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ども!
宵美夜です✨️
注意事項は、𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆 0 をご覧下さい。
それでは、いってらっしゃい!
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𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆_4 【兄】
🎼📢𝐬𝐢𝐝𝐞
季節は今と同じ。
夏の合図がする、 7月。
俺は、母さんの膝に乗せられて、
難しい顔をした医者と、
悲しい顔をした兄貴を 見ていた。
🎼📢「にいちゃん、なんでないてるの?」
📢兄「……いや、なんでもないよッ」
そう話したあと、家に帰った。
でも、そこには、兄貴の姿はなかった。
🎼📢「……にいちゃん、どこ」
🎼📢「にいちゃん!!」
泣きわめいた俺を、母さんがなだめてくれたけど、
それでも、兄貴のいない家は、 寂しかった。
それからしばらくして、俺は母さんの腕の中で兄貴と会った。
前よりも随分痩せていて、いつもの明るさがないような気がした。
それは、小さい俺でも分かるほどだった。
🎼📢「にいちゃん、げんきない?」
📢兄「ううん、元気だよ」
📢兄「……ほら、こうやって…! 」
その瞬間、兄貴が俺を持ち上げた。
久しぶりの兄貴の温かさで安心感があった。
📢兄「っと、」
📢兄「いるま大きくなったな」
📢兄「兄ちゃん、びっくりした」
🎼📢「……えへへ」
この時からもう既に、
兄貴の病気は進行していたと、
あとから母さんに聞いた。
兄貴は、脳梗塞 (のうこうそく)だった。
若者でなる人は稀で、若くしてかかると、
治療を続ければ治る確率はあるはずだった。
でも兄貴は、治療をしない選択肢をした。
あとから聞いた話では、俺のためだったらしい。
俺が少しでも普通の、いつも通りの兄貴の姿を見られるように、
兄貴なりに考えた結果だった。
🎼📢「じゃあにいちゃん、またあした!」
📢兄「おう、また明日」
📢兄「……いるま、おまえはすごい子だよ」
🎼📢「ありがとう!またね!」
そう言ってまた会えると思っていた俺は、
本当に幼かったなと、今になって思う。
次の日。
🎼📢「にいちゃん、きたよー……」
🎼📢「……にいちゃん?」
病室の扉を開けると、そこは空っぽだった。
今まであった兄貴の、
📢兄「いるま、元気か?」
この声がない。
ふと横を見ると、母さんが泣いていた。
🎼📢「……おかあさん、にいちゃんは?」
📢母「るいは……お兄ちゃんはお空に行ったのよ」
その時俺は、やっとわかった。
兄貴は、亡くなった んだと。
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📢兄「また明日な」
そう交わした言葉を最期に。
もう会うことはない。
兄貴は、孤独の中、俺だけのために、
命の灯りを絶った。
たった1人の弟を置いていって。
_________
だから、今は。
今だけは。
🎼📢「なつを、独りにしない。」
_________
おかえりなさい✨️
【新登場人物】
📢兄:柴崎るい
いるまの兄。
いるまのために自分を犠牲にするほど、
弟が好きだった。
若くして、脳梗塞で亡くなる。
物語の感想、大歓迎です‼️
コメントしてくださいっ!
それでは、おつよい~!
コメント
1件
わあ……第5話、読み終わりました。いるまくんの過去がこんなに重くて優しいものだったなんて。お兄ちゃんが「また明日」って言ったのに、それが最期になったのが本当に切なくて胸がぎゅっとなりました。でも、お兄ちゃんがいるまくんのために“普通の兄”でいようとした強さが伝わってきて、だからこそ今のいるまくんが「なつを独りにしない」って誓う気持ちが深く響きました。とても素敵なエピソードでした🌷