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1話完結物語ぃ……。
泣く準備しとけよコラァ!!
⚠️アテンション bow⚠️
※ばじふゆです
※千冬と武道が反社だった時のパロです
それでも良い方のみ,お進みください
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3秒後
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Go
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芭流覇羅との抗争,通称「血のハロウィン」
そこから数日後の出来事だった。
いつものように,集会終わりにコンビニに寄ろうと思っていた。
すると,マイキーくんに呼び止められた。
「千冬,千冬」
「?どうしたんすか?」
振り返りながら聞くと,『おいでおいで』と手招きされる。
首を傾げながら近づく。と,
「ほい,これやる」
手に一枚の写真が置かれる。
何だこれ?と思いながら見てみると……
「………場地,さん……」
そこには,幼少期の頃の場地さんが写っていた。
子猫を抱っこして,満面の笑みでいる場地さんが。
「これ,いいんすか…?マイキーくんの大事な物じゃ…」
「いーんだよ。千冬にやる。」
そう,悲しげな顔で言うマイキーくん。
声を掛けようと思ったが,先にマイキーくんから声が発せられる。
「だってその猫見てみろよ。千冬っぽくね?」
そう言われ,写真をまじまじと見る。
『千冬ぅ』
八重歯を出しながら,この写真と変わらないような顔をして笑った場地さんを思い出す。
気付いたら,涙が溢れていた。
溢れ出して,止まらない。その記憶の中に居るのは,やっぱり貴方なのか。
「マイキーくん,ありがとうございます」
そうやって,精一杯の笑顔をする。
「場地さんの写真は,出会ってから今までのしかなかったですから」
『めちゃくちゃ嬉しいっす』声にちゃんと出ていただろうか。
マイキーくんの手が,俺の頭の上に乗る。
そのまま,優しい笑顔でマイキーくんは言った。
「今度,それ持って一緒に走ろうぜ。そんでさ,俺が知らない場地の話。」
『たくさん聞かせてくれよ』そう言うマイキーくんは,何処かスッキリしたような顔をしていた。
「はいっ!」
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その数日後,一緒に走りに行って,色々なところに行った。
場地さんの優等生姿も尊敬してる,と言ったら驚かれた。
でも,笑ってた。俺もたくさん笑った。
たくさん笑って,たくさん喋って,たくさん泣いた。
(懐かしいな……)
俺は,綺咲の野郎に殺された。
まぁやり残したことはないから良いけど。
でも,心残りと言ったら,相棒を残してきちまったことだ。
「今の相棒はやべーからな」
でも,誰よりも仲間思いだった。
そんな素振りは誰にも見せなかったけど。
「それで……此処何処だ?」
そうやって辺りを見渡す。
すると,見覚えのある長髪の黒髪があった。
そこで視線が固まる。俺の,視線の先に居た人とは。
「場地,さん」
ずっと後悔してた。
あんなに近くに居たのに,助けられなかった。
場地さんを殴れないとか言って,止めることが出来なかった。
俺が場地さんを,見殺しにしたんだ。
(ねぇ,何でですか?)
何で,こんな俺にそんな優しい笑顔を向けてくれるんすか?
何で,こんな俺に向かって手を広げてくれるんすか?
何で,何で……
(こんな俺を,抱きしめてくれるんすか?)
場地さんは,あの日のまま止まっていた。
刺されて死んでしまったあの日から,変わっていなかった。
気が付けば,俺の姿も中2に戻っていた。
「場地さ,場地,さん!!」
「おう」
グッと涙が込み上げてくる。
年甲斐もなく,泣きじゃくる。まぁ,今は中2だからノーカンか。
「場地さぁぁぁぁん!!」
そんな俺の背中を,優しく摩ってくれる。
好きです,場地さん。
今みたいに俺に優しくしてくれることも。
俺のことを抱きしめてくれるこの暖かさも。
俺のことを包み込んでくれるこの体も。
「頑張ったなぁ,千冬ぅ」
「〜っ,はい!!」
全部全部,大好きです。
「来世も一緒に,ペヤング食べましょうよ」
「あぁ……,半分こ,な」
ありがとうございます,場地さん。
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〜𝓯𝓲𝓷
最後まで見てくれてありがとうございます!!
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それではばい雲