紫side
うーん…どうしようかな、この状況…。「やだやだっ!絶対やだっ!」「ん〜、桃くん何がやなの?」「風呂までついてくんなぁ!」「だって…絶対その身体じゃ無理だよね、」「いや!1人で入れる!」「じゃあ、動いてみなよ?」「…っ、分かった。」スタ…スタ。「桃くん、手すり使わないで歩かないと。」「…ん。」スタッ。「いっ…!」「ほらね、いったじゃぁん。ほら、もう連れてくからね。」ヒョイスタスタスタ。「〜ぅ…///」ようやく、観念したみたい。そしたら…「もういい!もういいから!洗える!」背中を洗い終わって、前に差し掛かろうとしたとき、桃くんはいきなりそう言った。「…ええ〜、絶対洗えなくない…?だって、腕とかプルプルしてんじゃん、」「…〜っ!年上のプライドなのっ!」「分かった分かった、はいどうぞ。」…桃くんの体を見るとすごい痣とかがある。誰かにやられたんだろうな。なんて思ってると、「紫さん、そんなに俺の体が気になるのぉ〜w?」ってニマニマした顔で言ってきた。「いや?ただ見てただけ〜、ていうか、紫でいいよ?」「ん〜、紫ーくんがいい!」「紫ーくん?んふっw分かった。」桃くんとの距離が縮まった気がするなぁ〜なんて思った。「…ん、終わった。」「はい、じゃあ流しまーす!」流し終わり。「桃くん、湯船浸かる?」「ううん、いい。」「は〜い、じゃあ運びま〜す!」体を拭き終わって着替えさせ終わった。寝室に運んでおやすみ、と言いかけたとき、「待って、紫ーくんはどこで寝るの?」と尋ねてきた。「ん〜ソファーかな?」というと、焦った顔して「普通逆でしょ!」って言ってた。色々、言い争いをして、じゃあ、一緒に寝ようということになった。
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