テラーノベル
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以下の文を読んでから先に進んでください。
・無断転載、拡散、コピペは全て禁止です
・似てる誰かかと思って読んでください
・全ての方に関係ございません
・この界隈はnmmnだということをしっかり自覚してください
・nmmnのルールなどを確認してから読んでください
多いと思いますが、界隈を守るためにも必要なことです。それらを守ってお楽しみください。
🍌🍆
生徒×教師
それでもいい方はどうぞ
「は?」
「だから、likeじゃなくてLoveだったんでしょ?」
「2度も言わなくていい!」
俺の目の前の先生は拍子抜けしたかと思えば、顔どころか耳まで真っ赤になって怒鳴り散らした。
なんで知っているんだと言いたげな目で、俺を睨んでくるのが愛おしい。
「だって丸わかりですもん。俺だけこうやって、放課後の居残りを許可して特別扱いしてるのも、授業中だって先生からの目線が痛くてたまりませんよ。」
事実を陳列していく度、先生の顔は青くなったり赤くなったりして、見てて面白い。
あんな睨んで、威圧的になって大人の顔をしていたのに、今ではイタズラがバレたペットのように慌てている。
好きなんですよね?と聞くと、違う!と言われるがこんなバレバレな反応で、違うと思うわけない。
「ねぇ先生、好きなら好きって言ってくださいよ。」
机に手をつけて、体をぐっと前に出す。
一気に縮まった距離に、先生が息を飲む音が聞こえた。サングラスの奥にある紫の瞳は、まるで綺麗な飴玉のようで、ベロリと舐めたくなってしまう。
喉仏を上下させて怯える先生の顔を覗き込み、このまま食っちまうぞと言わんばかりの圧をかける。
「顔近いっ!離れろ!」
「嫌です。」
「嫌ですじゃないわ!離せっ!」
バタバタと暴れて俺の胸板をグイグイと押し返してくる。そんな抵抗、痛くも痒くもない。
逃がさないように手首を掴んで、首元にあるネクタイを掴む。ふわりと香るタバコの匂いに酔いしれて、このままキスまでしたかったが本気で怒られそうなのでやめた。
「言ってくれるまで離しませんよ。おんりーの未来のためとかリスクなんだどうでもいいです。俺は、先生の本心が知りたい。貴方の口から、思いを聞きたいんです。」
「っ…クソガキ!」
珍しく先生の罵倒する声が聞けた。
距離が近くて、お互いの息がかかる。
数分がたった後観念したのか、うーうーと呻いたあと、俺から顔を逸らして口を開いた。
「好きだよ…」
ぶっきらぼうに放った言葉は、今にでも消え入りそうなほど小さかった。しかしその小さな一言でも俺の心臓は分かりやすく跳ねた。
嬉しい、嬉しい!やっと先生から言って貰えた!
「じゃあ、俺と付き合ってくださいっ!」
この言葉が消えないように、必死に畳み掛けた。しかし、手を払われて拒否の言葉しか出てこない。
「それはダメ…!」
「お互い好きってわかったのに?」
「ダメなものはダメなの!さっきも言ったじゃん、教師と生徒の関係で…」
「またそれですか!?」
語気を強める俺に、先生はどこか怯えたような、しかし悲しそうな目を向けた。
「そうだよ!立場も、世間体もある!だけど、1番はそこじゃないんだよっ…」
先生の悲痛な叫び声が、研究室に響く。
「俺はさ、もうおっさんなんだよ…おんりーみたいな若い子じゃないからさぁ、付き合ったのはいいけどそのまま飽きられたり捨てられたりしたらっ、どうやって立ち直ればいいのか、どうやってまた1人が寂しくならない方法が分からないんだよぉ…っ!」
先生の紫の目から、涙がホロホロと溢󠄀れ落ちる。
場違いな発言だが、思わず綺麗だと思ってしまった。涙で濡れる先生の頬に手を伸ばし、指でそっと払う。開き直ったのか、抵抗はされなかった。
「可愛い人。」
思わず本音が飛び出てしまった。
大人の余裕なんて嘘っぱちで、この人はただ、俺に捨てられることや幸せのそのあとが怖くて、傷つくことから逃げていただけだったのだ。
愛おしさで胸がはち切れそうになる。
この人を不安にさせる全てのものから保護して、俺の腕の中に閉じ込めてしまいたかった。
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