooockの頬を叩き返した


ベチンッ


br「、、、⁉︎」


「な、、んで?」



先ほどよりも驚いた表情をする彼


そんなのこっちのセリフだよ


そう思いながら、急いで立ち上がり

Broooockと逆の方向へ走り出す



扉がある、


ガチャガチャッ


kn「、、、!!」


鍵が閉まっている


br「きんさん、、」


そう言いながらゆっくりと近づいてくる



kn「やだ、、ごめ、っ」


怖くなりその場にへたり込んでしまう


Broooockは俺の前で立ち止まり

俺に覆い被さった



kn「、、、!?」


お腹の上に乗られ少し苦しい


そんなことを考えているとBroooockの手が俺の首に伸びてきた


kn「、、、!?」


とてつもなく嫌な予感がした


Broooockの手が俺の首にピッタリと重なり


徐々に力が込められていく


kn「ぶるっ、⁉︎ま、、っ」


緩めることなくどんどん絞められていく


kn「あ”ッ、、!カヒュッ 」

身体に酸素がまわらなくなっていく


kn「ぶるっ、、!しんじゃッ‼︎」


やばい、本当に死ぬ


当のBroooockは何かを訴えるかのような目で見つめている



ググッ

kn「、、、!?カヒュッ、あ”ッ、~~ッ‼︎」


声が出なくなる


Broooockの手を掴んで必死に抵抗するも


ビクともしない


kn「ぶる、ッ、、、」


俺は最後の力を振り絞ってBroooockに話しかけた




kn「ごめ”、、ん”、ね”ッ」


そう言った瞬間Broooockの首を絞める力が少し弱まった


そして、完全に無くなった


一気に身体に酸素が入ってきて頭がくらくらした


br「きんさんっっ!!」


薄れゆく意識の中で俺を呼ぶ彼の声が聞こえた





何時間経ったのだろうか

目が覚めると自分の部屋のベッドの上だった

夢、なわけない

首を絞められた時の痛みと苦しさは本物だった




それに、俺の首についているドス黒い手形

夢なんかじゃない

Broooock、、、





会って話がしたい

俺が傷つけた

スマホを開くとBroooockからメッセージが来ていた

br『本当にごめん、2度と関わらないようにする』




kn「はぁ”、、??」

ガサガサの声が出てしまう

水、飲みに行こう



喉が潤い声が治ってきたところで

Broooockに電話をかける

プルルルルッ

プツッ



kn「あ、、」



着拒された、

kn「いい度胸してんじゃん、 」




俺をこんな目に合わせておいて

1人で逃げるとか、、



kn『本当に悪いと思ってるなら会って話がしたいんだけど?』





既読はつかない

探しに行くか

とは言っても、行くあてがない

どこにいるんだよ、

見当もつかない



何週間も探した

その間毎日メッセージを送り続けた



電車に乗り、知らない街まで来た

kn「どこにいるんだよ、ばか」




涙が溢れる

あの時、別れたいなんて言わなければ




ちゃんと2人で話せていたら、

失ったものは取り戻せない


分かっていたのに

諦めかけたそのとき



Broooockからメッセージが届いた

kn「、、、!?!?」




br『ごめんね、ありがとう』

意味わかんない



何がごめんだ

何がありがとうだ

プルルルル

ピッ

br『ぁ、、も、しもし、、』

数週間ぶりに聞いた彼の声

生きてる、安心して涙がまた溢れてくる

kn「な、んでっ!! 」

「なんで、何にも言わずに離れてくのっ‼︎」




br『言った、、じゃん、』


kn「面と向かって話したかったッ、」



br『怖い思いさせたし、顔見たくないかなって、』

kn「好きな人の顔なんて、いつでも見たいに決まってるじゃんッ‼︎」




br『すきな、ひと、?』

kn「俺が好きなのはBroooockだけ」

「わがままな俺でごめん」




br『、、、』



kn「18時白尾ヶ丘の頂上で待ってる」

br『え、、?』

プツッ

危ない、これ以上話してたら

泣きすぎてろくに会話できなかっただろうな



17時50分

白尾ヶ丘の頂上に到着する

人気はない

Broooockも居ない

わがままな俺の最後の願い


18時00分

Broooockは来ない

プルルルル

ピッ

kn「はやく」

br『、、、』

プツッ


18時30分

、、、

kn「帰るか、 」

そう思っていると足音が聞こえた

振り返るとBroooockがいた

こちらに気がつくと気まずそうに目を逸らした

、、、

Broooockの元に駆け寄って

思いっきり頬を叩いた

ベチンッッ‼︎

br「い”っ、、、!?」




kn「ふぅ、スッキリした!」




br「えぁ、、???」




kn「勝手にいなくならないでよ」

「寂しいじゃん」



br「きんさん、」



kn「ぶるーく」




「「ごめんね」」




kn「、、、ぷっ」

br「、、っ笑」



kn「ははっ、そこ揃うかぁ、笑」




br「綺麗にね、笑」



kn「性格悪い俺でごめんね?」

br「僕の方が悪いから大丈夫」




kn「二度と俺の前から消えないでよ?」




br「ん〜、、分かんない、笑」

「罪悪感に耐えれなそう、、笑」




kn「俺だって罪悪感エグいよ?」

br「、、、ねぇきんさん」

「僕ともう一回付き合って欲しい」

kn「、、、!」

「こんな俺で良ければ、、」

br「きんさんだからだよ、」

kn「俺もBroooockだから、」




brkn 好きだから

見てくださりありがとうございました

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