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先程雑談部屋で言ったオリヒュ小説です。
一応デザをば
それでは行ってらっしゃい
私の名前はアルファスト国防団。
グラフィリカ公国の護衛をしている者です。
今日は戦争犯罪を犯した愚か者がようやく捕まったとの伝令を受け大陸本土へと参りました。
今からグレフェリア宮殿に行こうと思います。
「……やっぱり街並み綺麗だな、本土。」
旧式のボルトアクションライフルを肩に掛け、
帽子を被り直し地図を持ち、歩き始める。
少し歩いた、かなり明るいな…。
そう言えば今日は休日だったな…人が多い。
『ぅゎ…アイツ銃持ってるぞ…国防団の連中か…コソコソ』
『こわ〜…アンタ余計な事しないでよ?コソコソ』
『わかってるやぃ!…』
はぁ……やっぱり軍ってものは変なイメージ持たれるんだな…私達の国は専守防衛だってのに。
戦争行為は自ら仕掛けないんだから…
なんなら貴方達国民を守ってるんだから、慕って欲しいものです。
……いやそれは恥ずかしいからいいや。
少女移動中…
と、色々あったがグレフェリア宮殿の前に着きました。
やっぱり立派な宮殿だな…久しぶりに来た。
『アルファスト殿…?、
……お待ちしておりました、どうそ中へ。』
「あぁ、ありがとう…。」
宮殿の門番が先に挨拶してくれた、
いくら私の身分が高いとは言えちょっと照れる。
少女移動中…
かなり奥まで来た…やっぱり広いな、この宮殿。
…ぁ、あの姿は…もしや、
『ぁっ、アルファスト!やっと来たー!』
「ご機嫌よう、グラフィリカ様。」
やっぱり…分かりやすいんだよね、身長低いし。
『今なんか余計な事考えた??』
「……気の所為です。」
なんで分かるの???…ま、まぁいいや。
「…ところで、ようやく捕まったんですって?
あの不届き者。」
『そーなの!あたいが捕まえだったぜ( ・´ー・`)』
こんなちっちゃくて子供っぽいのにちゃんと実力はある、流石としか言いようがない。
「それではその愚か者の場所へと案内お願いします。」
『わかった〜!』
少女2名移動中…
グラフィリカがドアを開ける。恐らく此処なのだろう。
『ここ!』
「ありがとうございます。」
中に入ると男性が2名、縄で雑に縛られていた、
とてもグラフィリカらしい。
「失礼します…。」
『…ぁ゙?これはこれは国防団の代表様じゃないですか、俺達みたいなのに何の用が?w』
「貴方達みたいな人だからこそ用があって来たんですよ…その様子なら反省してないようですね。」
汚らしい身なりだな、あと……ちょっと臭う。
…出来れば来たく無かったけど仕事だから仕方ない。
『反省も何も、俺達ァ正しい事したぜ?敵国の連中何だから何してもいいだろ?なぁ相棒』
『ちげェねぇ!!』
なんなんですかコイツら。一発金的したいんだけど。
「五月蝿いです、それに幾ら敵国だとは言え相手
も人間なのです、あの様な残虐な行為…見過ごせません。」
『俺達が正しいと思えば正しいんだ、ぁ?その辺にしとかないと痛い目見るぜ?かわい子ちゃん』
ぇ、やっぱり一発良い?めっちゃ苛つくんだど。
「…私も一軍人です、貴方達に負ける程やわでは
ありません。」
ライフルを構え、そう言葉を発した。
『生意気な女だなァ゛…💢』
「生意気で構いません、仕事なので。」
『このッ
ライフルの銃声が宮殿に響く。
『あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッッ!?!?!?』
男の脚に命中…流石に命まではまだ奪わない。
『テメェッ…何しやがる!!!』
「仕事なので。そろそろ動機を話してくれません?早く終わらせたいんですよ。」
『だから!!俺達が正しいと思った事をしただけなんだよ!!』
「間違った正義は時に悪となる、
被害者の事を考え、悔い改めてください。
それが無理ならば…貴方達の命を奪う事だって容易い。」
ライフルの薬莢を排出し装填し直す。
『チッ………わーったよ…諦める、まだ死にたくない
からな…俺は』
『…俺も』
「………警察さん、コイツらを連れてって下さい。」
『はっ、了解です、アルファスト殿。』
___ふぅ、疲れました。
久しぶりにこんな事した、まぁ特に何も感じないけど。
「グラフィリカ様、終わりましたよ。」
『アルファスト……』
「?」
『…すっごいかっこよかったーー!!!!!!』
………は?????
「ちょ、ぇ、は?ど、どういう事ですか??」
『さっきのがあれでこれで(以下略』
「………なんで見てたんですか💢///」
『ひまだったから!ニパッ』
…なんなんですか今日のグラフィリカ様…色々とめっちゃ疲れたんですけど…
「…まぁいいです…それでは私は帰りますね。」
『はーい!ありがとね!』
-fin-