テラーノベル
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『こんな展開ありですか!?』
〜異世界×異世界のラブコメディ〜
第8話 乱れ過ぎてる三角関係どころではない!?
突然ですが、ただいま私麻里衣。
最大の危機に面しています。
『いつもお仕事お疲れ様やで。簓兄さんに沢山甘えてええからな。』
『あの、簓さん…これは一体どういう……』
ドローイングルームのソファで簓さんの足の間に座らされ、後ろから抱き締められていた。
『いつもお仕事頑張ってるからご褒美や。』
『ご褒美…。にしては距離が近いしそれに…周りの視線が痛いんですが。』
『おい。てめぇ、簓。何人のもんにくっついんだよ。』
『なんや左馬刻。いつから麻里衣はんはお前のものになったん?印でもつけてたんか?』
『てめぇ…ぶっ殺されてぇのか?』
『あの、喧嘩しないでください…。』
(やれやれ…喧嘩が耐えないな、毎日。)
『ところでまりぃちゃんって探偵なんだっけ?』
『は、はい。そうですけど…。』
『その人見つかって仕事してるんだよね?犯人を裁いてるとこ見たいなぁ。』
『見たいって言われてもそう簡単に事件が起きたら困りますよ。』
『えー見たいみたいー!』
『乱数、困らせてはいけませんよ。すみませんね、麻里衣さん。』
『い、いえ。でも…この瞳を見せたらみなさん驚かれると思います。最初に見せた時生まれつきだと言いましたが…いざ間近で見たら…っ。』
『麻里姉。大丈夫です。僕達はそんなことしません。多少驚きはしても気味悪がったりしませんから。』
『三郎君…ありがとう。』
『じゃあ仮面外して犯人に一言セリフ言うてもらおか。』
『無茶ぶりやん簓。』
『えぇ…。』
『じゃあ犯人役は左馬刻な。犯人顔してるし。』
『たしかに!適任!』
『よし、お前ら後で殺す。』
『分かりました…1回だけですからね。』
私は仮面を外して一芝居打つ。
『貴方の巧妙な嘘は私の瞳の前では無力。
謎と闇は全て暴かれました。 さぁ。光の名のもとへ全てを明白に。』
『か、かっこいいっすー!!!』
『じゅ、十四君!?』
『麻里衣さんの決めゼリフかっこいいっすね!もう一回お願いしますっす!』
『え、えっと……』
『(っ ॑꒳ ॑c)わくわく』
(そんなうるうるした目で見つめられても…っ。)
『(இдஇ; )』
『うぐ…っ。』
(十四くん……ほんとに男の子?18歳とは思えない…可愛すぎるっ。)
『おい、十四。』
グイッ。
『あんまり麻里衣に世話やかすな。悪ぃな。』
『い、いえ…大丈夫です。』
『にしてもでら綺麗だな。お前のその瞳。一郎たちみてぇ。』
『確かに…空却の言う通りだな。色は違ぇけど、左右違うのは似てる。な?三郎』
『えっ!?え、え、と、そ、そう、ですね……』
『三郎麻里衣はんと似てる言われて嬉しそやな?』
『うるさい、黙れ。』
『辛辣やわァ。』
ギュッ。
麻里衣半に後ろから抱きつく。
(なんでみんな平常心でいられるのかしら……昨日…左馬刻さんと乱数さんに…あんな…っ。)
チラッ。
『『……!』』
2人は私の視線に気付きニヤリと笑う。
『っ……!』
『ん?麻里衣はん顔赤いで?照れてもうたか?』
『っ、な、なんでもないです。と、とにかく離れて下さい…っ。』
『そんなけったいなこと言わんといてや。別にいいやろ?好きな人にくっつきたいのは男の性分や。』
『よくないです…。それに私これから用事が…。』
『用事?何しに行くの?』
『……。』
『=͟͟͞͞ ((((( ºωº )逃』
『あ、逃げた。』
『待てやー!』
『あ、だから簓!ったくあいつは…。』
『僕も追いかけるー!』
『飴村くん待ちなさい。女の子を過剰に追いかけるのはダメですよ。』
『なになに、じゃっくらい…?もしかして嫉妬?いい歳して恥ずかしい〜wまりぃちゃんのことが好きなら追いかけたら?((´▽`*))アハハ』
『(╬ ˙-˙ )』
『あの、先生?』
『分かりました。負けません。』
『あ、やっと自覚した?』
『違います。君だけには負けたくありませんからね。』
『更年期なんだし無理しない方がいいよ?』
『𐡚ブチ(ง ˙˘˙ )วブチ𐡚』
『あの、先生?落ち着いてくださ――』
『いいでしょう。この際なので正直に言います。私は彼女の知的や知性溢れた雰囲気に惚れています。それも含め……君には負けたくない。』
『やっと素直になったじゃん…じゃ、どっちが先に捕まえられるか勝負ね〜!』
≡≡≡ヾ(⌒(_‘ω’)_タッタッタッ
『お前の姉貴は大変だな。百合菜。』
『うん……。お姉ちゃんは何故か色んな人にモテるんだよね…。』
『それにしても、凄いと思うけど。だって、元伝説のチームThe Dirty Dawg(ザ・ダーティ・ドッグ)の4人を虜にするなんて。』
『二郎君…。あの4人って?』
『僕が説明します。百合菜さん。』
『三郎君。お姉ちゃんのこと追いかけなくていいの?』
『僕は麻里姉の嫌がることしたくありませんから。伝説のチームThe Dirty Dawg(ザ・ダーティ・ドッグ)イケブクロディビジョンの山田一郎。ヨコハマディビジョンの碧棺左馬刻。シブヤディビジョンの飴村乱数。シンジュクディビジョンの神宮寺寂雷の4人が結成していたチームです。今はそれぞれのディビジョンのチームリーダーですけどね。』
『そんな凄い人達にお姉ちゃんは好かれてるんだ。ところでさ…。一郎さんと左馬刻さんも一緒になっていないんだけど。あの二人もお姉ちゃんを追いに行ったの?』
『あれ?あ、確かに一兄いない…。』
『大丈夫ですよ。一兄のことです。きっとどこかで匿ってるんですよ。』
一方その頃――。
『『『……。』』』
(何故、こんなことに……。)
逃げていた時、左馬刻さんと一郎君に手を引かれ、大道具倉庫の狭い箱の中に隠れることになった。
私は真ん中に座り込み、左には一郎君。右には左馬刻さんがいる。
『おい、ダボ。お前出てけよ。せめぇ。』
『あ?お前こそ出てけ。』
『あの二人とも狭いんですから喧嘩しないで下さい。』
『じゃあもっとこっち寄れよ。』
グイッ。
『っ!』
グイッと手を引かれて左馬刻さんに抱き締められる。
『っ、おい、左馬刻……。』
『なんだ?嫉妬か?』
『な、なんでそんな平常心でいられるんですか?き、キスしたばかりなのに……。』
『キスくらいであんなに赤くなるなんてな……初だな。麻里衣は。』
『は?お前勝手にキスしたのか?節操ねぇな。』
『うるせぇ。欲しいもんが近くにあるのに手を出さない方が男じゃねぇだろ。あぁ、お前はガキだったな。キスのひとつもできねぇようじゃな。』
『っ、てめぇ…。』
『言っとくがお前にだけは負ける気しねぇ。 』
ギュッ。
抱きしめる手が強くなる。
『麻里衣は俺のものだ。諦めろ。一郎。』
『……。黙れ。』
『え…っ。』
一郎君は私から左馬刻さんを引き剥がす。
『ん…っ。』
『……!!』
『ん、は…っ。な、一郎、く……っ。』
年下とは思えない激しいキスに息も絶え絶えになる。
『俺はガキじゃない。麻里衣さん。好きだ。』
『はぁ、はぁ…。』
『へぇ…?俺様に喧嘩売ろうとかいい度胸だな。』
麻里衣の服の襟を掴む。
『俺のもんだって分かるように痕でも付けとくか?ってお前これ…。』
『…っ!こ、これは…。 』
(しまった、消えてなかった…。)
『っ……。』
『誰にやられた?簓か?乱数か?』
『…。』
『……。』
バキィッ!
箱を破壊し簓を探す。
『よし、ぶっ殺す。』
左馬刻さんは目にも止まらぬ速さで走っていく。
『あー…簓さん死んだな…。』
『あの、一郎…君…。』
『……すみません。びっくりさせて。でも俺、本気ですから。』
グイッ。
私の腰を引いて自分の胸に私の手を当てる。
『こんなにドキドキするのは…麻里衣さんだけです。』
あぁ、困る。この頬の熱さに…どうにかなってしまいそう。熱を帯びて、体温が上がる。
『ところで…油断しすぎじゃね?』
『え?わっ…!』
二郎君に手を引かれる。
グイッ
『お前を好きだっていう男がすぐ近くにいんのに。』
『っ、あの、みんな見て……。』
『そうだぞ。山田二郎。』
『軽々しく触るな。』
『ギャンカスとリーマンは引っ込んでろ。ギャンカスと中年の野郎に用はねぇよ。』
『『(╬ ˙-˙ )』』
『あの、二郎君…?』
『そうと決まれば…逃げるぞ!』
二郎君は私をお姫様抱っこして逃げる。
『ちょっと待ってー!??』
『あいつ…殺す。』
『同感だ。有栖川。観音坂。奴を追うぞ。』
『はい。ぶっ潰します。』
『三郎君。君の兄だけど、いいのかい?』
(心配ですけど、二郎は別にどうでもいいです。)
『大丈夫です!あいつがいなくなっても!』
『思ってることが逆…いや、逆でもないね。あはは……。』
次回
第9話 執事たちの怒り爆発……!?
『主様は…私のでしょう?他の人になんて…渡しません。』
『る、ルカス…っ?』
『貴方が誰のものか…解らせてあげましょうか?』
2人きり、夜のベットでお仕置き……?
『あの、ラト、これは一体…?』
『手錠です。私の元から二度と離れられないように…。主様は私のなんですから。』
『っ…。』
手枷は愛の重さ。そして束縛。
反対に……ヒプマイの世界の人は燃える。
『心拍数があがってしまいます。君という人のことをもっと知りたい…。』
『寂雷…さん?』
『好きだよ。麻里衣さん。』
ストレートな愛の告白に心を乱される。
『俺じゃ、ダメ…ですか?』
『独歩さん…っ。』
『俺が必ず幸せにする。どんなときも…ずっとそばに居る。』
遠回しのプロポーズに心は締め付けられる。
次回もお楽しみに♡
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コメント
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え、やばい久しぶりに見たらアルジチャンが、多人数で取り合いになってる笑笑やばい、明日も頑張れる!いつも沢山の投稿ありがとうねぴちちゃーん
やばばばっ!この第8話、三角関係どころか六角?七角?くらいになってて草🔥 狭い箱ん中で左馬刻×一郎の睨み合いからの急接近キスは反則だわ…年下の本気キスに息絶え絶えの麻里衣ちゃん、尊すぎるっしょ! そして簓さん・乱数・寂雷先生も全員スタンバイしてて、もう誰が本命か分からん混沌が最高すぎる。次回の執事ルカスとラトの束縛展開も気になりすぎるし、これは毎日巡回案件だわ。めっちゃ刺さった🔥