「………Thanks,」
*回想終わるよ*
「─Vee、大丈夫?!─返事して!!Vee!!!─クーン…─誰か!!テープをちょうだい!!!─version2は準備してあるし。いいや─はぁ??!!」
みんなの声が聞こえてきた。私に何が起きたの…?
画面を見てみよう………。ERROR…?私は完璧なのに。
「Vee…!!起きたの…?よかった………」
「あー…うん。shelly、心配してくれてありがとう。」
「ううん、友達の危機だから、心配するのは当たり前だよ、Vee!」
私は少しドキッとした。なぜか体が暑い気がする。ショートしかけてるのかしら?
「Vee、どうしたの?顔が…真っ赤…?いや、真っ緑だよ?」
「…………え………?」
「顔が………緑………?なんで………?テレビでも風邪は引くのかしら…?」
「え?!大変、sprout、テープを……!!!」
「まずは体温計、shelly、落ち着いてくれ。体温計……Veeには効かないんだった!!!」
なんだかんだ言ってBerry Boyが1番焦ってるし落ち着いてない。格好悪。
「sprout、なんだか……焦ってるね…Veeのこと、本当は大切なんだね…!Vee、良かったね!!」
shelly、なにふざけたことを……?
「あ…はぁ……?あんたみたいなBerryに好かれるとか最悪よ!!!!」
あいつに好かれるとか最悪。好かれてなければいいんだけど。
「あれ…?Vee、顔が…元に戻ってるよ…?」
「………え……?」
shellyを見たら急激に体が熱くなってドキッとする。そして、顔が真っ緑…?になる。こんなのヴェロニカに説明されてなかった。
「あれ?!私を見たら真っ緑になってる?!」
「Vee、ちょっと来てくれ。」
気でも狂ったのか?でも私は慈悲深いから向かってやった。
「急に呼び出して、どうしたのよ。あんた気でも狂ったの?」
「違う。Vee、お前は恋してるんだ。」
「………エッ……??こっ…こここっ……恋ッ……?!」
「あぁ、そうだ。お前は恋している。shellyにな。」
sproutが呆れたように言った。普通にうざい。
「そんなワケ………あるかも。」
「shellyと遊びに行ったりランに行きたいなら素直に教えてあげろよ。」
「はぁ…?!なにその言い方!私は完璧なんだからそんなの分かってるわよ!」
「完璧、完璧、るっせぇな!お前はGlistenか?」
「…………そんな言わなくてもいいじゃない…!」
私は悲しかった…恋も、感情も、人間にできることはプログラムされてないのに。
「あっ…Vee…!」
私は怒りをあらわにし、そのまま立ち去ろうとした。
「ごめん…言いすぎた…許してくれ…」
「あぁっ…もういいよ!」
私も言いすぎたかもしれない。私が先に悪態ついてたのに…。いや、私が言いすぎたんだ。sproutは何も悪くない。
「………ごめんな……でも、俺…ゲフンゲフン………僕、cosmoとランする予定だから……じゃあね。」
sproutはランを しに行った。私は彼を呼び止めようとしたけど、足の速さ★2が★4に追いつけるわけもなく、私はスタミナが切れてしまった。
「s-sprout……!!!」
私はスタミナ切れで声が上手く出なかった。sproutはそんな私に気づかず、cosmoと笑顔で話していた。
「Vee!大丈夫?sproutになんかされた?」
「えっ…どうして?」
「sproutに呼ばれてなかなか帰ってこなかったから…」
「えっと………素直に誘え…だったよね…」
「ん?どうしたの?」
「ねぇ、shelly。博物館…………行かない………?」
「うーん…ここが博物館だから、ランに行く?」
私はとても断りたかった。私なんかがしても、足が遅すぎて絶対に死んでしまうから。
「no………」
私はか細い声で答えた。shellyを悲しませたくなかったから。
「………そっかぁ…じゃあどこに行く?」
「ランで大丈夫だよ…!」
私の表情はとてつもなく引きつっていたらしい。とびきりに笑ったつもりなんだけど…
「………無理しなくていいよ?」
好き……かもしれない人のお願いなんて断りたくなかった。
「ううん、大丈夫だよ。shelly!」
こうして私達はランするためにエレベーターに乗った。
「 あれ?!あっという間に20フロア超えちゃった!! 」
私達は笑顔で話した。だけどその時、変な音が聞こえてきた。
誰かが草むらを歩く音。そして、奇妙で宇宙のようなキラキラとした音。ストン…ストン…と石が落ちる音。これらは絶対にメインの足音だ…!!
「メインの足音……。」
「えっ……?Vee、本当……?」
「……………。」
私は黙ることしかできなかった。
「ねぇ、Vee。嘘だと言って。お願い………!」
私は身の毛…身の電源コードがよだつような思いをした。全員、私が大切に思っていたメイン達だったからだ。
「sprout…Astro…Pebble……」
私は叫びそうになった。shellyの手をぎゅっと握った。 その後、なんとかエレベーターを開けた。その時、shellyはPebbleに下半身を食べられてしまっていた。私はヒーラーじゃないから見て見ぬふりしかできなかった。
「ぁ…ぁ…………」
shellyの声がフロアに響き渡った。その時、私はshellyによって上半身と下半身が裂かれていた
「shelly……?ど…どうして……?」
私は痛みに悶えながらヘルスキットの中から包帯を出した。
「Vee」
shellyの声が聞こえた。だけど、そんな声は無視した。
「ねぇ、返事してよ。」
私は冷酷な声が聞こえて、泣きたくなった。好きな人に殺されかけたからだ。でも、回復したはいいけど、エレベーターは閉まりかけていた。
「あー……これやばいかも。」
私は走った。でも、shellyの方が足は速く、私はタピオカパンにされてしまった。………テレビだからタピオカパンじゃないや。
「shelly!やめて!!」
私は初めてshellyに怒鳴りつけた。
「グルルルル…」
彼女はまさに恐竜のようだった。shellyは理性を失っていて、私を攻撃することしか考えていないようだった。私は足が遅いから、そのまま殺されてしまった。
「shelly……どうして……?」
私が次に目を覚ましたのは背丈がキモいほど高くなっていて、急成長していた。私は自分がtwistedになったのはもう分かっていた。
「ねぇ、shelly。あの時なんで私を殺したの。」
「………なんだか……Veeじゃない気がしちゃって……。」
「なにそれ。」
私は自分を見てほしかった。version2が私の代わりにメインになって、version1の私は部屋に閉じ込められていたそうだ。
「LOOK AT ME」
私は自分を見てほしかった。私は完璧なのに子供たちは sproutや他のトゥーンばかり見ていた。「誰か私を見てくれ…。」そんなことを思ったら、トゥーンを追いかけているときや、私がみんなに注目されたいから表示させる広告では
「 LOOK AT ME」
と表示されるようになった。でも、そんな思いは届かず、嫌われるだけだった。ある日、他のtwistedメイン達と雑談していたらエレベーターが開いた。
「 shellyちゃん、今日は恐竜の服を着て来たんだね! 」
そこにはversion2とshellyがいた。私は理性が失ったかのように広告をメモリがギリギリまで消費するまで表示させた。
「何…これ?」
私はversion2を殺した。
「AH HAHAHA……VERSION2……Go away. And how does it feel to be killed by version 1??」
(日本語訳:「あははは……バージョン2……失せろ。そして、バージョン1に殺される気分はどう???」
でも、私が殺したVeeはversion1だった。どうして?確かにversion2だった。shellyは他のtwistedに殺されずに30floorへ進んで行った。
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