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𝕔𝕠𝕔𝕠
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あり
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ー逃げ道は君になった。ー
🩷佐野勇斗 攻
💛吉田仁人 受
🤍山中柔太朗
❤️曽野舜太
💙塩﨑太智
目が覚めると、
見慣れない天井が目に入った。
💛「……あ。」
昨日、勇斗先輩の家に泊まったんだった。
体を起こして、隣を見る。
柔太朗はまだ眠っている。
その向こうでは、
舜太もぐっすり眠っていた。
俺は二人を起こさないように、
そっと部屋を出た。
リビングへ行くと、
テレビの音が聞こえてきた。
💙「……お、仁人。おはよー。」
💛「おはよう、太智。」
太智はソファに座って、
テレビを見ていた。
💙「昨日、ちゃんと寝れた?」
💛「まあまあ…かな。」
昨日の夜のことを思い出してしまう。
勇斗先輩に頭をぽんぽんされたこと。
💛「……///」
💙「ん?どうしたん?顔赤いよ?」
💛「いや、何でもないです。」
俺は誤魔化すようにキッチンへ向かった。
すると、ちょうど勇斗先輩が起きてきた。
🩷「おはよ。」
💛「おはようございます。」
🩷「太智以外は寝てる?」
💛「はい。」
🩷「そっか。じゃあ、朝ごはん作ろうかな。」
勇斗先輩が冷蔵庫を開ける。
💛「……俺も手伝います。」
🩷「え?いいよ。」
💛「でも、俺も何かしたいです。」
🩷「昨日疲れてたじゃん。」
💛「もう大丈夫です。」
少し迷ったあと、勇斗先輩が笑った。
🩷「……じゃあ、お願いしようかな。」
💛「はい。」
俺たちは二人で朝ごはんを作り始めた。
💛「先輩、これどうします?」
🩷「それは俺がやるよ。」
💛「じゃあ、お願いします。」
こんなふうに先輩と二人で話すのは、
なんだか新鮮だった。
俺が卵を割っていると、
勇斗先輩が横から覗き込む。
🩷「仁人って料理するんだ。」
💛「簡単なものだけですけど。」
🩷「意外。」
💛「……また意外って言いましたね。」
🩷「だって、仁人が料理してるの想像つかなかったから。」
💛「先輩は?」
🩷「俺?結構するよ。」
💛「……じゃあ、今日も任せればよかったですね。」
🩷「いや、手伝ってくれて嬉しいけど。」
💛「……そうですか?」
🩷「うん。」
少しだけ、気まずくなった。
でも、不思議と嫌じゃなかった。
しばらくして、
勇斗先輩が小さな声で言った。
🩷「……昨日、眠れた?」
💛「……少しだけ。」
🩷「そっか。」
💛「先輩は?」
🩷「俺も、ちょっとだけ。」
💛「……そうなんですか。」
昨日の夜を思い出して、
俺は目をそらした。
そのとき――
ガチャ。
🤍「……おはよう。」
柔太朗が起きてきた。
💛「あ、柔太朗。おはよう。」
🤍「……おはよう。」
柔太朗は俺に笑いかけたあと、
キッチンを見る。
そして――
勇斗先輩と俺が並んで
料理をしているのを見て、
少しだけ黙った。
🤍「……何してるの?」
💛「朝ごはん作ってる。」
🤍「……俺も手伝う。」
🩷「え?もうすぐ終わるけど。」
🤍「……それでもいい。」
🩷「……そっか。」
柔太朗は俺の反対側に立った。
🤍「仁人くん、これ切る?」
💛「うん。ありがとう。」
🩷「仁人、それ終わったらこっちお願い。」
💛「はい。」
🤍「……。」
🩷「……。」
💛「……二人とも、そんなに俺に言わなくても自分でできますよね?」
二人とも黙った。
💙「……朝から何してんねん笑」
太智がテレビを見ながら笑っている。
そのとき、部屋の奥から声が聞こえた。
❤️「…………。」
💙「……あれ?」
太智が時計を見る。
💙「舜太、まだ寝とるん?」
🤍「……まだ寝てると思う。」
🩷「起こさないと朝ごはん冷めるな。」
💙「じゃあ俺、起こしてくるわ。」
太智が立ち上がる。
そして部屋へ向かいながら、
💙「舜太ー!朝やでー!」
❤️「…………あと五分……。」
💙「もう五分じゃ起きんやろ!!」
俺たちは顔を見合わせて笑った。
そんな騒がしい朝も――
なんだか、悪くなかった。
投稿遅れて、ごめんなさいm(._.)m
コメント
1件
はい、読み終わりました〜!第13話の朝のシーン、すごく良かったです。仁人くんが勇斗先輩とキッチンで並んで料理する距離感、柔太朗が起きてきて間に入る空気感、どれも"言葉にしない何か"が伝わってきてドキドキしました。特に「二人とも、そんなに俺に言わなくても自分でできますよね?」って仁人くんがツッコむところ、笑っちゃいました。騒がしいけど温かい、この空気感が本当に素敵です。更新ありがとうございます!