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⚠️アテンション⚠️
・Iris様
・BL??
・死ネタ🈶
どうぞ‼️‼️
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ある日。
俺は、俺らは決めた。 君と一緒に死ぬことを。
俺は言った。
「もうしんどい、死にたい」
そしたら君は
「そうだよね、難しいよね色々と。」
とだけ言った。
と思ったら、俺も想像していなかったことを言われた。
「一緒に一生を終えようか。」
ほんの一瞬だけ、周りの音が遠くに聞こえた。外を走る車の音、蝉の声、子供の声、全てが。近くで聞こえたのは、俺の心臓の音だった。
「…は?」
「やっぱ驚いちゃう?」
「でもさ、ひとりで死ぬより二人で死んだほうがいいじゃん。」
満面の笑みでそういう彼に狂気を覚えたと同時に、嬉しさを感じた自分がいた。
そんな自分が気持ち悪いなと思った、止めるべきだ。そう分かっていたのに。
「……うん、ありがとう」
ああ言ってしまった。考える前に言ってしまった、最低だ。
「うん。」
眩しい笑顔でそういった彼に、恐怖も覚えてしまった。でも救われたような気もした。
色々な感情が混ざってしんどい。
「8月17日、夜に一緒に死のう。」
あ、と彼は声を漏らした、何かを閃いたような顔をしていた。
「でもその前にさ」
「バーに行こうよ、いいとこ知っているんだ。」
また俺は考えずに、ええよ。と言ってしまった。いや、考えたくなかったんだ。
8月17日。
死ぬ日には似つかわしいほどに快晴だった。
今日は一日中快晴なんだとニュースのお天気アナウンサーが言っていた。
この朝日を見るのもきっと最後なんだな。
朝から連絡が来た、彼からだ。
「おはよーまろ。起きてる?」
「今日の18時迎えに行くからね。」
意外と早くいくことになりそうだ。
18時。
「まろー。」
「丁度やね」
「ふふん、褒めてくれてもいいんだよ?」
「いやや」
軽口を叩きながら2人でバーへと向かう。周りの人達は、こんなヤツらが今日死ぬとは思わないだろう。
「ここ。」
「ほーん、ええとこやん」
本当にいいところだと思う。隠れ家的な、知っている人の方が少ないような、そんなバーだった。
少し時間が経って、程よい酔いが回ってきた頃。彼はまた別のカクテルを頼んだ。
「コープスリバイバーを2つ」
バーテンダーは、はい。とだけ言って作り始めた。そんなカクテルなんてあったのか、と少しぼーっとしている頭で考える。
「知ってる?コープスリバイバーっていうカクテル。」
「知らんな、初めて聞いたわ」
「はは、そっか。」
彼は笑った。
自分も釣られて少し笑ってしまったが、その表情を見て思った。
この表情も最後なんだなぁと、寂しい、と。
コープスリバイバーを飲んでから出ていく。
彼はどれだけ粘ってもカクテルの意味を教えてくれない。ほかの意味は教えてくれたのに。
「なぁ、ほんまに教えてくれへんの?」
「うん、最期にね。」
「……ふーん…」
最期。
その言葉に心臓が高なった。嬉しいとかじゃない、少し怖くなってしまったから。
「見てこの薬の量、頑張って集めた。 」
彼の家に行って机の上を見たら、たくさんの薬があった。全部摂取したら確実に死ぬ量。
「…すごいな、これ」
俺が感心している間にも、彼は薬を出し始めた。
「よし、飲もう」
「早ない??」
渋々自分も飲み始めた。
ぐわんぐわんしてきた。
すべてがどうでもよくなって、ふわふわして。
いきぐるしい、しんどい。
「…まろ?」
「……なに」
かれもしんどいはずなのに、えみをくずさずにいった。
「あのカクテルね__」
はなしはじめてくれた。
そう思った瞬間、意識が暗闇へと引きずり込まれた。
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コープスリバイバーのカクテル言葉
「死んでも貴方と。」
#イラスト
えも@ケモ大好きマン
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#死ネタ注意
コメント
1件
うわあ……読み終わってしばらく息が止まってた。冒頭の「一緒に死のう」って提案からもう張り詰めてて、でも二人の軽口が日常っぽくて、そのギャップが逆に胸に刺さる。最後のカクテル言葉「死んでも貴方と。」で全てが繋がった瞬間、ゾッとしたというか、すごく切なかった。続きを考えずにはいられない。