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始まりはそう、ほんのちょっとした好奇心だった。というのも母親に、「あんたそろそろ働いたら?」に一言だった。ちなみに私は、「鈴谷天城」19歳ちなみに職業は自宅警備隊、いわゆるニートである。性別は、俗に言う女らしい。
話を戻すと、私はひょんなことからバイトを探していた。意外と早く仕事にありつくことはできた。そう、ピザ屋の配達の仕事である。最初の2か月は順調に仕事も進んでいた。しかし3か月目の7月29日に事件は起きた。その日も何ら変わらない仕事になるはずだった。いつもと同じ指定された場所にピザを届ける簡単な仕事のはずだった。なぜかというと、指定された場所にあったのは、おそらく注文をした人であろう亡骸と、その犯人であろうガラの悪い集団だった。私はとっさに察した。「これ、これぜったいまずいやつだーーー!」と私はお店の配達スクーターのショボい2気筒エンジンをこれでもかというほどにぶん回して逃げようとした。逃げようとしたのだが。言い方が悪いがホンダの二気筒エンジンと追手の1NZ-FEじゃエンジンの格が違う。案の定追いつかれた。「ヒぃ」と声にならない悲鳴を上げる。しかし声は届かず相手は窓を下すなりショットガンを発射した。そこで記憶は途切れている。次に目が覚めたのは、病院のベットの上だった。それから私を打った連中はもれなく全員お縄についたらしい。私は、それからしばらく入院することになった。しかし神様は何を思ったのか、いや何も思っていなかったのだろう、それはのちの私が目の当たりにするのだから。入院三日目そう3日目だこの日にあの忌まわしい事件は起きた。そうこの病院が爆破されたのだ。どうやら、その病院に通っていたある娘さんが手術の失敗により死んでしまいそれに怒り心頭の兄と娘さんの彼氏さんが病院を爆破したらしいなんとばかばかしく、図々しく、マニフェストディスティニーな考え方だ!と思う暇もなく私の体は、跡形もなく吹っ飛んだ。しかし意外にも最後の思考は「あ、これ死んだわ」という何ともあっさりしたものであった。
次に目覚めたとき周りはぼやけていてよくわからなかったが一番最初に思ったのは「あれここ天国?」だった。そしてそこには、正に女神と呼ぶにふさわしい美しい女性が椅子に座っていた。そして目線が会うなり「あなたは死にました」と何とも、ド直球で、そんなことは一番自分が理解してるよ!という内容であった。そして「しかし特別にあなたを別の世界に転生させてあげましょう」という俗に言う転生だ。「そして貴方には転生先の世界観、自分の能力と容姿、その他各種詳細設定を決めることができます」と女神は言う。そこで私は、「世界観は、あと魔法が欲しいです。あと建物の外見は中世ヨーロッパがいいです!あと地域によっては、アジアの建物なんかもほしいです!あと車と銃器類が欲しいです!」すがすがしいまでに答えた。すると女神は、「世界観は了解しました。しかし、車と銃器はなぜですか?」と首をかしげている。「車は趣味と移動に、銃器は、趣味と武器として。」そう、大半は、趣味である。しかしそれと同時に、ちゃんとした理由もある。「世界観は理解いたしました。それでは次に容姿の希望をお願いします。」私は、悩みに悩んだ。その結果「容姿はキツネの耳と尻尾でお願いします。能力は、自分に対して有害であると思った攻撃を任意のタイミングですべて無効化するってのでお願いします。」すると女神は「すみませんさすがにキャパオーバーです。何か制限を設けてくれませんか?」と申し訳なさそうに頼んできた。しかし私には考えがあった。「うーんそれだったら摩擦の起きる攻撃のみとかでお願いします。」と頼んだすると女神は、優しく微笑んで「はい、分かりました。これなら何とかなりそうです」と言った。ちなみに私は、この展開にずっとワクワクしていた。「それでは行ってらっしゃい」と女神が言った瞬間とてつもない眠気に襲われた。眠りにつきつつある頭の中は、転生先のことでいっぱいであった。