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怖くなって手が震えて、目の前が真っ白に

なる直前、 誰かに大声で名前を呼ばれた

私も、わたしを見つけてほしくてその誰かの名前を言う


「UNKNOWN…」


私の意識は途切れた。まるでぎりぎり繋がっていた糸が切れるように











目が覚めた。

目の前には彼の顔があった


「ん〜…」

「えっ…!?!?!?」


普通におどろく距離である

UNKNOWNは私をおどろかしたかったのだろうか…??


「あっ!起きた?」


当然、そんなこと気にしていないと言わんばかりに会話をふっかけてくる。多分こちらのことを心配はしてくれている…と思う


「うん、起きたんだけども、この距離はさすがにビビるよ」


一応、言っておく、こんなことを何回もされたら私がもたない


「あ〜…ごめん!次から気をつける!」


そう、謝ってくれたが、そもそもこんな事、二度とごめんだ。と思っていると、気がつく。あの日記が無いのだ


その事に、安堵の表情を浮かべようとする自分がいれば、UNKNOWNに見つかっていたらどうしようと、心拍数が上がりそうになっている自分もいた。


「あのさ、日記みたいなの見た?」


一応、聞いてみる。やはり、知りたくないと、見たくないと思っているのに私は、あの日記を求めてしまう。これは本能なのか

ただの好奇心なのか…


「いや?見てないけどなあ」


そう、彼は返答してくる。それが嘘なのか本当なのかは…真相は闇の中…かなあ






────────────


それからしばらく、UNKNOWNとここで

遊んでいた。すると、突然彼が


「これ、あげる!」


と言い、私にそれを渡してくる


「これ…」


それは、綺麗な花かんむりだった。

それをそっと私の頭に乗せると、彼は満足そうにして、私をぎゅっと抱きしめた


「えっ…ちょ…!?」


廊下の時といい、UNKNOWNは私になにかと謎なことをしてくる

今だってそうだ。草っ原で遊んでいて

いきなり抱きしめてくるのは変にちがいない


「UNKNOWN…?」


気づけば、彼の頬を水滴が伝っていた いや、彼だけではない。 私も例外ではなかった

────────────


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