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???「うーん……美味い!」???「この新作のコスメ……買おうかしら……どうしよう……」


「雨花」、「桃時」は食堂でそれぞれ休んでいた。そこへ……


???「雨花さーん」


「橙」がやってきた。


雨花「おぉ〜どったの?橙ちゃん」


雨花は飲み物を飲みながら応える。


橙「あの「腐ってる」ってどういう意味ですか?」

雨花「ぶふっー!!!!」


雨花は想わず飲み物を吹き出してしまった。桃時に。


桃時「ぶっ飛ばすわよ」

雨花「あぁごめん……橙ちゃん?一体何処でそんな用語を?」

橙「紅蓮先生が「あぁ腐ってる友達欲しい〜」って言ってたので、紅蓮先生と仲の良い雨花さんなら知ってるかと!私にはよく分からない話をしている時もありますし!」

桃時「あのクソ教師……生徒の聴こえるところでそういう話すんじゃないわよ」

???「おーい」


遠くから雨花たちに話しかける声がする。


桃時「あっ丁度良いところに……あんたハンカチ頂戴」


話しかけてきたのは「瑠璃人」だった。


瑠璃人「何でだよ……つうかお前ジュース臭いぜ?」

桃時「だからハンカチ頂戴って言ってるのよ」

瑠璃人「何でだよ!自分の奴使えよ!」

桃時「使ったら使用不可能になるじゃない」

瑠璃人「オレのは良いのか?!」

桃時「良いでしょ」

瑠璃人「ふざけんなよ!……はぁ、仕方ねぇ。ちゃんと洗って返せよ」

桃時「もちろんそのつもりよ。ありがとう」

瑠璃人「で……雨花と橙は何の話してるんだ?」

橙「「腐ってる」の意味を知りたいんです!」

瑠璃人「「腐ってる」の意味?そのまんまの意味じゃねぇのか?」

橙「どうやら違うみたいなんです」

雨花「うーん……腐ってるっていうのは、この場合……おそらく……BLが好きな人のことだよ」

桃時「ついに言ったわね」

橙「BLって何ですか?」

雨花「BLっていうのは、ボーイズラブ……つまり、男の子同士の恋愛もののことだよ」

橙「なるほど!じゃあLGBTQにも理解があるんですね!」

雨花「いやぁ……そうとも限らないんじゃない?」

橙「何でですか?」

雨花「現実と漫画は違うんだし、現実の同性愛に理解がある訳ではないんじゃない?」

瑠璃人「なんか難しいな」

橙「BL……奥が深いですね」


「そうだ!」


「「私も読んでみます!」」


雨花「あぁ良いんじゃ……」

桃時「ちょっと待ちなさい!!」

雨花「ん?何?」


桃時は雨花の耳を引っ張り、隅っこに移動した。話し合い開始。


桃時「あのね!BLって性的描写やいやらしい用語も多いのよ?そんなの橙がみたら純粋さに穢れが付着するわよ!誰が一生懸命橙の純粋さを守ってきたと想ってんのよ!」

雨花「いや桃時ちゃんが育てたわけじゃ……ならさ!性的描写の少ない漫画にすれば良いんじゃない?」

桃時「あんたそんなの持ってんの?」

雨花「うん。少ないけど」

桃時「それからいわゆる18禁って言われるジャンルがあることも黙っておきなさいよ?橙のことだから「性知識を学ぶのも勉強です」って言うかもしれないから」

雨花「あぁ橙ちゃんって時々おかしな方向に頑張ろうとすることあるもんね。肝試しの時みたいに」

桃時「分かったら絶対黙ってて」

雨花「はぁーい」


話し合い終了。ここまで約三十秒。


橙「あの……?」

雨花「あぁごめんね!橙ちゃん!わたしがBL本貸すね?それから読んでみて欲しいな」

橙「分かりました!」

桃時「よし、これで一件落着……」

瑠璃人「でもよ〜BLって18禁ものも多くね?」

桃時「(バカ野郎!!!!)」

雨花「あぁらら」

橙「ジュウ……ハチ……キン?」

桃時「えぇっとその……」

瑠璃人「18禁オレも読んでみてぇ!お前ら読んでるんだろ?」

桃時「確かに読んでるわよ?けど、まだ読まない方が……」

橙「私読みたいです!勉強したいです!」

桃時「悪い先輩の真似はしない方が良いと想うわよ?」

橙「でも二人だけ知ってて、私だけ知らないなんて不公平です!」

雨花「そこに不公平持ち込んじゃうかぁ……」

瑠璃人「オレも知りてぇ!!」

桃時「大体あんたは橙と一緒にやるかもしれないんだから今学ばなくても大丈夫よ!」

雨花「桃時ちゃん!?」

瑠璃人「どういうことだ?」

橙「何を瑠璃人さんとやるんです?」

桃時「あ」

雨花「桃時ちゃん……」

桃時「よしっ!アタシたちは教室に戻るわよ!!」


桃時は雨花の首根っこ掴むと、その場から逃げた。


瑠璃人「おい!桃時!」

橙「放課後、生徒会で集まりますしその時聴きましょう」

瑠璃人「そうだな!」


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橙「雨花さん!教えて下さい!」

雨花「うーん……」

???「何の話をしてるんだ?」


雨花たちの話に自ら入り込もうとする被害者・「兎白」


雨花「ノーコメントで」

橙「何でですか?!」


バタン!!!!


橙・兎白「!?」

雨花「どったの?桃時ちゃん、瑠璃くん」

桃時・瑠璃人「このバカどうにかならないかしら雨花・ならねぇかな雨花」

雨花「とりあえずkwsk」

桃時「こいつしつこいのよ!!アタシは何も教えないって言ってるのに!!」

瑠璃人「オレは橙と一緒にやるの意味が分からねぇから突っ込んでんだよ!お前が言い出したことだろ?!」

桃時「18禁関連を知っていいのは、ルールと秩序を守ることができる者だけよ!」

雨花「‪ルールと秩序を守る人は十八歳未満なのに18禁を読んだりしない」

桃時「うるさいわよ!」

瑠璃人「桃時みたいに悪い子が読むものなのか?」

桃時「ちょっと!誰が悪い子よ!」

雨花「うーん……あっそうだ」


雨花は瑠璃人に手招きする。


雨花「瑠璃くん。こちらへ」

瑠璃人「何だよ」

雨花「ここで言う18禁っていうのは……」


雨花は瑠璃人の耳元で囁く。


雨花「……これを……こうして……こうした後に……こうして……そしたら……」

瑠璃人「…………」


十一分後


瑠璃人「//////////」

桃時「しばらくフリーズしたら顔が信じられなくらい真っ赤になったわよ」

兎白「何でこんなことに?」

雨花「瑠璃くん〜橙ちゃんに教えて良い?」

瑠璃人「絶対ダメだ!!!!」

雨花「じゃあどうするかは瑠璃くんに任せるよ〜」

瑠璃人「…………」


瑠璃人はしばらく考え込むと、橙の方へと歩いた。


瑠璃人「橙」

橙「ん?何ですか?」

瑠璃人「18禁の意味なんだけど」


「「オレが就職するまで待っててくれないか?」」


桃時「なっ!////」

兎白「ん?」

雨花「おぉ〜」


「ねぇ!今の聴いた?!聴いたわよね?!」「ニヤニヤ〜」「どういうことだ??」


桃時は雨花の肩を揺らし、兎白は不思議そうにしている。


瑠璃人「オレがちゃんと責任の取れるようになるまで待ってて欲しい。その時必ず教えるから。だから他の奴から教えてもらわないようにしてくれ。……ダメか?」


瑠璃人は真っ直ぐ橙をみつめる。


橙「……ふふ、分かりました。よく分かりませんが……待ってて欲しいことは分かりました。それまで待ってますね。だからちゃんと教えて下さいよ?」

瑠璃人「!、おう!」


橙と瑠璃人は小指を絡める。


桃時「これで付き合ってないって嘘でしょ?」

兎白「どういうことなのかよく分からないが、幸せそうなら良かった」

雨花「……ぬふふふ〜」


雨花は瑠璃人にゆっくり近づく。


雨花「瑠璃く〜ん……桃時ちゃんに兎白くんがプロポーズしたから羨ましくなったんでしょ?」

瑠璃人「ち、違ぇよ!!!!」

雨花「あはははは!正直になりなって〜」

瑠璃人「う、」


「「うるせぇ〜!!!!」」


雨花、橙、桃時、兎白、瑠璃人はニシっと微笑んだ。そこには温和な空間が流れていた。

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