【セラフィナイト】
「それでは、幹部の方針を説明する。」
私達幹部は、この悪夢から国を解放することが目的である。
原因は主に“魔物“と考えているらしいが、あたしはそうは思わない。
きっと、魔王や怪盗団などが関わっているだろう。
とあたしは思っているが…
「みんなどう思う?」
「魔王、怪盗団…関わってると思う?」
と付け足す。
「私もそう思っていたんだ。」
とレイドが言った。
「とても昔のことだが、ある村で魔物が元とみられる火災があってな…」
「妙に強かったんだ…皮膚が鉄のような硬さだった。」
「ふ〜ん…」
[皮膚が鉄のような硬さ]、ね…
メモるべく、紙とペンをだそうと思ったが…
そういえば、急に王女に呼ばれて
何も持たずに来たんだった…
くっっ…このバカ王女め…
と思い、バカ王女に目線を送ったが、
なんのことか分からないようだ…
なんでこういうときだけ察しが
悪いんだ…
っと危ない…自分語りになってしまう
ところだった…
「私がメモとっとくからいいよ。」
と天使のような赤髪…じゃなかった…
ミルが言ってくれた。
「あ“りがどう…(泣)」
「はいはい…話、進めてくれる?」
「はい…」
ボスなのに怒られちった…
「えぇっと…どこまで話したっけ…?」
「スゥーーーー⤴️⤴️」
「ちょっと、それ貸しなさい…」
と、黒いファイルを持っていかれた。
「…ごめんなざい“…(泣)」
「だから…泣かないッッッ!!」
「はいっ…(泣)」
やばい…マジで泣けてきた…
「あ〜あ…ミルがテルルちゃん泣かしてる〜」
(ユイ)
「いっけないんだ〜」
(レオ)
「あっはっはっはっはっ笑」
(レイド)
「あーもう…簡潔に終わらせるからね?!」
(ミル)
幹部会議 前編 完
コメント
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ふっ、やはり最推し(れいちゃ)は今日も可愛い みんなかわいいので最高