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⚔視点。
「おれ、すき な ひと できた んすよね //」
頭 が その 言葉 を 受け入れず、喉 から かひゅっと 音 が する。
寒空 の 下。ぼく は 普段 は よく 回る 頭 が 上手く 回らない こと に 焦り を 感じながら も 彼 の “親友”、彼 の “相方” と して 普段 通り に 想い人 に 接する。
「…… へぇ、良かった じゃない ですか。おめでとう ございます。」
あぁ。よかった。ほんとう に、よかった。
…… これ で、よかった。
そう 言い聞かせる こと しか、今 の 僕 には できなかった。
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バタン、と 自室 の ドア が 閉じる 音 が する。
その音 が 鳴った 瞬間、足 が 使い物 に ならなくなり、その場 に 座り込んで しまう。
せっかく、久しぶり に 二人きり で 出かける から、ぼく なり に 色々 頑張った のに。
「…… あ~あ。ぼく らしく ない なぁ。」
そうやって 開き直ってみた って、傷 に 塩 を 塗る だけ だと わかって いる のに。
「…… なんで」
如何して。一体 なんで。
がっくん の 好きな人 と、ぼく。どっち の 方 が スペック が 高い ?
ぼく ほど 君 と 仲 は いい ? ぼく ほど 料理 は できる ? ぼく ほど がっくん の こと を 理解 している ? …… ぼく ほど、がっくん の こと 好いてる ?
「…… ねぇ。」
この場 に 彼 が 居ない の だから、返事 が 返って こない こと なんて わかりきっている のに。
「…… ぁ、ッ (ポロッ」
あぁ、そっかぁ。
ぼく、くやしい んだ。
さみしい んだ。
かなしい んだ。
くるしい んだ。
「…… だって ッ (ポロッ」
だって、貴方 が いない から。
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「あ .ᐟ.ᐟ とぉや さん .ᐟ.ᐟ(パァッ」
…… さいあく だ。
泣きじゃくって しばらく して、気分転換 に アイス でも 買い に 行こう と 思ったのが いけなかった。
「さっき ぶり っすねぇ ッ .ᐟ.ᐟ コンビニ か どっか 行く ん すか ? おれ も 一緒 に ……」
「ねぇ。」
彼 の 話 を 遮る。今 は、それより も 聞きたい こと が ある から。
「…… がっくん の 好きな 人 ってさ、料理 得意 ?」
「…… へ ? な、なんすか 突然 ? まぁ …… 得意 っすね .ᐟ.ᐟ あの人 の 作る カレー とか ちょ~ おいしぃ んっすよ .ᐟ.ᐟ (キラキラッ」
「…… ぼく と、どっち が 得意 ?」
「へ、…… えぇと ……」
「なぁ。」
僕 じゃ だめ なの かよ。
涙 が こぼれ 落ちる。
「ッ へ !?!? え ッ …… え !?!?」
「うるさい。声 でかい バカ。(グズッ」
「いや だって とやさん 泣い …… いや まって それ ってさ .ᐟ.ᐟ.ᐟ」
すっと 僕 の 耳元 に 口 を 寄せる。
「…… かんちがい、しても いぃ ? (ボソッ」
「ッッ !?!? へ …… あの …… !?!? /// (バッ」
「いや~ あのぉ~ …… ね、俺 の 好きな 人 ……」
とぉやさん、なんす よねぇ、//
「…… は、//」
「…… んね、とぉやさん。」
…… 俺 と 付き合って ください。
「…… 当たり前 じゃん。」
だって、貴方 が 好き だから。