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初めに
・妄想と幻想の産物です。
・作者が腐の世界の住民です。
意図はしていませんが、
そう見えるかもしれません。
・問題があれば作品を消します。
・なんなら、作者ごと消えます。
・投稿頻度は恐ろしいほど
ゆっくりだと思います。
・黒歴史の予感…
・誤字脱字は親友で相棒。
それでも良い方はどうぞ!
皆さんどうも。リングです!
冒険者になろうとしたら、迷子になった上に謎生物に追われて、
イケボのイケメンに助けられた件について。
これまでのオレを一言でまとめるとコレなんだけど、濃すぎて訳が分からないよ…そして今、オレの熱もひいたので、本来の目的である冒険者ギルドにエルと馬車で向かってる。ここらの島々は危険な魔物が多いから、討伐依頼を〝クエスト〟として、ギルドにまとめてるらしい。で、強さ順にランク分けされた冒険者達が、自分が勝てそうなランクのクエストを受けていくっていう仕組みになってるんだって!
ちなみにエルはAランクらしい。
ギルドの仕組みも、何も知らずに外を見てみたい願望から家を出たから、エルが教えてくれて助かった。ギルドの冒険者の証?みたいな、パスポートみたいなのの、
申請も手伝ってくれるらしい。
本当にエルには頭が上がらない。「エルは優しい人だね、ありがとう」って褒めたら、「ただの気まぐれだよ、気にするな」って言ってた。オレは照れてたの見逃さなかったからな!誤魔化しても無駄だぞ!ほんと、どうやってこの恩人に恩を返そうか、なんて考えていたら、馬車に揺られて、オレはいつの間にか寝てしまった。
コイツ…大丈夫か?
助けたとはいえ見ず知らずのヤツ信用しちまった上、ソイツと馬車で二人きりの状態で寝たぞコイツ…荷物が取られる心配とかしないのか?さらに、ギルドパス申請も、任せたって言われるし、悪用される心配しないのか?信用されてるって事で良いのか分からんが、
まぁ今は良しとしておこう。
それにしてもリング〝グラウェ〟あの時はしれっと言ってたが、
〝グラウェ〟ってエルフの国の
豪族の分家じゃなかったか? だとしたらコイツ、名家のお坊ちゃん
じゃねーか!!間違っていれば良いんだが、本当に豪族様だったら俺
色々とやらかしてる気がするな…
思いっきりタメ口だし、アンタって呼んでたし、とんでもない失礼をしている。本人が何も言ってこないから、許されてるのかも知れないが、探りを入れておいたほうが良いだろう。
そんなことをエルは考える。
慎重で、お人好しの彼はこれからも色々な事で頭を悩ませるのだろう。そんな彼は同じ馬車に乗るリングのオデコを触る、熱が出ていないか確認しているようだ。リングの解熱剤の薬を作ったのはエルである。薬が切れていないか、
ちゃんと作用しているのか心配なのだろう。
「着いたよ、兄ちゃん達」
ギルドに着いたようだ。エルが頼んで乗せてもらった、馬車の運転手が二人に声をかける。 この世界では、旅人は馬車で移動するのが主流だ。荷物の運び込みを手伝ったり、金を渡したりして、そこら辺にある馬車に乗らせて貰うのだ
馬車では無く、人力車もあるが、
長距離の移動は出来ない。籠は
町中の移動しか出来ない。なので馬車か荷車を引いて歩くという選択肢しかない。ちなみに冒険者はテントなど外で泊まる道具を持ち歩く場合が多いため、荷車を持っている者が多い。大人数のチームだと、馬車を買うところもあるそうだ。さて、話が逸れた。
運転手に呼ばれ二人は馬車を降りていく、エルが金を支払った。
顔見知りだったようで、金をまけてもらえたみたいだ。エルに運転手は頭を下げる。運転手の住む町を魔物が襲った時、エルが助けていたらしい。この青年は随分色々な所に恩を売っているようだ。
御礼の品として、珍しい薬草などを貰った二人はギルドの扉を開ける。すると黒髪の毛先が黄色く
グラデーションになっている、
獣人に声をかけられる。
「エル!お前帰って来たか!
おっ!また人助けか?今度は
エルフの青年たぶらかして
きたんだな〜
で? エル、 いつになったら
うちとチーム組んでくれるの」
少し怒った様な声色で、獣人は
エルを問い詰めた。
作者裏話
読んで下さった方、ハートを下さった方、フォローして下さった方
ありがとうございます!
もらってみて初めて、どれだけ
励みになるかを実感いたしました
さて、この作品はファンタジー冒険ものと書いていますが、
〝和風〟ファンタジーです!
みんな、和洋折衷みたいな格好してます。和風な着物と洋服ベースに鎧の一部が付いてて、戦えるようになってます。これからもっと
和の要素を出していきたいな〜と
思っております!