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zm視点
現場に着くと俺はまず、トラゾーさんを探した
赤が多い中、緑を発見した
俺はそこに慌てて駆け寄り、声を掛ける
「トラゾーさん!」
tr「ゾムさん!来てくれたんですね!」
「はい!大丈夫ですか?」
tr「シャオロンさんとコネシマさんも来てくれたのである程度は巻き返してきてるんですが、数が多くて」
「なるほど、分かりました、俺も行ってきます!」
tr「あっ!ちょっと待って!」
走っていこうとした俺をトラゾーさんは呼び止めた
tr「出来ればこれを付けといて、日常国側の指示が聞こえるから」
そう言って投げてきたのはインカム
落とさないように、壊さないようにキャッチした
「分かりました!付けときます!」
tr「では、気をつけてくださいね!」
それだけ、交わして俺はシャオロン達を探した
少し探すとニットキャップと金髪が見えた
恐らく、、、確実にあの二人だろう
(背後から行って驚かしたろw)
俺は気配を殺し、2人の死角に入った
そして
「わっ!!」
sho「うわぁ!」
kn「なんや!?」
2人とも、敵を忘れて俺に武器を向けてきた
「んっふふふw」
kn「なんや、ゾムか」
sho「驚かすなやお前!斬りかかるとこやったわ!」
「ごめんごめん、ほら敵倒さんと」
さっきのやり取りの間に囲まれてしまったようだ
sho「後で飯おごれよ!」
「しゃーないな!いっぱい食わしたるわ!」
kn「いっぱいはいらんで、、、」
会話もほどほどに、俺達は敵を斬っていく
俺が持ってきたのは、、ナイフを数本と爆弾
敵の攻撃を片手でいなし、タイミングを見る
いなした時に、出来た隙を見逃さず、もう片方の手で急所に刺す
こういう時、両利きで良かったと思う
今度は2人で襲いかかってきた
流石に片手じゃ無理だが、避けるのは容易い
2人が一斉に攻撃して来るのを下がって避ければ2人はお互いを刺し合い、両方倒れた
それでも、敵が減る気配は無い
仕方なく、爆弾を投げようとした時、声が聞こえた
kr【ぺいんと、我々国の人達に協力してもらってる?】
何故わざわざ確認するのか、意味が分からなかった
とりあえず、持っている爆弾を投げておいて、目の前の敵を斬りながら話に耳を傾ける
pi【すみませんクロノアさん、でも今回は流石に無理ですよ】
kr【そっか、分かった、、、1回トラゾー撤退できる?】
tr【俺ですか?え〜と】
(困ってはんな、、、)
「俺達は大丈夫です!守ってみせます!」
精一杯の大声で叫ぶ
聞こえていてくれ!
kn「せや!気にせんで下さい!」
sho「舐めないでくださいよ!」
tn「俺達も強いんで、いけます!」
シャオロンとコネシマも叫ぶ
いつの間にかトントンも来ていたようだ
tr【撤退できますが、今だったら押し切れますよ】
kr【お願い、撤退して】
tr【でも、】
(あぁ、もう行ったらええのに)
俺が、トラゾーさんに再びを声をかけようとした時、衝撃的な事が聞こえた
kr【総統命令だよ、撤退して】
え?総統命令?
脳が理解するのに時間がかかる
総統はぺいんとさんなんじゃ、、、嘘?
なんで?どういうこと?
疑問は解消出来ない
tr【命令なら、、、】
トラゾーさんは従って、本拠地に帰るようだ
tr「すみません、任せますね」
sho「大丈夫ですって!」
kn「信じてください!」
tn「こんなんでは死にませんよ!」
「、、、行ってください!」
俺らが言うと、トラゾーさんは本拠地に向かった
俺は少し、置いてけぼりになっています