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僅かな気負いと緊張を押し隠し、俺は会議室のドアを開いた。
俺の後ろに付いて、そのまま室内に入り、空調を整備した中田が何とも言わずに下座の椅子を引き、向かいの席を示した。
毎度のことながら、徹底した礼儀と清廉さには頭が下がる。
俺は有難く勧められた席に着き、一呼吸置いた。
いつもなら場の空気を改め、仕切り導くのは瑞希の仕事だが、生憎とここには俺と中田しか居ない。
目の前に座る女性は、ただ静かに俺の第一声を待っていた。
ふ、と目尻を下げ、ようやく喉を開いた。
「……こうして二人で仕事をするのは初めてだな」
口にしてみて、じわり、と、実感が湧いた。
新鮮だ、と暗に伝えた俺に、中田は深々とお辞儀を返してくる。
「微力ですが、精一杯頑張ります。どうぞよろしくお願いします」
座ったままの姿勢にもかかわらず、美しい直角さだった。
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