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Jinto side
名前なんてただの記号だと思っていたのに、彼が呼ぶと形を持ったような気がした
「はやちゃん」と居るのは心地よい
父親は寡黙でどこか変わった人で僕にあまり興味がない
母親は僕がなにをしても誉めてくれることはなくて、いつも的確な改善点を提示される
2人のことは嫌いではない
尊敬してる
でも、自分の家なのにどこか安心出来る場所ではなかった
はやちゃんはそんな僕にとって居場所になった
はやちゃんはいつでも僕を受け止めてくれる
僕のつまらない話にも笑ってくれる
こんな僕に、話しかけてくれる
それだけで心が温かくなった
僕の思いは膨れ上がるばかりで
でも、絶対に言わない
知られない
ずっとこのままでいたかった
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